工房 えらむ

木の器と手織の工房

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「工房えらむ」の日々

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晩秋の狂い咲き

秋の深まりを感じる今日この頃ですが、工房の周りでは、この時期あまり見慣れない光景があります。
工房の傍らに自生している、ツツジの花が咲いています。沢山の花ではないのですが、ツツジの葉っぱは紅葉しかけているのに、あちこちでツツジの花がしっかり咲いています。
そして、今年の6月上旬に沢山の実を収穫した桑の実が、いつの間にかまた実をつけています。実の数はわずかですが、そばにあるモミジの紅葉が色鮮やかになっている時期に、また実を付けていました。
あちらこちらで、季節はずれの狂い咲きが起こっているようです。
晩秋の時期にもかかわらず、朝にはウグイスがホーホケキョと鳴いています。他の鳥かと最初は疑っていましたが、どう聞いてもウグイスのようです。
工房近くで、毎年ほぼ正確に秋の彼岸の時期に咲いているヒガンバナの花も今年は、10日ほど遅い開花でした。
例年にない、微妙な気象の変化を動植物は微妙に感じ取って、反応しているのではないかと感じます。
どうしても最近の、気候変動の影響によると思われる災害などを連想してしまいます。
ささやかな現象に、神経質になることもどうかと思いますが、大きな災害などにつながらないことを祈りたくなります。

 

 

 

 

 

 

 

五感で楽しむ松の酒杯台

年末も近づき、日本酒を楽しむ機会が増える季節がやって来ました。
松の木で作った酒杯台です。
松の木は、普段あまり器作りには使わないのですが、とても好きな木です。
この台は、地松と肥松を張り合わせて作っています。塗装はしていませんので、松の木の香りがしっかりします。使い込むほどに松の脂が台をコーティングして、渋い色合いに代わって行くと思います。
台には3本脚が付いて、少し台は浮いた感じになっていますので、ぐい吞みなどを置くたびに、コトリと台と触れる音が聞こえます。
この酒杯台は、松の香り、脂が包んでいく色合いの変化、松の木の柔らかい肌触り、台とぐい吞みが触れ合う音など、五感で楽しむ台にしています。
松は、おめでたい木であり、松模様をモチーフにした、ちょっと平凡なデザインの酒杯台ですが、五感とともにお酒を味わっていただければと思います。

松の酒杯台

 

 

 

 

 

 

2019年11月の工房Open日

毎月、第3土曜、日曜、月曜の3日間、工房ギャラリーを定期Openしています。
今週末は、2019年11月の工房Openとなります。
2019年11月の工房Open日は、11月16日(土)、17日(日)、18日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
工房で製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
工房の周りの木々は、まだ紅葉を感じさせるほどではありませんが、夕方ともなると、色鮮やかな夕日が工房を染めて、秋の深まりを感じる今日この頃です。
工房の見学のみ、おしゃべりのみの方も歓迎いたします。
晩秋の工房へ、お気軽へお立ち寄りください。

 

 

 

 

 

 

 

 

工房からの秋の夕景

秋の深まりとともに、工房周辺から見る夕景がとても鮮やかになりました。
工房の横の畑のある所は、少し高台にあることと、ほど良く雑木林が点在しているせいか、夕日が沈んで闇に包まれるまでのしばらくは、しばし見惚れる日々です。
何も特別な風景ではありませんが、秋の夕日が静かに地平に消えて行ってからの数分間の色や風景は、自然ほど美しいものはないと感じさせてくれる至福の時間です。

 

 

 

三木金物まつり2019 に行って来ました

2019年11月2日、3日に隣町の三木市で開催された「第33回 三木金物まつり2019」に行ってきました。
今年は、これまで開催されていた三木市役所周辺の会場から、開催会場を三木山総合公園周辺に移しての開催となりました。
三木市は、大工、木工、園芸関連の金物製造を地場産業としている町で、金物まつりでは、三木市のほとんどの製造業者、問屋さんなどが一堂に出店されるので、道具の購入機会としては、非常に助かるイベントです。
会場に行くと、いくらでも欲しい道具はあるのですが、一度買うと一生使えそうな主だった道具は購入済みなので、欲しい欲望を抑えながら、消耗品や問屋さんの格安のデッドストック品などを中心に少し買いました。
最近は、以前はあまりなかった古い木工道具やマニアックな道具や素材なども販売されるようになり、こちらの方に興味がそそられます。
毎年2日間で18万人ほどが来場されるイベントとのことで、来場者のすべてではないにしろ、木工・大工関連を仕事や趣味にされている方がこんなに沢山集まるイベントは全国的にも珍しいのではないかと思います。