空港雑感

アメリカ滞在記。
アメリカ東海岸、ペンシルバニア州での滞在を終え、息子家族の住む東海岸カリフォルニアへ移動。
空港雑感。
旅慣れている方には何でもないことですが、私は8年ぶりの海外で、いろんな空港を利用すると、感じること、戸惑うことがいろいろ。
搭乗手続きは、カウンター前にセルフチェックインの機械が沢山並んでいて、カウンターには職員がどこも非常に少ない。特にアメリカでは搭乗カウンターに職員が非常に少なくて、荷物預かりはするけど搭乗手続きは自分でやって、と言う雰囲気がありあり。
このセルフチェックインの機械が、慣れない者には難解で、日本語も選択できますが、日本語訳が微妙で判りづらいし、入力項目が結構多い。結局、息子にやってもらったり、教えてもらったり、セルフチェックインで、搭乗券と預入荷物のタグを取り出し、カウンターへ持っていく。旅慣れている方は、事前にWEBチェックインで済まされているそうです。
出国審査や搭乗チェックは、パスポートをスキャンして、カメラで顔認証、あちこちで指紋を取られる。これまでこんな経験は無かった。
パスポートへの出入国スタンプは無し。結局どこへ行ってもパスポートのスタンプは無しで、ちょっと淋しい。
アメリカでは、保安検査場でのセキュリティチェックが厳しい。
手荷物検査場へは、麻薬犬が付いてくる。検査場では、靴を脱ぐ、ベルトも外して検査のコンベアのトレイにのせる。金属探知機のゲートはボディースキャナーで、指定の停止位置と体の向きが決められていて、両手をあげて、全身スキャナーが終わるまで待つ。最初はこれが判らず、とまれ!こちらを向け!両手をあげろ!と何度も注意される。これが終わると、職員により体に触れての全身ボディーチェック。ポケットにパスポートを入れていて注意される。パスポートは、手に持ってホールドアップしろ!と。空港では戸惑いの連続でした。
写真の山積みのスーツケースは、サクラメント国際空港内のアート作品。

 

ニューヨークの地下鉄雑感

アメリカ滞在記。
初めてのニューヨークの地下鉄雑感。
まるで、田舎の修学旅行生のような感想なのでご容赦のほどを。
ニューヨークの地下鉄には、何度か乗りましたが、いろいろ違和感を感じることが。
乗るには、所謂切符はなく、メトロカードと呼ばれる、プリペイドカードを販売機で購入する必要があります。スマホによる電子マネーを利用する方法もあるようですが、このメトロカードの販売機が、なんともごつくてレトロな雰囲気。
買ったメトロカードを改札のところにカードリーダーがあり、クレジットカードの読み取りの要領でスライドさせるのですが、このタイミングが難しい。なかなか上手く読み取ってくれない。
そして、改札の太い鉄のバーが行く手を遮っていて、自動的に開くのかと思ったら、自分の体で押しのけないと動かない。最初はこれが判らず、鉄のバーの前で開くのを待っていました。
メトロカードの読み取りが上手くいかないこともあって、バーが動かず、何度も行ったり戻ったり。
要領の悪い私は、なかなか上手く入場できず、少々トラウマに。
日本のような、タッチ式の読み取りと自動の開閉式改札ではないので、見ているとアメリカ人でさえ、立ち止まっている人がいたりしている。
日本の鉄道の改札と比べると、ちょっと旧式な印象のニューヨークの地下鉄でした。

2024年5月23日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : えらむ

ベツレヘムを散策

ニューヨークからペンシルバニアに戻って、宿泊させていただいている最寄りの町、ベツレヘムを散策しました。
ベツレヘムは、1800年半ばごろから鉄鋼業で栄えた企業城下町として、都市を形成していましたが、1970年代には鉄鋼業の衰退により、都市の成長は止まることになりました。
豊かに栄えた往時の古い街並みを残した、大変美しい所でした。

 

2024年5月21日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : えらむ

アメリカに集まった方々

同級生のFumiko Greenさんが関わっている、ニューヨーク国連本部でのセレモニーの開催にあたり、彼女の呼びかけで、集まった日本人の方々が、ペンシルベニア州アレンタウン近郊の宿泊先のお宅に、それぞれ集まって来ました。
セレモニーの記念品製作に関わったガラスのサンドブラスト作家のやはり同級生の藤本悦子さん、そして私と妻。

教育ジャーナリストとして発展途上国および戦後間もない国での教育支援を行うNPO法人なかよし学園代表の中村雄一さん。
マイアミでのコンサートと書道パフォーマンスを終えて合流された、指揮者の守山俊吾さん。ピアニストの村上祥子さん。国際的な書道家の近藤朱鳳さん。

広大な敷地の丘の上に建つお宅は、本当に素晴らしく、集まった凄い方々とのひと時は、とても楽しかった。

2024年5月17日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : えらむ

アメリカ滞在の旅程

1ヶ月のアメリカ滞在の旅程は、息子家族のいるアメリカ西海岸のサクラメント近郊に行き、家族用の荷物を届けて、友達の居る東海岸へニューヨーク経由でペンシルバニアに入り、その後は、再び西海岸サクラメントへ戻り息子家族の所にしばらく滞在して、関西空港に帰ると言うもの

旅慣れない私達にとって無理なく、出来るだけ安いチケットを探しての旅。

日本からサクラメント国際空港への直行便がないため、ハワイアンエアのホノルル経由で息子家族の居るカリフォルニアのサクラメント空港に先ず入りました。

息子家族に持参した荷物を届けて、サクラメントからユナイテッド航空でニューヨークのニューアーク国際空港経由で友達の居るペンシルバニア州のアレンタウン空港に入り、友達の知り合いの家などに泊まらせてもらいました。
ニューアーク国際空港からアレンタウン空港の移動は、飛行機のチケットとして買ったにもかかわらず、なんとユナイテッドのバスにより移動。

そこからニューヨークに2度行き、仕事関係の滞在を終え、息子家族のいるカリフォルニアにしばらく滞在して帰国しました。

私にとって8年ぶりの海外行きで、搭乗手続きから、セキュリティーチェックなど様変わりしていて、いささか隔世の感があり、国際線、国内線の乗り換えに、悪戦苦闘、四苦八苦しながらも、それも楽しくありました。

2024年5月16日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : えらむ

アメリカでの滞在目的について

この度の、アメリカ滞在の主な目的は、アメリカでは2店目となる、ニューヨーク・マンハッタンのアッパーイーストサイドにあるお店からお取り引きのご依頼をいただき、ご挨拶と追加納品の持参を兼ねて訪問させていただくこと。そして、アメリカに長く住んでいた、私の中学校時代の同級生のFumiko Greenさんが、ニューヨークの国連本部で開催されるセレモニーの表彰式のイベント主催者の協力者として、表彰式で贈る記念品のごく一部ですが、彼女の依頼で私が製作したことの縁で、国連本部でのイベントに招待してくれることになりました。
また、セレモニー会場で記念品の製作にかかわった3名の作家の紹介の場もいただけることになり、自らの作品の紹介をすること。
そして、私の息子家族が、カリフォルニアのサクラメント近郊に暮らしていて、昨年孫が生まれたことから、家族を訪問すること。
アメリカのクラフトショップやギャラリーを訪問して、海外でのクラフトの動向をつかむこと。
古物商として、ちょっぴりアメリカの古道具の仕入れなど。
一応このような目的を持ってのアメリカ滞在となりました。

写真は、宿泊させていただいた、ペンシルベニア州アレンタウン近郊のお住まいの前に広がる風景。

2024年5月15日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : えらむ

アメリカにて1ヶ月の滞在

ブログをしばらくお休みを頂いておりました。
いろいろなタイミングと巡り合わせで、夫婦で1ヶ月アメリカに行って来ました。
ここ数年、ほとんど休み無く仕事をして来て、体調も悪くして、休みも必要と思っていたタイミングで、ニューヨークでの仕事やイベントもあり、またアメリカ在住の息子家族に孫が生まれたこともあって、アメリカにおよそ1ヶ月滞在して来ました。
結果的には、仕事5割、観光2割、プライベート3割と言ったところでした。
リアルタイムでの投稿はしていませんでしたので、随時報告させていただきたいと思います。
2024年5月14日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : えらむ

土を感じる

工房の近所の水田で、稲の苗を育て終わったフラットな田が干上がって、ひび割れしている姿が、なんとなく美しく目にとまりました。
先日、淡路島にある土のミュージアムに行ってから、土と言う素材の表情を少し意識するようになりました。
土は、植物や農作物などを育む素材などとして身近ではあるのですが、土そのものを眺める、感じることは意外と少ないように思います。
土は、地球を構成する根源的な素材でありながら、日常的には、あまり意識することなく暮らしているように感じます。
私の工房の土壁のひび割れも、自然に表れた表情ですが、見直してみると味わい深い模様です。
土が、乾燥して、水分を放出していく過程は、ある意味、地球の表面の凹凸の成り立ちの縮図のようなものなのかなと思いながら、土の呼吸と暮らしていく事もいいものだなと感じる日々です。

2023年7月24日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : えらむ

Bar HALF TIMEの思い出

昨年からひどい肩こり、首こりによる緊張型頭痛に悩まされ、月1回の通院を余儀なくされて神戸へ。
久しぶりに神戸三宮のBar HALF TIME の前を通った。
脱サラ以前のサラリーマン時代、気の合う仲間と時々出かけて行った所。
30年ほど前、木の器づくりで生計を立てたいと思いながら何の知識もなく、ものづくりの勉強のためにと、ギャラリーをあちこち巡っていました。
かつて神戸元町駅の北側にあった「サーカス・サーカス」と言うギャラリーがとても気に入って、足しげく通っていました。ギャラリーのオーナーさんとも親しくなって、いろいろ勉強させてもらった気がします。そんなギャラリーのオーナーさんが経営していたのがHALF TIMEでした。
HALF TIMEは、小説家の村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」を映画監督の大森一樹氏が、映画にした時のロケに使ったBar 。
室内は、小説のイメージそのものの雰囲気で、気の合う仲間と時々出かけて行って、古いピンボールで遊んだり、オセロゲームをしたりしてまったりしていた思い出があります。
体調は、ほぼ快方に向かっているので、こんなことで神戸に行くのは、そろそろ終わりにしたいものです。

 

2023年7月6日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : えらむ

ホームページのブログに寄せて

工房えらむのホームページを立ち上げて9年が過ぎました。
同時に日々の活動を綴ったブログですが、週に2回ぐらいは投稿したいなと言う思いで始めて、いつの間にかほぼこのペースで9年が過ぎました。
ブログの投稿を週2回にこだわっていた訳ではないのですが、工房えらむを初めてしばらくは仕事もなくPR活動として、そして脱サラした前の職場の人たちから、いったい何をやっているの?と聞かれ、とりあえず近況報告のつもりで始めたのですが、気が付けば9年も経っていました。
最近では、個人のフェイスブックと工房えらむのフェイスブックページ、インスタグラムへの投稿も加わるようになりました。
おかげで、仕事も徐々に頂けるようになり、伝票作成やメールの返信に時間を取られるようになってきましたので、ブログの投稿を週1回ペースぐらいにしようと思っています。
話題があれば随時、投稿をプラスしていくつもりです。
これまで、私の拙いブログを読んでいただいた方には、心よりお礼申し上げます。ブログの投稿は、今後少なくなると思いますが、どうか引き続き読んでいただけますと幸いです。
10月に入り、工房も秋の風情となりました。写真は工房の敷地にある萩の花です。