工房 えらむ

木の器と手織の工房

02月

2019年2月の工房Open日

毎月、第3土曜、日曜、月曜の3日間、工房ギャラリーをOpenしています。(お休みの場合もあります)
今週末は、2019年2月の工房Open日になります。
2月16日(土)、17日(日)、18日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
工房で製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
今日は、この冬初めての雪景色となりました。
よく、工房のある辺りは雪が多くて大変じゃないですか、と訊ねられますが、実際こうした雪景色になる日は、ひと冬に2日か3日程度で、ほとんど雪とは縁のないところです。今日の雪も午後には雨になって、雪は跡形もなく消えてしまいました。
まだまだ寒い日が続きますが、工房の薪ストーブもフル稼働でお待ちしております。
どうぞお気軽に工房へお立ち寄りください。
なお、来月3月の工房Openは、展示会出展予定のためお休みさせていただきます。

 

 

 

 

サーバースプーンを作るワークショップ報告

今日、2019年2月10日、兵庫県多可郡多可町にある、お洒落なカフェ・チャッタナの森にて、クルミの木で作るサーバースプーンのワークショップを行いました。
サーバースプーンは、通常のスプーンと比べると、倍ほどの大きさになるので、少し労力が必要になります。
最初は、慣れない彫刻刀での彫りや小刀の削り作業にに少々苦労しておられましたが、ほどなく道具の使い方に馴れていただくと、私が想定していた以上に自分用にカスタマイズしたサーバースプーンが出来上がり、感心しきりでした。
サーバースプーンは、直接口に入れるスプーンではないので、今回は積極的にサンドペーパーを使い、♯120、♯320、♯600と段階ごとにサンドペーパーの使い方を体験しながら、滑らかなスプーンに仕上げることにしました。
最後にクルミオイルを塗って仕上げたサーバースプーンの出来栄えを、それぞれ楽しまれました。
この冬一番の冷え込みの厳しい時期でしたが、カフェの大型の薪ストーブで暖められた部屋は、とても暖かく、みなさん大変熱心に作業され、本当に額に汗しながら作業を楽しまれておられたように思います。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
そしてお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

内田鋼一展を見てきました

兵庫陶芸美術館で開催されている「内田鋼一 展」を見てきました。
陶芸家の内田鋼一さんの作品を初めて目にしたのは、書店で、2001年4月発行の雑誌「芸術新調」の表紙になっていた作品を見た時。雑誌の表紙の白い器を見た時、これまで見てきたいろいろな陶器とはどこか違う、何か違う、と衝動に駆られ、ためらわず雑誌を買って帰りました。
以来、目にする内田鋼一さんの作品は、今日まで、工芸の世界に強い影響力を持って時代を走り続けて来られているように思います。
会場では、大小の白を基調とした器作品が並べられ、色褪せることなく、時代の求めるものを表現するやきものの存在感を感じ取ることができました。
また、内田さんの表現に影響力をもたらしたと思われる、自身の独自の審美眼で集められた工芸品のコレクションの展示もあり、これもまた興味の尽きないものでした。
(会場での写真撮影は許可されていました)

 

 

 

 

 

 

 

 

錫彩の器

数年前から漆塗りを漆芸家の先生から、少しずつ習っています。
私の漆塗りは、ほとんど独学で始めた拭き漆塗り一辺倒でしたが、最近は少しずつ、漆塗りのバリエーションが増えてきました。
漆塗りを習っているとは言え、大変奥が深く、まだ基本の基をやっているレベルで、素材の扱いなどを教えていただいて、自分なりにいろいろ試しています。
錫彩の器は、先生に教えてもらって作ったものではありませんが、薪地と言う技法になぞらえて、漆塗りした木の皿の表面に錫粉を蒔いて、錫の金属質を表現してみました。いろいろ手間のかかる工程がありますが、木の質感を残しながら、金属質を表現したものができたと思います。
写真のものは、栗の木を手彫りした4寸茶托兼銘々皿です。現在、作品の幅を広げて制作しています。
錫粉などを蒔く技法は、一般的に行われている技法ですが、いろいろな技法を実際にやってみると、漆塗りの表現の多様性にはまりそうです。

錫彩の木の器