工房 えらむ

木の器と手織の工房

02月

黒文字楊枝作りワークショップ

2月の工房Openに際しましては、たくさんの方にお越しいただきまして、本当にありがとうございました。
初日2月20日は、雨天にもかかわらず、たくさんの方にお越しいただき、遠方からお出でいただいた方もおられたのに、皆さんとゆっくりお話もできず申し訳ありませんでした。
ホームページやフェイスブックで、工房Open期間中、天然木の黒文字楊枝作りのワークショップを、ご希望があればやりますとご案内させていただいたところ、さっそくご希望の方に来ていただき、今年初めての、黒文字楊枝作りのワークショップを行いました。
今年採取した、クロモジの木を鉈で割るとことから始め、今回はお客様のご希望のサイズにカットして、少し長めのものを作られました。クロモジの木を小刀で要領よく削っていただき、自然の風合いを生かしたマイ楊枝が出来上がりきました。
また、ご希望がありましたら工房にてワークショップをさせていただきます。(事前に、携帯電話、お問い合わせメール等にて連絡をお願いします)

クロモジ楊枝ワークショップ

 

 

 

 

 

 

 

クロモジの木

昨年から、天然木のクロモジの木を使った、黒文字楊枝作りを覚えて楽しんでいます。
楊枝に使う、クロモジの木の採取は、木の水分の吸収が少ない冬場が良いとされているので、クロモジの木のある雑木林に行ってきました。
なんと、今年はもう枝の先に丸い玉のような蕾ができていました。
この冬は、暖冬気味であったせいか、昨年よりかなり早いペースで、蕾ができ、花の準備が進んでいるようです。もう少し早く採取に来ればよかったと思いながら、少しだけ枝をいただいてきました。
クロモジの木は、切ると大変香りの良い木で、楊枝にして和菓子などに添えると、この香りが菓子の味をひきたててくれるような気がします。
黒文字楊枝は、耐久性もあり、繰り返し使用でき、経年の木肌の感じもなかなか味わい深いものがあり、本当にいいものだと思います。

明日2月20日(土)〜22日(月)まで工房ギャラリーをOpenします。
ご希望がありましたら、黒文字楊枝作りのワークショップも行います。
皆さんお気軽にお立ち寄りください。

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5寸丸鉢を彫る

昨年末に、お店の方から冬の鍋料理の取り鉢に使うような木の鉢を作ってほしいと言う依頼をいただいて、納品させていただいた栗の木の5寸丸鉢。
すぐ追加製作の依頼をいただいて彫っています。
5寸径(15cm)と言えば、鍋料理の取り鉢としては、少し大きめかと思いますが、大きな具材も出汁もしっかり取り込め、手に持った時熱くなく、保温性が良いことがいいのかもしれません。
そして器の底も少し平らにして、見込みを広くし、いろいろな料理を盛り付けやすくしています。
このような鉢だと、木工ろくろを使うと効率的に、端正な器ができるかと思いますが、どうも手で彫る方が性に合っているようで、 手で彫って作っています。
手彫り故に、ひとつひとつ微妙に形の違う鉢ですが、この陶芸で言う手びねりの感覚が好きなようです。
彫る際には、あらかじめドリルなどで、下穴を開けておきますが、やはり大半は手彫り作業で、一日数個しかできません。当然写真のものは、一日で彫った訳ではありません。
武骨な鉢ですが、しっかり拭き漆を施して、栗材の趣を生かした、堅牢な扱いやすい木の器にしていきます。

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2016年2月の工房Open日

毎月、第3土曜、日曜、月曜の3日間、工房ギャラリーをOpenしています。
2016年2月の工房Openは、2月20日(土)、21日(日)、22日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
日頃製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
立春も過ぎ、少し暖かくなってきましたが、まだまだ冬景色の工房です。
工房の小さな雑木林に置いたミカンを求めて、毎日メジロもやって来ています。
薪ストーブに火を入れてお待ちしております。
お気軽にお立ち寄りください。

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第55回 日本クラフト展出品作品

先月、第55回日本クラフト展が終了しました。
私の今年の出品は、桧と栗の木で作ったキャニスター。
桧も漆も抗菌作用があると言われていることから、蓋の部分は無塗装の桧を使用し、容器の部分は水に強い栗材を黒めの拭き漆塗りで仕上げました。
最近は、抗菌作用のあるいろいろな商品がありますが、私は、食品のための自然素材による、優しいキャニスターを提案してみました。
製作は、ルーターなどを使用していませんので、日頃の刳りものの器を作る要領で、あくまで手彫りの少々まったりとした容器になっています。
茶筒のような密閉性はありませんが、食卓にそのまま置いておいても良いような、気軽に使える容器になればと言う思いで製作しました。

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メジロの季節

工房にある猫の額ほどの雑木林にも、この季節になるといろいろな野鳥がやって来ます。
今年も、工房の近くでメジロの鳴き声がよく聴かれるようになりました。
スーパーで、見切り品のミカンを格安で買ってきて、仕事場の目の前の山桜の木に、輪切りにして付けておくと、メジロが食べにやって来ます。
決して珍しい光景ではないのですが、野鳥が目の前3メートルほどの位置で、ミカンを啄んでいる姿を見ながら、仕事をするのは、なかなかほほえましく、楽しいものです。
しがしながら、のんびり見ていられるかと言うとそうではなく、メジロがミカンを離れた隙に、必ずヒヨドリがやって来て、メジロより4倍はあるかと思われる図体で、ミカンをあっという間に食べてしまうか、引きちぎって地面に落としてしまうのです。
ちょっと下を向いて仕事をしている隙に、ミカンを全部食べてしまうので、しょっちゅうやって来るヒヨドリを追っ払うのが、なかなか大変。
同じ野鳥ながら、その扱いがえらく違うのですが、ささやかな楽しみのために、ヒヨドリには気の毒な思いをしてもらっています。
とは言え、いつもヒヨドリにすべて食べられて、お楽しみは終わってしまうのですが。

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画家の方との三人展「gift:自然の声」

2016年2月26日〜3月2日まで、画家の方との三人展を行います。
親しくしていただいている、画家の上原由起子さんのお誘いで、私、田中陽三の木工(木の器等)と日本在住のアメリカ人画家、アラン・ミラーさんと兵庫県西宮市の「ギャラリー甲風画苑」で三人展をさせていただきます。
個性的な3人での展覧会ですが、何故か3人とも共通して自然をモチーフとした作品を中心に製作していると言う不思議な縁もあって、「gift:自然の声」と言うタイトルで、それぞれの感じた自然や、自然への思いを作品に表現しての展覧会となりました。(作品は、すべて販売いたします。)
私は、画家の方との合同のグループ展ということで、少し緊張していますが、日常的に製作している木の個性を生かした器を中心に、自然への思いを表現した作品も展示したいと思っています。
会場の西宮市のギャラリーは、神戸からも大阪からもほど近い、阪急電車西宮北口駅から徒歩3分のとても便利なところです。お時間ございましたらご高覧いただけましたらと思います。

日時 2016年2月26日(金)〜3月2月(木)  11:00〜19:00(最終日は18:00まで)
会場 ギャラリー甲風画苑 http//www.kofugaen.co.jp
兵庫県西宮市甲風園1丁目7-8   阪急神戸線 西宮北口駅下車 北西出口より徒歩3分
TEL    0798-67-9174

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