オニグルミの実

2021年9月お彼岸の少し前、工房の敷地に植えたオニグルミの実が落ちてきました。
オニグルミの実は、ちょうど梅の実ぐらいの大きさですが、実は木に付いている状態で、果肉が真っ黒になって、ほとんど腐ったようになって落ちてきます。
果肉の中は、梅の実の種ような、クルミの固い殻の種で、割ると食べられる部分が出てきます。これを砕いて絞るとクルミオイルも取れます。
最近、器やトレイの製作のための素材としてオニグルミの木をよく使っています。
工房の敷地のオニグルミの木を材料として生かすまでには至りませんが、素材として使用する木の成長過程を、日々見届けながら製作することは、木を単なる素材として扱うだけでなく、命ある素材を大切に生かすことへの思いを感じます。
工房の敷地には、器製作によく使うシバ栗の木もあり、これは自然に木が増えてきて、木も太くなってきたので、いつか素材として使ってみたいと思います。

2021年9月の工房Open

毎月、第3土曜、日曜、月曜の3日間、工房ギャラリーをOpenしています。(お休みをいただく月もありますので、ホームページでご確認ください)
2021年9月の工房Openは、9月18日(土)、19日(日)、20日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
工房のある兵庫県は、相変わらずの緊急事態宣言下ではありますが、郊外の静かな工房で、ゆるく工房Openしたいと思います。
日頃製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
趣味の古道具販売は、特に古布、竹かご類が充実しています。
工房は、栗の季節を迎えました。工房の敷地に自生するシバ栗の実も大きくなり、秋めいてきました。
9月の工房へお気軽にお立ち寄りください。
なお、来月10月の工房定期Open日は、お休みさせていただきます。

 

2021年栗の収穫

2021年の栗の収穫が始まりました。
工房の敷地内には、4種類の栗の木があって、そのうちの早生品種の「丹沢」の栗の収穫が始まりました。早生品種と言うだけあって、8月の下旬から栗の実が沢山落ち始めました。
昨年は、イガが開かないような、未成熟な感じのイガ栗が沢山落ちてきて、収穫が良くなかったのですが、今年は順調に収穫出来ています。
ただ、なんと今年は、落ちた栗を猪が、夜中に食べにくるようになってしまいました。痛い栗のイガをものともせず、食い散らかす猪には、困ったものです。
そんな対策として、木の下にネットをぶら下げて、落ちたイガ栗をすべてネットで受け止めることにしました。
ぶら下げたネットのおかげで、なんとか猪に食べられずに済んでいますが、ネットの栗を集めて収穫と言う、栗拾いの風情が感じられない、いささか寂しい雰囲気です。
そして、さっそくに栗ご飯をいただき、仕事場で栗の木を彫る、栗三昧の日々を送っています。
ざっくり彫った栗の木の鉢にイガ栗を入れてみました。

 

2021年の暑中お見舞い

2021年 暑中お見舞い申し上げます。
ここ数日、工房内の温度計が30度を超える暑い日々が続いています。
小さな林に囲まれ、野池に面した工房には、野池を渡ってくる風が心地よく、この風のおかげで、暑い工房で仕事を続けることができます。
とは言っても、風のない日もあり、さすがにそんな日は扇風機に頼っていますので、自然環境だけで、暑さを乗り切ることができないのが現実です。
今年は、例年になくセミの多い年のようです。木にとまっているセミの数がすごく多く、朝から順にいろんな種類のセミが、にぎやかに鳴いています。
ニイニイゼミ、アブラゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシと、セミ好きの方がおられたら、なかなか楽しいところです。
小さな林の工房ですが、多様な自然の表情を感じながら仕事ができることは、嬉しいことです。

 

工房の林のキノコ

2021年の梅雨末期の工房は、毎日雷雨の続く不安定な日々です。
おかげで、工房の敷地はたっぷり水を含んで、至る所からキノコが生えてきました。
大きなキノコも生えてきて、これが食べられるとどんなにいいだろうかと思うのですが、名前も判らず、もちろん食べる勇気もなく、悩ましい気分です。
山のキノコを採って来ては、いろいろ食べていると言うO氏にも見てもらいましたが、食べられるキノコかは判然とせず。
コナラとシバグリの木の、庭のような小さな林に、いろいろなキノコが生えてくると言う、自然の営みがあることが妙に嬉しくなります。
食べられるキノコでなくても、キノコの生えている風景は、ちょっと童話の世界のような雰囲気で、なかなかいいものです。

2021年豪雨の七夕

2021年の7月7日、今日は七夕ですが、朝から豪雨の空模様。
工房のある近畿地方は、例年よりかなり早く梅雨入りしたこともあって、少しは早く梅雨明けするのではないかと、勝手な観測をしていましたが、今もって雨ばかりの日々です。
各地では、豪雨による被害も発生しており、一日も早い人命の救助と、災害の復旧を願うばかりです。
工房も朝から豪雨に見舞われ、敷地は水浸し、許容量を超えた雨樋から滝のように雨水が降っています。
とは言っても梅雨の時期の見慣れた光景で、この鬱陶しい日々も、毎年の季節の姿ととらえて、たいして気にもせず仕事をする日々です。
こうしてみると日本の四季は、なんと変化に富んでドラマチックなことかと思います。最近は、地球温暖化による影響のせいか、その変化が急激なことが気になりますが、人間が地球と言う自然と寄り添って生きるという事は、その変化にあらがうことなく、馴染んでいくしかないのだろうと思います。

工房をつつくもの

最近、工房で仕事をしていると、特定の場所からビリビリビリとか、ブルブルブルと言った振動音が聞こえてきます。
いつも工房の屋根で暴れまわっているカラスの音とは、ちょっと違う様子。
なかなかその音の正体をつかめなかったのですが、やっとその正体を写真に収めることができました。
音の正体は、キツツキの仲間コゲラが、工房のガラス窓の仕切りの柱をつついていたのでした。コゲラは、混群と言って、シジュウカラやヒガラなどと一緒に群れで行動していて、時々その群れと一緒に工房の小さな林にやって来て、朽ちた木などをつつく音が聞こえるのですが、単独で、工房の柱をつつくコゲラに出会ったのは初めてです。
工房の建物自体、廃材で出来ているので、柱の中に虫などがいるのかもしれませんが、それにしても、あまり餌など得られそうにない、柱を度々につついている変な奴がいるものだと思います。
工房のある場所は、森林でもない、水田の一角の雑木の生えたところと言ったところですが、こんなところにも、いろいろな野鳥がやって来て、楽しませてくれます。
最近、どうもぐうたら仕事をしている工房の主を、からかっているのかもしれませんね。

2021年初夏の収穫

梅雨の晴れ間とは言え、初夏を感じる気温の上昇に、体がなかなか慣れない日々。
今日は、工房の隣の畑でジャガイモの収穫。
今年は、メークインだけですが、収穫はまずますで、かたちのいいイモが収穫できました。
これから、徐々に夏野菜の季節を迎えます。今年はどんな恵みをもたらしてくれるか楽しみです。
工房の敷地に植えた桑の木が、今年はたくさん実をつけました。昨年は、小さな実が多く収穫量が少なかっただけに、今年は思いがけず、沢山の収穫ができそうです。
桑の実は、独特のコクのあるうま味のある実で、夏にはぴったりのジャムや飲み物にすることができます。
自分で食べる野菜や木の実を自分で収穫、ささやかながら自然を味わうことの喜びを感じます。

 

梅雨の晴れ間の畑仕事

早々と梅雨入りした近畿地方ですが、久しぶりの梅雨の晴れ間に畑仕事。
工房の隣にお借りしている畑は、およそ300㎡あり、今年も夏野菜をいろいろ植えています。
ゴールデンウイークごろに植え付けた、キュウリやインゲン豆などの蔓系の野菜が伸び始め、
野菜の垣をつくることに。
友達に不要になった稲木の脚をもらい、近所の竹やぶで取ってきた竹を組み合わせて、野菜の垣を作ります。
この野菜の垣作りは、いろいろ作り手の個性が見て取れます。私の垣は、いささか大雑把で、丈夫さだけが取り柄。もの作りを仕事にしているのですが、恥ずかしながらその本質が野菜の垣にしっかり現れるようです。
近所の畑を見ていると、非常にきれいで、端正な垣があったりして、作り手の器用さや、几帳面さがよく判ります。最近は獣害除けのネットや柵が加わってくるので、増々畑仕事が工作的になって、その出来栄えが目をひくことになり、我が家のレベルの低さが目立ちます。
自然素材を使ったものづくりで暮らすことを目指した生活ですが、畑仕事は、ささやかな自然に寄り添ったスロウな生活に、潤いをもたらしてくれる大切な生活の一部です。

 

2021年の梅雨入り

工房のある近畿地方が、今日梅雨入りしました。
今年、2021年の近畿地方の梅雨入りは、観測史上最早とかで、例年より20日以上も早く梅雨入りしました。
4月上旬から始めた、工房の外壁工事もちょうど終わり、工房は全面、焼杉板が張られ、引き締まった表情に変わりました。
例年、梅雨から台風の時期にかけて、工房の劣化した土壁の外壁から、雨水がしみ込んで、内壁が滝のように、浸水することがあり、いつもひやひやしていたのですが、焼杉板を張ったおかげで、この心配から解放されることになりました。
これで、工房の建物も小さな雑木林の一員として、当分佇み続けることができるような気がします。
ところで今年は、ツバメの姿をあまり見かけません。例年だと、春の空を軽やかく舞うツバメの姿をよく見かけるのですが、今年は非常に少なく感じます。例年より異常に早い梅雨入り、大陸を横断するツバメ達も、特異な地球の気象の変化を感じているのかもしれません。