足つきの器

2026年9月1日から8日まで、大阪市中央区大手通1丁目1-10にある、GALERIE CENTENNIAL ギャラリー センティニアルにて、「木でつくる飾れる器・飾る器」をテーマに個展を開催させていただきます。
個展に向けて製作した足つきの器です。
神代たもの木で作った器を、拭き漆塗りで仕上げたものです。
飾れる器・飾る器をテーマに個展をさせていただくのですが、どこまでテーマに踏み込んだ作品ができるか、今何を考えて作品をつくっているのかを試されるところですが、なかなか力量なく難しいところです。
飾るだけに終わらない、できるだけ使えるもの、実用性に軸足を置いた作品を提案していきたいと思っています。

 

隅入りのお盆を彫る

最近は、お盆を彫ることが多くなりました。
今回は、栗の木で隅入りのお盆を彫りました。
サイズは縦22㎝、横32㎝、厚さ2㎝のお盆です。
栗の板を丸ノミを多用してざっくり彫り上げて製作していますので、全体的にゆるやかな雰囲気のお盆になっています。
お盆も隅入りにすると、和の印象が強くなり、お茶にまつわる道具としてご使用いただくことが多くなったようです。
黒色の拭き漆塗りで仕上げる予定です。

2026年8月2日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

飾れる器・飾る器

2026年9月1日から8日まで、大阪市中央区大手通1丁目にある、ギャラリー センティニアルにて、「木でつくる飾れる器・飾る器」をテーマに個展を開催させていただきます。
現在、個展に向けて作品を製作しています。
昨年同ギャラリーで開催された嶋台の展示会に出展させていただいたご縁で、ギャラリーのオーナーさんからの提案で、飾れる器・飾る器をテーマに個展をさせていただくことになりました。
飾れる器と飾る器について私なりの解釈としては、飾れる器は、花や料理などの主役を引き立て、魅力的に収めるためのもの。
飾る器は、器自体がアートやオブジェとして主役になるものとおおよそ考えていますが、特に難しく定義づけることなく、テーマに沿って私なりの解釈で木でつくった器、嶋台、飾り台などを出展予定です。
写真は、神代たもの木で作った器を、拭き漆塗りで仕上げたものです。

2026年 暑中お見舞い申し上げます。

暑中お見舞い申し上げます。
大変暑い日が続いていますが、ここ最近の工房の室内温度は摂氏32度。
工房の作業場には、冷房はありませんので、窓も入口ドアも全開にしているので屋外とほとんど同じ環境です。
それでも、工房の南側に自生している。樹高が15メールほどあるコナラの木の大木が、ほぼ工房の建物全体を日陰にしてくれているので、とてもありがたいです。
自然の木のやわらかい日陰と、工房前のため池を渡ってくる風が、厳しい夏の工房仕事をささえてくれています。
さすがに暑さで仕事もペースダウン気味ですが、100%の夏を全身で感じながら仕事をするのも悪くないものです。

2026年7月22日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

足付の器を作る

神代木のタモの木を彫って足付きの器を作っています。
神代木は、火山噴火や土砂崩れなどで、地中や水中に埋まり、腐敗ぜずに数千年近く埋もれた木で、地中の成分と反応し、深みのある灰褐色や墨色に変化した、極めて希少な木です。
個性的な杢目と深い灰褐色の神代タモの木を生かして、器に足を付けることで、存在感のある器にしました。
足付き器は、足の削り出しにすごく時間と手間がかかるのが、なかなか大変です。
こ゚の器は、9月1日から大阪市中央区大手通1丁目にある、ギャラリー センティニアルにて「木でつくる飾れる器・飾る器」をテーマに開催させていただく個展にて出品予定です。

2026年7月13日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

栗の木の良材でだ円のお盆を彫る

栗の木でだ円のお盆を彫っています。
少し大きめのお盆で、運び盆と言うより、折敷やカジュアルな茶事の道具として用いられる事が多いようです。
薄くて広いお盆は、どうしても反りが気になるところです。
使用している栗の板は、目の積んだ大径木を、薄くとても上手に板に挽かれ、じっくり乾燥されているため、美しい板目の板にも関わらず、反りを考慮して板作りをして彫っていけば、ほとんど気になる反りはでません。
ただ、とても希少な材なのが悩ましいとろです。
とは言え長くお付き合いさせていただいている、栗の木の専門の材木店さんのおかげと思っています。

2026年7月9日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

私の手の版画を作っていただきました。

昨年末のグループ展でお知り合いになった、版画をされておられる方から、私の手をモチーフにした版画を作っていただきました。
版画を作っていただいたのは、日本美術家連盟会員の三宅得司さん。
最近は、いろいろな方の手をテーマに版画を作られておられるそうです。
今回は、ものづくりをしている私の仕事に興味をもっていただいて、工房にお出でいただき、作業風景の手を作品にしていただきました。
そして先日、作品が出来上がりましたと、工房へわざわざお持ちいただきました。
私の手の表情を、木版画でしっかり表現していただいた素晴らしい作品が出来上がっていました。
作品は現在、兵庫県三木市にあります三木市立堀光美術館で開催中の「2026版画展」で7月20日まで(月曜休館)展示されていますので、機会がございましたらご覧ください。
三宅得司さんこの度は、本当にありがとうございました。

 

2026年7月2日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

角盆を彫る

カナダ・アメリカの旅から帰って3週間が経過しますが、コツコツと栗の木を彫ってお盆を作っています。
旅行中にも仕事のメールをいろいろいただき、帰国してからの焦りを少々感じていたのですが、年齢のせいか時差ボケがひどく、2週間ほどはボーっとして仕事のペースの上がらない毎日を送っていました。
先ずは、お待ちいただいている仕事を順に製作していく日々ですが、お茶にまつわるお盆の仕事を沢山いただいているので、これをしっかり製作して、体を仕事モードに切り替えていくことにしました。

2026年6月29日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

カナダ・アメリカの旅の終わり

2026年5月から6月、カナダ・アメリカの旅の終わり。
カナダ、バンクーバーからニューヨークまでの約5000kmを陸路だけで移動しながら、少し休養、少しレジャー、少し仕事をテーマにした、3週間のちょっと変わった旅でしたが、濃密に楽しむ事ができました。
カナダ、トロント以降はFumikoさん、Leeさん夫妻に全面的にサポートしてもらいながらの旅で、本当に感謝しかないです。
その間にたくさんの方に出会い、食事をご一緒したり、泊めていただいたりと、お伝えしなければいけない感謝が数えきれないくらいあります。
本当に大勢の方にお世話になりありがとうございました。
旅の最後は、ニューヨークのBattery Parkから見た自由の女神像とGround Zeroです。
それぞれの国のいろいろな事情や暮らしぶりを、ほんの少し垣間見る事が出来た旅だったと思います。

ニューヨークのインテリアショップFAIRを訪問

カナダ・アメリカの旅の最終目的地ニューヨークでの最後の仕事。
私の作品を見ていただいたニューヨークのインテリアショップのオーナさんからお取引についてのメールをいただき、ショールームを訪問させていただきました。
エンパイアステートビルから300mほど東にある、100以上のブランドの家具・インテリアのショールームビル、New York Design Center。そのビルの最上階で高級インテリアを販売されておられる「FAIR」のショールームを訪問させていただきました。
メールをくださったFAIR代表のBrad Ford氏とMitch Beeler氏にお会いしました。英語力がないので通訳を友達のFumikoさんにお願いしました。
広いショールームには、木質を豊富に使用した上品な家具やインテリアなどが美しく配置されていて、非常に素晴らしいショールームでした。木の使用の仕方や見せ方は、私の好みとぴったり合って、お声がけいただけたことがすごく嬉しく感じました。
そしてBrad Ford氏は、私の作品を3、4点持っていますよ言われてまた嬉しさと驚きでした。
Brad Ford氏は、ニューヨークで活動されている工芸家の方の支援にも尽力されておられ、クラフトフェアのようなイベントも開催されておられる素晴らしい方です。
大変お忙しい中、お会いしていただき、良いお話をいただけましたことに心より感謝いたします。

2026年6月23日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ