先日、三重県大台町林業総合センターで開催された『原色 木材加工面がわかる樹種事典 第3版』刊行記念トークイベント&武田製材見学会」に行ってきました。
『原色 木材加工面がわかる樹種事典 第3版』の刊行に際し、共著者(河村寿昌、西川栄明)が木材に関するマニアックな話題のトークイベントです。
三重県大台町の山深い林業施設でしたが、全国から木に携わる沢山の方が参加されていました。
会場には、挽物木工家の河村寿昌氏の作品の小箱、木材見本(100種以上)などを展示され、それらを手に取りながら、各種木材の特徴(木目、硬さ、色、匂いなど)や用途などについて、編集者の西川栄明氏により話がありました。
特に河村さんからは、ロクロ加工時に感じる木の感触、挽きにくい材への対応など、挽物木工家ならではの経験に基づいたディープな話が語られました。
そして会場からほど近くにある、希少な木も含めた少量多樹種を取り扱うことで知られる武田製材有限会社を訪問させていただきました。
親しくさせていただいている武田製材有限会社の武田社長さんと久しぶりにお会いして、ほとんど流通していない樹種豊富なマニアックな在庫の材を見せていただきました。
木の図書館と名付けられた材木の陳列棚は、何時間での見ていたいスペースで、やはり購入してしまいました。
まさにディープな木とのかかわりの一日でした。



