2025年の渋柿の収穫

工房の敷地に植えた、西条柿の収穫をしました。
今年は、猛暑続きで雨も少なかったので、あまり収穫は期待していませんでしたが、厳しい気象条件にもかかわらず例年になく沢山の柿を収穫できました。
西条柿の実は大きくて、ちょっと角ばって艶やか、黄色く色づいた実はなんとも美しく、秋の象徴のように感じます。
渋柿なので、残念ながらそのまま食べることができませんので、ひたすら皮をむいて干し柿にしていただきます。
つややかな実を、栗の木を彫って拭き漆塗りで仕上げた鉢に入れてみました。

2025年10月20日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

2025年の栗の収穫

2025年も栗の収穫をしました。
工房の敷地内には、4種類の栗の木があって、工房に自生している野生の「しば栗」、収穫用に植えた早生品種の「丹沢」、甘みの強い「銀寄」、地元品種の「大丹波」。
9月上旬に早生品種の「丹沢」から栗の実が落ち始め、「銀寄」「大丹波」が同時に落ち始めて、早々に収穫は終りを迎えました。
今年は、猛暑と夏場の雨が少なかったこともあってか、一つのイガの中にある栗の実は普通は3個あるものが多いのですが、今年は1個か2個がほとんどで収穫は昨年の半分ぐらいと少な目。
猛暑続きで、栗の木にとっても厳しい年だったようです。
それでも、毎年栗を食べれるのはありがたいことです。
栗の木を彫っで拭き漆塗りで仕上げた丸鉢に、収穫したイガ栗を入れてみました。

 

 

2025年10月6日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

酷暑の日々のもの作り

お盆も過ぎましたが、相変わらず暑さ厳しい日が続いています。
工房のとなりの畑の夏野菜もピークが過ぎ、激しい暑さに収穫も終盤を迎えました。
野菜の実は小さくなり、変形したものやしなびたものが多くなっていく様子を見ると寂しいものです。
これまで収穫した沢山の野菜のおかげで、元気に過ごせていますのでありがたものです。
酷暑の日々に人間も、さすがに体力を消耗してしなびていきそうです。
少なくなった野菜を、栗の木をざっくり彫って拭き漆塗りで仕上げた丸鉢に入れてみました。
自然のもの同士は、やはり相性が良いように思います。

夏の工房の散歩道

酷暑の日が続いていましたが、最近やっと雨も降り、少し救われた気持ちの日々です。
仕事の始めと終わりに、時間の許す限り工房周りの農道を散歩するようにしています。
短パンにタンクトップ、つばの広い麦わら帽子が夏の定番のスタイル。
朝夕とは言え、すでにじりじりと焼けるような日差しを、日傘代わりの麦わら帽子で受け止めながら、タンクトップのわきの下をすり抜けていく僅かな風が、妙に心地よい真夏の農道の散歩。
酷暑の農道にも、きちんと季節の花が咲いて楽しませてくれます。
マツヨイグサ
センブリ
ヒルガオ
ネジバナ
雑草は強い!

2025年8月12日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

工房内は32度

暑中お見舞い申し上げます。
大変暑い日が続いていますが、今日の工房の室内温度は摂氏32度。
工房の作業場には、冷房はありませんので、窓も入口ドアも全開にしているので屋外とほとんど同じ環境です。
それでも、工房の南側に自生しているコナラの大木が、ほぼ工房の建物全体を日陰にしてくれているので、とてもありがたいです。
日頃は、工房の前にあるため池を渡ってくる風が吹き込んで来ると涼しいのですが、最近は強い高気圧圏内で風が無いのがつらいところです。
仕事もペースダウンしたいところですが、納期に追われながらひたすら暑さに耐え、100%の夏を全身で感じながら仕事をするのも悪くないものです。
工房の作業机にセミもやってきました。

2025年7月29日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

夏野菜と料理用バット

工房の隣に、ご近所さんから広い畑をお借りして野菜作りを楽しんでいます。
夏野菜真っ盛りの季節になりました。
例年になく早い梅雨明けと高温の日々で、畑の水やりが大変です。
今年は、沢山の種類の野菜を植えて育てていますが、うまく育つものもあれば、そうでないものもあり、それぞれの不揃いの野菜を収穫して、食卓で味わっています。
収穫した野菜を、クルミの木をざっくり彫って作った料理用のバットに入れてみました。
クルミの木のバットは、食品衛生法適合のウレタンオイル塗装をしていますので、どんな料理も盛り付けることができます。
収穫したての野菜は、鮮やかで美しく感じます。

ケヤキの小鉢とグミ

ケヤキの木を彫って、拭き漆塗りで仕上げた小鉢に、赤く熟したグミの実を入れてみました。
ケヤキの小鉢は手で彫って作っています。
丸い鉢ですが、手で彫った微妙な歪みやいびつさが、私には自然なものとの相性が良いように感じています。
工房の敷地に自生する大きなグミの木の実が、しっかり熟して真っ赤になりました。
この赤い色も自然が作り出した、なんとも言えない美しい赤色に感じます。
野生のグミですが、田植えグミとも呼ばれるとおり真っ赤に熟すと、工房周辺の水田は一斉に田植えが始まりました。
この自然の営みを静かに感じながら、作品づくりをしていきたいと思います。

2025年のミツバツツジと桜

2025年の4月12日、今年も工房のミツバツツジが満開となりました。
開花の遅くなった工房の桜の花がまだ残っていて、今年もミツバツツジの花と同時に見ることができました。
ミツバツツジは、工房の土地に最初から自生しているもので、工房に贈られた花束のようでとても気に入っています。
暖かい日が続き、やっと春らしくなってきました。
季節の花を愛でながら、季節の移ろいを感じられることは、とても嬉しいことです。

 

2025年4月12日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

2025年 工房の桜が満開

2025年4月6日、工房の桜が満開になりました。
青空に映える満開の桜は、本当に美しいです。
自然と寄り添いながら暮らしたと、脱サラして始めた木の器作りですが、季節の移ろいを肌で感じながら暮らす日々は、この上なく楽しい。

2025年4月6日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ

2025年 工房の桜咲く

2025年3月31日、工房の敷地に植えた吉野桜が咲き始めました。
ここ数日の寒さで、桜の開花も遅れるものと思っていましたが、昨年の開花も3月31日で同じでした。
暑くなったり、寒くなったり、なんともつかみどころのない最近の季節ですが、桜の開花で正式な春の訪れとしたいところです。
「コウボウノサクラサク。」もうこんな電報を送る人は、ほとんどいないと思いますが、希望がかなった!夢が実現した!と言えるような仕事をしたいものです。

2025年3月31日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ