栗の木のお盆の彫り上がり

コロナ禍のゴールデンウイークは、特に出かけることもなく、工房で静かに仕事。
先日から取り掛かっていた、栗の木のお盆が彫り上がりました。
柾目の栗の木で、縦25センチ、横35センチのサイズのお盆で、厚さは2センチで、彫りも浅めにしているので、少し小さめですが折敷としても使えると思います。
私の作り方は、木取りの型紙は作りますが、部材のカットはバンドソーのみで、内側の彫りのラインも、フリーハンドで鉛筆の線を引いて決めるだけなので、とてもゆるいラインで構成されています。木工と言えば、正確な指物的仕事こそが、良い仕事となっているのが一般的ですが、私は、恥ずかしながらほとんど木工技術もなく、ただ、思いつくままに切って、彫っての仕事ぶりで、出来上がりも、何となくゆるいものばかりです。
このお盆兼折敷も正確とは言い難い、不揃いの集まりです。
ありがたいことに、肩の力の抜けたこんなゆるい、お盆や器がいいよと、仰っていただける方がおられるおかげで、ほとんど休みなく仕事をさせていただいています。

栗の木のお盆栗の木のお盆