片口を彫る

久しぶりに片口を彫りました。
片口を作るのは好きなのですが、肩こりがひどくなると、片口のような口径が小さくて深い彫り作業を、どうしても避けたくなって、最近は片口を彫ってなかったのですが、2月のグループ展に向けて彫りました。
栃の木で細身で深い片口を、栗の木で浅めでころんとした片口を彫りました。
木の片口は、陶器のものに比べ、軽くて保温性があるので、何かと使いやすいのではないかと思います。
ほとんどフリーハンドですが、手に馴染む柔らかいかたちにしています。
拭き漆塗りで仕上げます。

2024年1月19日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

お椀を彫る

久しぶりに、栗の木のお椀を彫りました。
肩こりがひどくなると、お椀などの深い彫りの器の製作を、自然と避けるようになっていましたが、来月、グループ展も予定しているので、久しぶりに頑張ってお椀を彫りました。
私なりに使いやすいサイズと形状を考えた、定番のお椀です。
口径は11センチ、高さは6.5センチに緩やかな高台を付けています。
口径は、少し小さめですが、その分片手でも持ちやすくなります。
小さく感じますが、少し深めのお椀になっていますので、容量的にも量は入ると思います。
木工ろくろを使用せず、手彫りなので、形状は少々いびつですが、持った感じも、口当たりも、時々の感触が違って面白いのではないかと、勝手に思っています。
拭き漆塗りで仕上げます。

2024年1月11日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

隅切り盆の製作

2023年の暮れも押し迫り、隅切り盆を彫りました。
2.5センチ厚の栗の板を彫った32×32センチの隅切り盆です。
私の作るものは、指物的なものではなく、ほとんどざっくりと丸のみで彫り上げています。
これから漆を塗って仕上げます。
年内の納品に向けて製作していましたが、間に合わず、お客様には申し訳なく思います。

2023年12月29日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

カトラリーを作る

年末になると、こまごました作品の製作が増えるとと書きましたが、相変わらず小さなカトラリーを製作しています。
特に年末用と言うことはないのですが、既存のお取り引きからご注文をいただいた分の製作が、なかなか捗らず、歳も押し迫って、カトラリーをせっせと作っていると言う状況です。
こまごましたものを沢山つくると、どうも落ち着かず、年の瀬の慌ただしさを感じます。
カトラリー作りは、どうも苦手で、自分ではあまり自信はないのですが、こんなカトラリーでもご注文をいただけることに感謝して、作らせていただいています。
これからは、もっと計画的に仕事をして、年末はどっしりと構えて、1年の集大成となるような作品作りをしたいものです。

2023年12月23日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

小物作品の製作

毎年、年末になると増えるのが、豆皿や小鉢などの小物作品の製作。
小さな器は、注文いただく数も多くなるので、ひたすら同じものを作り続ける日々が多くなります。
沢山ご注文いただけることは、とてもありがたいことですが、ちょっと単調で、いかにモチベーションを維持しながら、質を落とさないようにするかが課題です。
最近は、音の良いブルートゥーススピーカーを購入して、スマホの音楽アプリで、あらゆるジャンルの音楽を聴きながら仕事をしています。
以前は、手持ちのCDを繰り返して聴いたり、FM放送を聴いたりしていましたが、段々それも飽きてしまうので、スマホの音楽アプリはとても便利です。
時には、音楽以外に英会話学習、落語、小説の朗読などなど何でも聴けるので、便利な時代になりました。
早く小物作品の製作を終えて、フリー製作に入りたいなと思います。

2023年12月6日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

寄物陳思 冬じたく展にて

今日は、2023年11月21日から26日に、兵庫県姫路市の姫路市書写の里・美術工芸館内 交流庵で開催されている、お茶会にまつわる展示会「寄物陳思 冬じたく」に行ってきました。
書写の里・美術工芸館 交流庵は、竹林に囲まれた大変趣ある場所で、この度の展示会にぴったりの場所でした。
いろいな素材の作家により、それぞれの解釈と技法で表現されたお茶道具は、とても見ごたえのある作品展でした。
展示会は、11月26日までです。
ぜひ機会がございましたら展示会にお越しください。

期間 2023年11月21日(火)~26日(日)  休み 24日(金)
10:30~16:30(初日は13:00から、最終日は15:00まで)
会場 姫路市書写の里・美術工芸館内 交流庵  兵庫県姫路市書写1223番地

茶道具の納品

2023年11月21日から26日に、兵庫県姫路市の姫路市書写の里・美術工芸館内 交流庵で開催される、お茶会にまつわる展示会「寄物陳思 冬じたく」に出品するお茶道具を、主催されておられる「ギャラリーとーく」へ納品してきました。
ギャラリーのオーナーさんは、茶道と布仕事に精通されておられる方で、今年、国宝や重要文化財の工芸品などを収蔵されておられる藤田美術館が企画された、掌茶箱と道具の仕覆の製作に関する仕事を担当され、苦労されて収められたその充実した思いを繋いで、この度の展示会「寄物陳思」を企画されたそうです。
私は、茶道具や茶箱のことをいろいろ教えていただきながら、茶道具を製作させていただきました。
ギャラリーにお持ちして、作った茶箱に、オーナーさんがお持ちのいろんな道具を、箱に収めてみながら、あれがいい、これがいいと楽しい時間を過ごさせていただきました。
私は、小さな茶箱にいかに茶道の世界観を楽しく収めるかと言う、茶箱遊びの魅力にすっかり魅せられました。
ぜひ機会がございましたら11月21日からの展示会にお越しください。

期間 2023年11月21日(火)~26日(日)  休み 24日(金)
10:30~16:30(初日は13:00から、最終日は15:00まで)
会場 姫路市書写の里・美術工芸館内 交流庵  兵庫県姫路市書写1223番地

茶箱と茶道具を作る

2023年11月21日から26日に、兵庫県姫路市の姫路市書写の里・美術工芸館内 交流庵で開催される、お茶会にまつわる展示会「寄物陳思」展に出品するお茶道具を作りました。
「寄物陳思」展は、いろいろな素材で製作している作家が、それぞれの解釈や個性で作られた茶道具を持ち寄っての展示会となります。
もちろんお茶会も開催されます。
私が製作したひとつは、「茶箱あそびのすすめ」のテーマに沿って、栗の木を刳り抜いて作った茶箱。
主催される「ギャラリーとーく」のオーナーさんのご希望で、栗の木を彫って、無塗装で仕上げた利休形のコンパクトな茶箱。縦18.5㎝、横16㎝、高さ12.5㎝。箱の深さは10.5㎝ありますので、コンパクト故、彫り抜くのに苦労しました。
専用の細身で小さめの茶筅に合わせた茶筅筒も栗と山桜で作って、漆塗りで仕上げました。
お茶用のお盆なども製作してみました。
その他に、茶巾筒、茶入れ、小皿なども出品予定です。
これまでは、木のお茶碗を中心に作ってきましたが、今回、ギャラリーのオーナーさんからいろいろな茶道具の製作依頼をいただいて、お茶道具をつくる面白さに、すっかり魅せられてしまいました。

硯の蓋とお椀

お寺の住職さんからのご注文で、硯の蓋とお椀を作らせていただき、お寺へ納品に行ってきました。
硯は、自然石を硯に加工したおおきなもので、かなり重量のある、少しいびつな形状のものですが、形状に合わせて栃の木を削り出して作らせていただきました。
栃の木の美しい模様を生かして、拭き漆塗りで仕上げました。
お椀は、栗の木を彫って、直径17センチ、高さ7.5センチの少し大ぶりなお椀です。
彫り跡を残したのもと、ある程度表面を滑らかに研いだものの2タイプで、拭き漆塗りで仕上げました。
どちらもそれなりの表情があって、良い感じになったかと思います。
住職さんには気に入っていただけて良かったです。

 

2023年10月5日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

2023年の栗の収穫

2023年の栗の収穫が始まりました。
工房の敷地内には、4種類の栗の木があって、工房に自生している野生の「しば栗」、収穫用に植えた早生品種の「丹沢」、甘みの強い「銀寄」、地元品種の「大丹波」。
今年はちょっと遅めの早生品種の「丹沢」から栗の実が落ち始め、最近は、{銀寄」「大丹波」の収穫も始まりました。
猛暑続きのせいか、今年は少々例年とは異なる、収穫のタイミングとなりました。
さっそく栗ご飯や渋皮煮をいただき、仕事場で栗の木をひたすら彫る、栗三昧の日々を送っています。
栗の木を彫った輪花盆にイガ栗を入れてみました。