2020年シバ栗の季節

工房の木々に秋の深まりを感じる日々となりました。
工房の周りには、野性のシバ栗の木が沢山生えていますが、今年もイガをまとったシバ栗の実が大量に落ちてきました。
工房の敷地に植えた、今年の銀寄や丹波栗などの収穫用の栗は、今年の極端な気候のせいか、青い小さなイガの状態のまま落ちてきたり、実が小さかったりと、例年になく不作の年となりました。
その点、今年のシバ栗は、例年どおり大量の実を落としています。自然に自生する植物の動じない力のようなものを感じます。
私の工房で器の制作に使用する木の大半が栗の木。工房を取り囲む栗の木の四季の移ろいとともに生活する日々で、これからも栗の木に寄り添い、語らいながら、生活することになるだろうと思います。

2020年の暑中お見舞い

遅い梅雨明けから、2020年の本格的な夏の到来となりました。
暑い日が続いております。暑中お見舞い申し上げます。
猛暑日とは言え、昨今は、どんよりとした曇り空と、工房の小さな林のおかげで、林を抜ける風が涼しく、今のところなんとか、暑さに苦しめられることなく、仕事を続けられています。
工房の周りでは、朝から蝉しぐれ。昨日からツクツクボウシも鳴き始め、夏の深まりを感じます。
工房のオニグルミの実も、例年より早く黒くなり始め、もう落果し始めました。栗の実も大きくなり、早生品種のものは、お盆過ぎには収穫が始まりそうです。
雑木の中には、茶色く色づき始めた葉もあり、紅葉の予感すら感じます。
今年は、すべてにおいて、早いスピードで季節が進んでいるような気がします。
今年は、熱中症対策に加えて、新型コロナウイルスの感染回避への対応が求められるなど、なかなか厄介な夏になっていますが、どうか皆さまにおかれては、お体ご自愛ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

工房はキノコでいっぱい

全国各地に豪雨被害をもたらした、梅雨の日々も一息ついたようで、工房もやっと長雨から解放されました。
本当にこれでもかと言う長雨に、気分も滅入る日々でしたが、久しぶりにみる日の光がとても新鮮な気分にさせてくれます。
そんな長雨は、ささやかな贈り物として、工房の敷地に沢山のキノコを登場させてくれました。工房の至るところに大きなキノコが、いっぱい生えてきています。キノコは、秋のものと言うイメージがありますが、梅雨の時期の方が沢山生えると言われています。
名前のわからない大きなキノコが、至る所に生えているのですが、これが一部でも食べられるキノコだったらどんなに嬉しいかと思うのですが、キノコに関しては、ほとんど知識がないので、だれかキノコに詳しい人が来てくれたらといつも思います。
小さな工房の林に繰り広げられる、季節ごとの自然の営みを感じることができるのは、ささやかな楽しみでもあります。

2020年 工房の梅雨

工房は、2020年の梅雨の季節を迎えました。
今年の梅雨は連日の雨空で、まさに典型的な梅雨の日々。
工房の敷地は、もともと水田の跡地であったこともあって、敷地の周囲に畔の名残があって、少し強い雨が降ると、すぐにおおきな水たまりが出来てしまうのが難点です。
その分、工房を取り巻く周辺の樹木は、しっかり水分吸収できるせいか、大変成長が早いように感じます。
工房を建設していたころは、小さかった木も、今では10メートルを超える大木になったものもあり、巨大化する木に、いつか工房が押しつぶされないかと心配になる始末です。
さすがに、こう雨の日が続くと、何もかもが湿っぽくて、鬱陶しい気分になりますが、この花の少ない時期に、工房の入り口付近に咲く、ホタルブクロとネジバナの花が、気持ちを和ませてくれます。

2020年 初夏の工房

新型コロナウイルスの感染拡大により、不穏な日々とともに過ぎって行った春ですが、6月ともなり、工房は初夏の様相に変わって来ました。
工房の周りに自生するシバ栗の木は、今だ成長を続け、どんどん大きくなっています。今では、工房の建物を飲み込むような勢いです。
シバ栗の木は、6月に入り花の季節となりました。、
白く垂れ下がった雄しべからは、決していい匂いとは言い難い、強い花の匂いが工房を包み込み、しばらくは我慢の日々なのですが、さすがに10年以上この花の匂いと付き合っていると、ほとんど気にならなくなってしまいました。
そして、工房の敷地に植えたオニグルミの木も大きく成長し、今年は沢山の実を付けています。
シバ栗もオニグルミも縁あって、工房で作る作品の中心的素材となっています。さすがに、工房の木を切って素材にするところまではいきませんが、素材の木の成長を見守りながら、日々の制作活動を続けるのも、なかなか楽しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

2020年夏を待つ野菜

工房のご近所の方に畑をお借りして、野菜作りを楽しんでいます。
自然と寄り添って暮らすと言う、私たちのライフスタイルにとって、畑での野菜作りは、今や大切なライフワークとなっています。
野菜作りは、ほとんど素人ですが、野菜によっては、ビギナーズラックで豊作の時もあれば、ほぼ全滅の時もあり、それも自然から教えられる関わり合いの面白さと感じています。
ある年、キュウリがものすごく豊作で、ピーク時には、1日に40本も収穫できる日が続き、これはさすがに食べきれないと、キュウリを入れた籠を持って、知り合いの個展会場へ出向き、手当り次第に差し上げたりしたこともあり、収穫を分かち合うのもまた、楽しいことかなと思います。
現在の畑は、冬に植えたエンドウは、暖冬だったせいか今年は豊作、玉ねぎは、残念ながらちょっと小ぶり。じゃがいもは間もなく収穫。アスパラガス、ミョウガ、しそなど。
そして今年植えた夏野菜は、キュウリ、トマト、ズッキーニ、ウリ、なす、ピーマン、サヤインゲン、黒豆、カボチャ、里芋、さつまいも、かんぴょう等、夏野菜の本番を待つばかりです。
色々植えましたが、果して上手く収穫できるのはどれでしょうか。

工房入口のモチツツジの花

工房の入口のすぐそばに自生している、モチツツジの花が満開です。
モチツツジは、植えたものではなくて、工房の土地に自生しているもので、周辺の雑木林には、普通に見られる木です。
工房の入口付近には、ミツバツツジの木もあって、このホームページのトップ画面の写真にあるように、4月中旬に赤い小さな花を花束のように沢山付けますが、開花の時期は1週間ほどで終わってしまいます。
モチツツジの花は、比較的寿命が長くて、やさしいピンク色の花が、工房の入口を彩ってくれています。
元々、工房の土地は、20年以上前に農地放棄された水田に、自然にいろいろな木が生えてきて、荒れ果てた雑木林のようになったところを、工房建設用地として買ったものです。ジャングル状態の藪や雑木を切り開いて、工房を建て、残った木々が成長し工房を彩ってくれています。
今も、落ちた種や鳥が運んできた種が発芽し、見る見る間に新たな林ができ上がっていきます。
この自然の営みを日々眺めながら、工房での日々を送っていますが、これほど面白く興味の尽きないものはありません。

山菜の季節

工房の周辺は今の季節、ワラビやタラの芽などの山菜が取れます。
特に、山間でもないので、いろいろな山菜が採れると言う訳ではないのですが、この時期は、工房の周辺地域に毎日のように沢山の方が、ワラビなどの山菜採りに来られます。
もちろん我が家でもワラビを美味しくいただいています。
最近、山菜採りの様子でで少し気になるのは、タラの芽は、もう時期的に遅いのですが、時期ともなると先を争うようにタラの芽採りがはじまります。高い場所にあるタラの芽を採るために、木の根元からのこぎりで切ってしまう人や、高枝切ばさみで、枝ごと切ってしまう人などもいて、翌年は、木が枯れてしまっていることなどがよくあります。自身の欲望を満たすために、節操なく採取する人がいることをとても残念に思います。
山菜は誰の所有物でのありませんが、野辺の自然のものであっても、みんなでルールを守って分かち合うことが、大切ではないかと思います。
例年、ゴールデンウイークは、工房展を実施していて、毎年工房に来られるお客さんの幾人かは、ワラビ採りをセットに楽しまれていたのですが、今年は実施できずとても残念です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年 工房の春

新型コロナウイルスの感染拡大により、何かと落ち着かない日々ですが、工房にはいつもと変りなく季節が巡ってきています。
春真っ盛りの工房は、新緑に包まれて、穏やかな時間が経過しています。
昨日の強い風雨から、今日は一転穏やかな青空に、ちょっと遅咲きの吉野桜と例年より早咲きのミツバツツジのツーショットがまだ楽しめています。
吉野桜のピークが過ぎると、工房に自生している山桜が清楚に林を飾っています。吉野桜のにぎやかさに比べると、山桜の小さな花がつつましく、なんとも愛しく感じます。
工房のまわりのコナラやクヌギ、シバグリ、オニグルミなどが色鮮やかな新芽を携えています。
工房は、まさに新緑の春を迎えています。
素晴らしい季節にも関わらず、心のどこかに不安を感じる日々が続いています。一日も早く、心穏やか過ごせるようになりたいものです。

メジロとヒヨドリ

工房のまわりの小さな雑木林にもいろいろな野鳥がやって来ます。
木々が葉を落とした、冬場は野鳥観察の格好の季節。
あまり人を恐れないメジロは、工房の目の前の灌木にミカンの切れ端を置いてやると、すぐに食べにやって来ます。
ほとんどの野鳥は、足繁く飛び回って、真近でじっとしている姿をみることはなかなかできないのですが、美味しそうにミカンを唾むメジロの姿を見ていると、ほのぼのとした気分になります。
しかし、そのミカンを狙ってやって来るのが、ヒヨドリで、メジロの3倍ぐらいの体で、メジロを追っ払って、巨体にものを言わせて、あっという間にミカンを食いちぎってしまいます。
ヒヨドリも同じ野鳥とは言え、メジロのほのぼの感はなく、申し訳ないが、ヒヨドリがやって来ると追っ払うと言う作業が伴い、仕事に集中できないことに。
そこで、最近は、針金でミカンを枝から吊るしてやることにしたところ、体の大きなヒヨドリは、そのミカンにつかまって食べる姿勢が取れず、メジロだけが食することができると言うことを発見。
以来、このスタイルで、ヒヨドリを追っ払う作業から解放されて、仕事に集中することができました。
工房では、1週間ほど前からウグイスも鳴いています。
野鳥と戯れながら、季節の移ろいを楽しんで仕事をしています。