竹籠

昔からある生活道具が好きで、いろいろ集めだしたことが高じて、古物商の許可を取って、工房ギャラリーの片隅で販売を始めてしまいました。
そんな中でもなんとなく竹籠が好きで、いろいろ集めましたが、ここに来られるお客様も購入される方が多く、意外と竹籠が好きな方が多いと感じました。
私が扱っている竹籠は、農作業などの生活用具として作られたものが多いのですが、実用性や堅牢であることを意識して作られたもので、特別に装飾性を意識して作られたものではありません。しかしごく普通の日用品としての機能性の中から自然に生み出された姿が、とても美しく感じます。
そして使い込まれた竹の渋い色合いも魅力的です。
私たちが日ごろ製作している作品も、竹籠のように、実用性の中から生み出されたものが、自然に美しいと感じられるようになればと思いますが、まだまだ遠く及ばない世界のように感じます。

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工房ギャラリーOpen日のお客様

8月の工房ギャラリーOpen日の初日にお出でいただいたお客様。
以前クラフトフェアで、工房えらむのブースを覘いていただいたお客様で、お話をしていると工房の比較的近くにお住まいとのことで、また工房に寄らせてもらいますとおっしゃられ、今日工房を訪問いただきました。
ご本人も手作り楽器の製作を趣味でしておられ、ものづくり大好きの方で、さっそく持参された、お手製の「カンカラ三線」を弾いていただきました。
お菓子の空き缶と米松を加工したものですが、丁寧に作られていて、沖縄情緒たっぷりの音色で十分演奏を楽しめるものでした。ギターアンプにも接続できるようにしてあり、いろいろな演奏シーンで使えるシンプルですが、なかなかのすぐれもので、欲しくなってしまいました。
木製楽器のカホンなども製作しておられ、ものづくり大好き同志は、話が弾みます。
工房ギャラリーは、8月16日(日)、17日(月)もOpenしています。お気軽にお立ち寄りください。

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楕円鉢とシシトウ

栗材で楕円の鉢を作りました。
厚さ3センチ、幅15×25センチで、拭き漆塗りで仕上げました。
畑で採れたシシトウを入れてみました。
この辺りでは、シシトウと言いますが、調べると、植物学的にはピーマンと同種で、正式にはシシトウガラシ(獅子唐辛子)と言うようです。ナス科のトウガラシのの甘味種で、シシトウとも呼ばれるとのことです。
私たちの畑の中で、唯一元気な夏野菜で、ちょっと苦味ばしった味が、夏バテ気味で食欲が落ちる時に、妙においしく感じます。
食欲を感じさせる、そんな器ができるようになれば良いのですが。

木の器 刳りもの 楕円鉢

 

 

 

 

 

 

 

2015年8月7日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

ふえろう村でのコンサート

昨日、工房から車で3分のところにある「ふえろう村」でコンサート「Summer  Festa  in  ONO」が開催されるとの案内を、フェイスブック仲間の方からいただき、工房からすぐ近くなので、仕事の休憩を兼ねて、行ってきました。
会場のふえろう村は、かつて1980年代をどう生きるか?を問いかける本として出版された、「もうひとつの日本地図」と言う本に紹介されていて知ったのですが、この地では、1982年に有機農業を志す人達への塾として始められ、現在は、農業生産法人 ふえろう村塾として、養豚牧場 生産加工として運営されておられるようです。
お昼の12時スタートの野外コンサートで、猛烈な暑さでしたが、音楽好きの方がたくさん集まり、ふえろう村の食材を使った、バーベキューを食べながら、和気あいあいとした雰囲気のコンサートでした。
私は、1時間ほどで仕事場に戻ったのですが、熱い思いを持った人たちが集まった場所で、音楽好きが集まった、熱いコンサートもエネルギッシュでいいものだと思いました。

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「木の家具」羽賀達哉の木工作展

神戸市須磨区にある「ぎゃらりー ゆふ」で開催されている、「木の家具」羽賀達哉の木工作展を見てきました。
羽賀さんは、兵庫県篠山市今田町に工房を構えておられる木工作家さんで、オリジナルの洋家具を作っておられます。
今では篠山市周辺には、たくさんの木工作家の方がいらっしゃいますが、羽賀さんはなかでも、20年以上前に篠山市の空き家に移り住んで家具工房を始められた、先駆け的存在の方です。
ギャラリーには、確かな技術で製作された、使い心地のよさそうな、落ち着いたデザインの洋家具が並んでいました。
工房のある今田町は、丹波焼の陶芸の窯元が沢山あることから、陶芸家の方たちと検討を重ねて作られた皿立ては、脇役でありながら、使い勝手と見せ方を探求したすばらしい逸品と感じました。
「ぎゃらりー ゆふ」さんでは、11月に「工房えらむ」の個展をさせていただくことになりましたので、オーナーさんと打合せをさせていただきました。

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2015年8月2日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

折敷兼用のお盆

ひとり膳、折敷として使えるお盆を彫りました。
22ミリ厚の栗材で、縦30×横44センチの比較的大きなものです。
この位の大きさのものですと、折敷として、ある程度のボリュームの料理ものせられ、そしてお盆として使用して、取り回しできる大きさの上限ぐらいのものとして、兼用できればと思います。
折敷としても、お盆としてもできるだけ違和感なく使えることを考えて、やわらかいかたちにしてみました。
拭き漆塗りで仕上げる予定です。

手彫りのお盆

 

 

 

 

 

 

 

2015年7月30日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

入れ子の角鉢の漆塗り

1ヶ月ほど前に栗の木を彫って作った、入れ子の角鉢の漆塗りができました。
全体を黒く拭き漆をして、最後につや消しで仕上げました。
近畿地方は、先日梅雨明けしたというのに、今日もまた雨。ここ最近は、ものすごい湿気で、漆塗りにとってはとても捗って、快適な環境ですが、部屋中が漆室みたいで、人間にはとても快適とは言えない日々です。
最近は、なぜか角ものをたくさん彫っているような気がします。
マイブームとでも言うのでしょうか。
角鉢を作るのは、丸鉢に比べて、私は倍ぐらいの時間がかかっているような気がします。そう言う意味では、角鉢はとても生産効率の悪い器のようですが、手で彫ることをメインにしている私にとっては、手だから出来る仕事になお面白味を感じるのかもしれません。

入れ子の木の器

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年7月22日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

木の角鉢に季節のもの

栗の木を、ほとんどフリーハンドで彫った角鉢です。
少し黒めの拭き漆塗りで仕上げました。
工房横の畑で採れた、ミニトマトとブルーベリーを入れてみました。
気分にまかせて、ざっくりと彫った木の器と季節のもの、
やはり自然のもの同士は、相性がいいような気がします。

7月18日(土)、19日(日)、20日(月) 10:00〜16:00は、工房ギャラリー定期Openしています。
お気軽にお立ち寄りください。

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2015年7月18日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

磯谷晴弘・榎本勝彦 造形展

兵庫県姫路市のギャラリー ルネッサンス・スクエアで開催されている「磯谷晴弘・榎本勝彦 造形展 ガラスと木」を見てきました。
どうしても見ておきたかった展示会でした。
磯谷晴弘さんのガラス造形は、ガラスとは思えない奥の深い、まるで深海や宇宙を覗き込んだような気持にさせてくれる、ガラスの表情に引き込まれる作品でした。
榎本勝彦さんの作品は、木をいろいろな素材と組み合わせながら、木の魅力を引き出し、表情豊かな造形作品にしておられました。
私が木の器を作り始めたころ、木工関係の雑誌に紹介されていた、初めて見た榎本さんの木の作品は、当時私が作っていた木の器とは全然違った、とても力強く奥の深い表情を持ったものでした。
以来、榎本さんの作品に、強い魅力を感じながら作品作りをしてきました。今回の作品展は、もう20年ほど前に神戸での展示会を見に行って以来だったので、是非見ておきたかった展示会でした。
会場には、榎本さんが在廊しておられて、私が最近、脱サラで木の器製作を仕事にしていることなどを話したら、丁寧に、作品のこと、素材のこと、技法のことなどを説明していただき、私としては本当に勉強になり、感謝の気持ちでいっぱいでした。

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2015年7月13日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

栗の木の角皿

栗の木で角皿を彫っています。
3センチの厚みの材で7寸角(21×21センチ)の角皿です。
角皿で、このように平面で構成されている器を彫るのは、とても手間がかかります。
丸い器で、曲面で構成されているものに比べると、平面と平面を際立たせて彫る作業は、私には、はなかなか大変で、相変わらず、丸鑿を主に使いながら、ゆっくりと彫っているので、時間がかかってしまう仕事です。
なので、写真の角皿をすべて一日で彫った訳ではありません。
拭き漆塗りで仕上げる予定です。

木の角皿

 

 

 

 

 

 

 

2015年7月8日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ