工房 えらむ

木の器と手織の工房

工房の四季

2018年 新緑の工房

工房の吉野桜は、例年より1週間程度早いペースで咲き、散っていきました。
そして例年より早く工房の周りの木々は、鮮やかなうす緑色の葉を広げながら、新緑の季節を迎えました。
最近、素材として使うことが多くなった、オニグルミの木も奇妙な雄花が垂れ下がって、青空に映えています。素材としての木と四季を通じてその生きざまにかかわっていくことも感慨深いものです。
工房の小さなちいさな落葉樹の森が、光輝く美しい季節。
この風景を見ていると、春の芽吹きとともに新たな気持ちで頑張ろうと言う、1年のサイクルの始まりを感じます。


 

 

 

 

 

 

ひたすら工房掃除

今週、雑誌社の方が東京から工房の取材に来られる予定になっています。
廃材で建築家の方と手作りした工房の建物に興味を持たれての取材なので、取材のメインは建物。
ただ現状の工房内は、山積みの材料、端材の山、段ボール、積年の埃。
建物が主な取材対象なので、建物の細部を見ていただけるよう、ここ数日は、ひたすら整理し片づけ、掃除で少々疲れモード。
もっとゆったりきれいにしたかったのですが、カフェを新規開業される方からのご注文品の制作に思いのほか時間がかかり、掃除にかけられる時間が少ししかなくなってしまったのがつらいところです。
それでも、ものがあふれた工房を整理すると、工房は徐々にすっきりしてきて、この仕事を始めた当初の雰囲気がよみがえって、また気分も新たに仕事ができそうです。
工房の敷地内に自生するツツジが満開、いい季節になりました。
取材日のぎりぎりまでひたすら工房掃除の日々が続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年 工房のさくら開花

厳しい寒さの冬も終わって、工房周辺も最近めっきり暖かくなって、2018年の工房のさくらが開花しました。
今年は、寒さが厳しかった割には、全国から早々とさくら開花の知らせが届いていますが、兵庫県小野市周辺はちょっと遅め、そして小野市郊外の高台の工房周辺は、さらに遅れてやっと開花し、現在七分咲き程度になりました。
木の器仕事も最近は、脱サラ6年目で少し仕事をいただけるようになりましたが、仕事の遅さ故の慌ただしい日々に、工房の四季の移ろいに目を向けることが少なくなったような気がします。
元々、自然とともに暮らしたい、そこから感じた自然への思いを作品に表現したいと言う思いで、脱サラしたのに、どうも「木を見て森を見ず」みたいな生活をしていることをちょっと情けなく感じる日々です。
工房の土地を買って最初に植えたさくらの苗木は、しっかり花を咲かせるようになって、季節は巡っているぞと、さくらに教えられているような今日この頃です。


 

 

 

 

 

 

じゃがいもの植え付け 2018年春

さすがに3月に入り、工房のあるところも暖かくなり、ウグイスがささやかに鳴き始めました。
もう霜が降りることもないだろうと言うことで、工房となりの畑にじゃかいもを植え付けました。
今年は、一般的なメークインと男爵。
大きな芋は、ふたつに切って、切り口に薪ストーブの灰をまぶして植え付けます。うまく育ってくれればよいのですが。
畑に昨年から植えて、越冬させている玉ねぎとエンドウは、厳しい寒さのせいか、例年に比べ成長がとても悪いです。
実際、スーパーの野菜の品ぞろえも悪く、値段も高騰している様子からすると、プロの農家さんも、今年の冬の寒さには苦戦されているように感じます。
毎年同じように繰り返しているように感じる、季節の移り変わりは、実は、激しい変化を伴いながら巡っているのでしょう。
植物も人もその変化に翻弄されながら生きていくと言うことが、自然と暮らすと言うことなのかなと、畑仕事をしながらふと思いました。


 

 

 

 

 

 

 

2018年 新年明けましておめでとうございます

2018年 新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の前半は、いくつかの展示会を中心に活動します。
1月の東京ミッドタウンでの日本クラフト展の作品展示からスタートし、2月には東京ドーム・テーブルウェアフェスティバル2018にて、同展2017年の器とテーブルコーディネートのコンペ受賞者によるコラボレーション展示を行います。
また、2月には陶芸家の大杉康伸さんと京都福知山市のカフェにて展示会。
5月には神戸市須磨区のギャラリーにて個展を予定しています。
今年は、いろいろな角度から工房えらむの作品を提案していきたいと思います。
そして今年も、痒い所に手が届くオーダーにお応えしながら、ワークショップでみなさんと木を使ったモノづくりを一緒に楽しんでいきたいと思います。

(張り子は、はりこ工房葉紙屋 大中美佳さんの作品)

 

 

2017年の大晦日

工房えらむも2017年の大晦日を迎えました。
あれこれいっぱいやりたいことがありましたが、相変わらず制作スピードの遅さ、段取りの悪さ故、オーダーをいただくと納期などに追われ、自分らしさを追求する作品作りが、なかなかできなかった一年でした。
来年は、個展や展示会の予定がいくつか入っています。できる限り自身の持ち味を引き出した作品や新作を見ていただけるようにしたいと思います。
やり残したことだらけで、大晦日も未練がましく工房に居ましたが、新年への思いを込めて、工房に自分で作ったしめ縄を飾りました。
藁は実家の田んぼから、ウラジロや松やナンテンなど、すべて近くの雑木林などからの頂きもの。
私たちは、木や綿や絹など自然からの頂き物で仕事をさせていただいていることに感謝して、その思いをしめ縄に込めて、新年を迎えたいと思います。
この一年本当に沢山の方のお世話になりました。
みなさんに感謝申し上げます。


 

 

 

 

 

 

 

2017年12月の工房Open日

毎月、第3土曜、日曜、月曜の3日間、工房ギャラリーをOpenしています。(お休みの場合もあります)
今年最後となります2017年12月の工房Openは、12月16日(土)、17日(日)、18日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
工房で製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
工房の周りの木々もすっかり葉を落とし、工房前は落ち葉の絨毯状態です。最近は日常の暮らしの中で、落ち葉を踏みしめて歩くことはほとんどなくなりました。
工房前のわずかな空間ですが、地面を覆った乾いた落ち葉を踏みしめて歩く心地よさは、過ぎ去った遠い昔に誘われるような、なつかしい気持になります。
寒くなりました。薪ストーブに火を入れてお待ちしております。
どうぞお気軽に工房へお立ち寄りください。


 

 

 

 

 

 

2017年の台風一過

2017年10月23日に工房のはるか南付近を台風21号が通過して行きました。
工房のある所は、兵庫県小野市の東の端に位置する、やや高台で風当たりの強いところ。
そんなせいか、工房の敷地の木が折れたり、風で傾いた木が倒れて工房の建物に寄り掛かったりと、最近にはない被害がありました。
チェーンソーで、倒木のかたずけに追われることになり、なんとか完了させることができました。
工房は、ほとんど土壁だけでできているので、劣化した土壁に、激しい北からの風雨で雨水がしみ込んで、壁が水浸しになっている部分がたくさん出来てしまいました。おかげで壁を乾かすために、寒いのを我慢して、窓や扉を全開で仕事をする始末に。
濡れた壁は簡単に乾かないのでしばらく我慢の日が続きそうです。
今回は、なかなか厳しい台風の洗礼を受けることになりました。
最近ほとんど太陽を見ていないような気がするのですが、台風一過の夕暮れ、工房の2階の窓から見るお気に入りの夕景が、少し心を和ませてくれます。


 

 

 

 

 

 

2017年10月の工房Open日

毎月、第3土曜、日曜、月曜の3日間、工房ギャラリーをOpenしています。
2017年10月の工房Openは、10月21日(土)、22日(日)、23日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
工房で製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
夏の余韻を引きずっていたかのような、少し暑い日々も終わったかと思うと、最近は連日の雨模様。
工房ではここ数日ほとんど、太陽を見ていないい日々が続いています。
今日はやっと晴れ間がのぞいたかと思うや、午後には曇り空から、夜には雨模様に。
連日の雨続きで、工房の周辺には、よく判らないキノコがいっぱい生えてきて、不思議な光景になっています。
10月と言えば、穏やかな、過ごしやすい季節のはずなのですが、ここ数年は穏やかな良い季節と言うのが少なくなってきたような気がします。
どうぞお気軽に工房へお立ち寄りください。


 

 

 

 

 

 

2017年の秋の便り

アート・クラフトフェスティバルinたんば2017の出展も終わり、今年の展示会的なものは終了しました。
10月は、年末用やお正月用に依頼された作品作りに専念する日々です。
今日の夕方、工房から見上げた空には、なんとも美しいうろこ雲が空一面に広がっていました。
これぞ秋と言うに相応しい、空からの秋の便りにしばし感動。
そしてもう一つ、嬉しい便りをいただきました。
先日のアート・クラフトフェスティバルinたんば2017で、私の漆塗りの手彫りのお椀を購入いただいた若いご夫婦の方からお手紙が届きました。
実際にお椀を使っていただいた写真とともに「喜んで使わせていただいています・・・・。」と身に余る言葉が添えられた、お手紙をいただきました。
作り手としてこんな嬉しいことはありません。
まだまだ未熟な作品にも関わらず、感謝の思いでいっぱいです。
これからも真摯に、使い手の方に喜んでいただけるような器づくりをしていかなければならないと思いを新たにさせていただきました。