工房 えらむ

木の器と手織の工房

02月

第4回 東日本大震災復興支援文化展に出品します

2019年3月9日~3月24日まで、兵庫県姫路市のギャラリーで「第4回 東日本大震災復興支援文化展 連 多彩なアーティストによるチャリティー展」が開催され木の器を出品いたします。
阪神淡路大震災から24年 ひとり一人の力を大きな力にと、 東日本大震災復興支援を目的としたチャリティーイベントへのお誘いをいただき、ささやかではありますが、お役に立てればと言う思いで参加させていただくことにしました。
24年前の阪神淡路大震災の時は、私もまだサラリーマンとして神戸で働いていました。自宅は、兵庫県小野市にありましたので、激しい揺れに襲われたとはいえ、神戸の比ではありませんでした。
阪神淡路大震災では、多くのものが激しく損壊し、混乱した神戸の惨状を目の当たりにしながら働いていた経験は、今でも忘れることはできません。
そしてこんな状況が、また日本の各地で引き起こされるとは、思いもよりませんでした。
東日本大震災は、阪神淡路大震災と比べ、様々な要因が今なお復興の遅れとなっているようです。一日も早い復興を願ってやみません。
3月10日(14時・16時)には、メモリアルコンサートも開催されるようです。機会がございましたらお立ち寄りください。

日時 2019年3月9日(土)~3月24日(日) 10:00~18:00
水曜休館 最終日は16:00まで

会場 ギャラリー ルネサンス・スクエアー
兵庫県姫路市三左衛門堀西の町205-2 (株)パナホーム兵庫1F

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柄付きの鉢を彫る

栗の木で柄付きの鉢を彫りました。
以前時々作っていたのですが、柄の部分が付くだけで、単なるだ円の鉢を作るのに比べると、倍以上の時間がかかるので、あまり作らなくなってしまいました。
今回、ささやかながらチャリティーイベントの展示販売会への出品のお誘いをいただいたことから、少し普段とは違うものを作って購入していただければと言う思いで作ってみました。
そして、とあるご縁で、鍛冶の名工の方から、私の仕事ぶりを見て、使ってみなさいと渡された、突き鑿を試す機会としても作ってみました。
渡していただいた鑿は、これまで私が使っていた鑿とは、切れ味の感触の違いをはっきりと感じる鑿でした。それは、新しい作品がいろいろできそうな予感のする道具でした。
鉢は、拭き漆塗りで仕上げます。

 

 

 

 

 

 

 

アートプランおの展覧会 Le Vent 9

木工の私が所属している、兵庫県小野市在住のアーティスト、クリエイターでつくる「アートプランおの」の展覧会が来週末から、兵庫県三木市のギャラリー始まります。
「アートプランおの」は、たまたま彫刻家、画家、フォトグラファー、グラフィックデザイナーなどが、ごくご近所同士という事で、兵庫県小野市のアートを盛り上げようと、NHK Eテレのびじゅチューンなどで人気のアーティスト井上 涼さんのお父さんで、彫刻家の井上 直さんが立ち上げ、活動しているグループです。
今回は、「アートプランおの」に集うメンバーを中心に、兵庫県小野市在住の9名のクリエイターによる展示会です。
会場は、兵庫県三木市の兵庫県立三木山森林公園内の「森の風美術館」で、Le Ventは、フランス語で風を意味しています。「森の風美術館」に吹く、おのからの9彩の風をお楽しみください。

期間 2019年3月1日(金)~3月12日(火)10:00~17:00 水曜休館
最終日は15:00まで

会場 兵庫県立三木山森林公園 森の風美術館
兵庫県三木市福井字三木山2465-1 TEL 0794-83-6100

 

 

 

 

 

 

 

2019年のウグイスの声を聞きました

今朝、工房前で今年初めてのウグイスの鳴き声を聞きました。
工房の周りには、いろいろな野鳥がやって来るので、それなりに鳴き声は聞きわけられると思っているので、ウグイスの声に間違いはないと思います。
それにしても、例年よりかなり早いような気がします。
今年の冬は寒いとは言え、この辺りは例年より温暖な冬になっているように思います。
工房の野菜畑の玉ねぎやエンドウも、例年ならほとんど成長をおさえて越冬するのですが、もう昨年末にはかなりの大きさに成長してしまっているので、藁やネットでしっかりとした霜避け対策で越冬しています。
先日、北海道ではマイナス30度と言う、想像を絶する寒さになっていたようですが、この辺りでは、早くもウグイスが鳴き出すなど、自然界は、敏感に温暖な冬を感じ取っているようです。
今日から3日間、2月の工房定期Open日ですが、初日の今日は、思いがけずお客様のお出でになるタイミングが重なり、充分な対応ができず申し訳ございませんでした。
あと2日間ございますので、お気軽にお立ち寄りください。

 

 

 

 

 

 

2019年2月の工房Open日

毎月、第3土曜、日曜、月曜の3日間、工房ギャラリーをOpenしています。(お休みの場合もあります)
今週末は、2019年2月の工房Open日になります。
2月16日(土)、17日(日)、18日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
工房で製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
今日は、この冬初めての雪景色となりました。
よく、工房のある辺りは雪が多くて大変じゃないですか、と訊ねられますが、実際こうした雪景色になる日は、ひと冬に2日か3日程度で、ほとんど雪とは縁のないところです。今日の雪も午後には雨になって、雪は跡形もなく消えてしまいました。
まだまだ寒い日が続きますが、工房の薪ストーブもフル稼働でお待ちしております。
どうぞお気軽に工房へお立ち寄りください。
なお、来月3月の工房Openは、展示会出展予定のためお休みさせていただきます。

 

 

 

 

サーバースプーンを作るワークショップ報告

今日、2019年2月10日、兵庫県多可郡多可町にある、お洒落なカフェ・チャッタナの森にて、クルミの木で作るサーバースプーンのワークショップを行いました。
サーバースプーンは、通常のスプーンと比べると、倍ほどの大きさになるので、少し労力が必要になります。
最初は、慣れない彫刻刀での彫りや小刀の削り作業にに少々苦労しておられましたが、ほどなく道具の使い方に馴れていただくと、私が想定していた以上に自分用にカスタマイズしたサーバースプーンが出来上がり、感心しきりでした。
サーバースプーンは、直接口に入れるスプーンではないので、今回は積極的にサンドペーパーを使い、♯120、♯320、♯600と段階ごとにサンドペーパーの使い方を体験しながら、滑らかなスプーンに仕上げることにしました。
最後にクルミオイルを塗って仕上げたサーバースプーンの出来栄えを、それぞれ楽しまれました。
この冬一番の冷え込みの厳しい時期でしたが、カフェの大型の薪ストーブで暖められた部屋は、とても暖かく、みなさん大変熱心に作業され、本当に額に汗しながら作業を楽しまれておられたように思います。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
そしてお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

内田鋼一展を見てきました

兵庫陶芸美術館で開催されている「内田鋼一 展」を見てきました。
陶芸家の内田鋼一さんの作品を初めて目にしたのは、書店で、2001年4月発行の雑誌「芸術新調」の表紙になっていた作品を見た時。雑誌の表紙の白い器を見た時、これまで見てきたいろいろな陶器とはどこか違う、何か違う、と衝動に駆られ、ためらわず雑誌を買って帰りました。
以来、目にする内田鋼一さんの作品は、今日まで、工芸の世界に強い影響力を持って時代を走り続けて来られているように思います。
会場では、大小の白を基調とした器作品が並べられ、色褪せることなく、時代の求めるものを表現するやきものの存在感を感じ取ることができました。
また、内田さんの表現に影響力をもたらしたと思われる、自身の独自の審美眼で集められた工芸品のコレクションの展示もあり、これもまた興味の尽きないものでした。
(会場での写真撮影は許可されていました)

 

 

 

 

 

 

 

 

錫彩の器

数年前から漆塗りを漆芸家の先生から、少しずつ習っています。
私の漆塗りは、ほとんど独学で始めた拭き漆塗り一辺倒でしたが、最近は少しずつ、漆塗りのバリエーションが増えてきました。
漆塗りを習っているとは言え、大変奥が深く、まだ基本の基をやっているレベルで、素材の扱いなどを教えていただいて、自分なりにいろいろ試しています。
錫彩の器は、先生に教えてもらって作ったものではありませんが、薪地と言う技法になぞらえて、漆塗りした木の皿の表面に錫粉を蒔いて、錫の金属質を表現してみました。いろいろ手間のかかる工程がありますが、木の質感を残しながら、金属質を表現したものができたと思います。
写真のものは、栗の木を手彫りした4寸茶托兼銘々皿です。現在、作品の幅を広げて制作しています。
錫粉などを蒔く技法は、一般的に行われている技法ですが、いろいろな技法を実際にやってみると、漆塗りの表現の多様性にはまりそうです。

錫彩の木の器