工房 えらむ

木の器と手織の工房

07月

木のおもちゃ作り

普段は、どちらかと言えば渋い味わいの木の器が好きで作っているのですが、何故か木のおもちゃも好きで、時々作っています。
いろいろな素材で作られるおもちゃですが、とりわけ木でつくられたおもちゃに魅力を感じます。
何かアイデアが浮かぶと、どうしてもかたちにしたくなります。
私が作るおもちゃは、からくりやゲーム的なもではなく、ほとんど所謂「ごっこ遊び」のスタイルのもの。
小さな子供のころは、たいしたおもちゃも無く、わずかな板切れや端材で、船や自動車に見立てて、それでも一日中遊ぶことができました。それは、わずかな板切れから作ったものに、想像力を膨らませることで、遊びの世界に浸ることができたのだと思います。
そのころの思いのままで作っている私のおもちゃで、今の子供たちが遊んでくれると、嬉しいなという思いです。
今制作しているおもちゃは、かつて、私が好きだった工業デザイナーの故 秋岡芳夫氏が審査委員長をされておられた、木のおもちゃのコンクールに応募したいと思っています。なので現在制作中のおもちゃの部品の一部のため、ぼんやりした写真での紹介で申し訳ありません。

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畑のイノシシ被害その後

これまで何事もなかった、工房近くに借りた畑をイノシシに荒され、困ったとブログに書いていたのですが、その後について少し。
私たちにとって田舎暮らしの重要なことと深刻に感じています。
畑を始めて以来、初めてイノシシにサツマイモを全滅にされて、10日後に植えなおしたサツマイモをまた掘り返されました。以来、毎夜やって来てかぼちゃをすべて食い尽くされ、このままでは、畑を続けることができないと判断し、対策を取ることにしました。
やむなく、畑をすべてネットで囲うことにしました。
稲作をやっている友達から、使わなくなった稲木をもらい、杭にしてネットを張りました。
これで安心と思ったら、その夜にネットの下の隙間から侵入され、ウリを食べられてしまうことに。
翌日、隙間を補強して以来、なんとかイノシシの侵入を阻むことができています。
なんだか、こんなことにエネルギーを使うのはもったいないような気がするのですが、だんだん狂い始めた自然界の生態系に翻弄されながら、楽しい田舎暮らしを奪われてなるものかと、恥ずかしながら、作品作り以上に力が入ってしまう日々です。

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林工亘 神吉臣人 作品展

長い付き合いになる友達の木工家 木の家具工房 林工亘の神吉臣人さんが、地元で初めての木工作品展を開催するとの案内をいただきました。
神吉さんは、岐阜の高山で木工技術を修得し、家具工房勤務などを経て、現在和歌山県の北山村で義理のお父さんが営んでおられた木工房を引き継ぐかたちで独立して活動しています。
神吉さんとは、お互いに木工を初めて間もないころに知り合い、兵庫県で活動していたころは、クラフトフェアにいっしょに行ったり、お互いにコンペを目指したり、熱く木工を語り合っていました。
現在の工房は和歌山県ですが、田舎なので身近な都市部の個展会場として、三重県熊野市での地元お披露目となりました。
彼の作る家具は、確かな技術を反映した、細かいところまで気持ちの行き届いた作品です。
彼のブログにある製作過程を読むと、経験に裏打ちされた技術と、良い家具づくりへの姿勢を窺い知ることができます。
機会がございましたら、ご覧いただければと思います。

会場 紀南ツアーデザインセンター 三重県熊野市木本町517-1

期間 2016年7月30日(土)〜8月7日(日) 9:00〜17:00 (最終日は14:00まで)

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2016年の梅雨明け

先日、工房のある近畿エリアも梅雨明けしたとの発表がありました。
以来雨のない日が続いていますが、真夏にしては、少しドライなのがしのぎやすくて助かります。
工房を訪ねてこられたお客さんも、工房の土壁は涼しくていいですねと、林を抜けて、開け放った窓から入ってくる風が心地よく、夏の暑さを自然の力が和らげてくれるのもいいものです。
仕事で使用している軽トラックに、ごく小さな1センチに満たないような、キリギリスと思われる虫がくっついていました。まだ、生まれて間もないような透明な感じの体に、異様に長い触角のアンバランスさがとても面白い。
梅雨が明け、夏本番を迎える自然界を生きる生き物にあって、小さいけれど夏の虫の威厳を感じさせてくれます。

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カフェでの夏休み工作教室

兵庫県多可郡多可町のカフェ チャッタナの森で夏休み工作教室をさせていただきます。
日頃は、ワークショップはカトラリーなどが中心なのですが、おもちゃ制作も好きなので、カフェchattana(チャッタナ)の森の主催により、木のおもちゃ作りのワークショップを行います。
今回は、木の自動車を作ります。あらかじめ用意した長さ24センチの車体となる木と車輪を組み立てた後は、沢山の端材の中から自由に材を組み合わせて、自分だけの自動車を作ります。
子供たちと楽しい時間を過ごせることを楽しみにしています。ご参加をお持ちしております。

「夏休み工作教室 親子で作ろう動く木のおもちゃ(ドリンクつき)」
第1回 7月23日(土) 10:00~11:50
第2回 7月23日(土)13:00~14:50
対 象 5才以上親子(ただし小学4年生~大人はお1人で参加できます)
定 員 10組
参加費 親1人子1人で3,800円 (材料1個分、ドリンク2人分を含みます)
親1人子2人で7,100円(材料2個分、ドリンク3人分を含みます)
親2人子1人で4,300円(材料1個分、ドリンク3人分を含みます)
お1人で3,300円(材料、ドリンクを含みます)
持 物  なし

会 場 chattanaの森 兵庫県多可郡多可町中区牧野817-41
北播磨余暇村公園内 chattanaの森(ココロン那珂)  北播磨余暇村公園の駐車場をご利用ください。
主 催 chattana(チャッタナ)の森
申込み方法  chattanaの森まで直接電話にて 直接お申込みください。
問合せ・申込先 TEL 0795-32-4111FAX 0795-32-4119
定員の場合は締め切らせていただきます。
〒679-1103兵庫県多可郡多可町中区牧野817-41
北播磨余暇村公園内 chattanaの森(ココロン那珂)

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2016年 7月の工房Open日

毎月、第3土曜、日曜、月曜の3日間、工房ギャラリーをOpenしています。
2016年7月の工房Openは、7月16日(土)、17日(日)、18日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
工房で製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
梅雨のうっとうしく蒸し暑い日々が続いていますが、工房の周りの木々は、たっぷりと大地から水分を吸収して、日々成長している様子が感じられるようです。
樹木にとって、一番躍動感が感じられる時期のような気がします。

期間中ワークショップのお知らせ
工房Openの3日間は、工房体験として、天然木のクロモジの木を使った、オリジナルの黒文字楊枝作りのワークショップを行います。
どなたでもお気軽に参加していただけます。
予約は不要で、各3日間10:00~15:00に行います。
お一人で楊枝2本で300円です。
お気軽に工房へお立ち寄りください。

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草原上の造形 100枚の板 公募

兵庫県小野市のアートを盛り上げようと、彫刻家で代表の井上 直さんが立ち上げられた「アートプランおの」の一員として活動しています。
今年のメインの活動として10月に「「草原上の造形 100枚の板」と題して、1×4材(9×183×2㎝)100枚を使ったモニュメント、インスタレーション作品を兵庫県小野市の「ひまわりの丘公園」にて公開制作と展示を行うことになりました。
「アートプランおの」の2名の彫刻家の方と田中陽三が制作参加予定なのですが、制作希望者を4名公募することになりました。
グループ・個人は問いません。
制作者には、1×4材100枚と制作補助費上限20.000円を支給します。
応募には審査がありますので、代表の井上さんへ電話TEL090-2119-7156またはメールGangan30※outlook.jp(※は@を入れてください)にて連絡・お問い合わせをお願います。(応募締切りは8月20日)
みなさん応募をお待ちしております。

会場 兵庫県小野市浄谷町「ひまわりの丘公園」
制作期間 2016年10月15日~10月21日
展示期間 2016年10月22日~10月30日(撤収10月31日)

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長方形隅切盆と豆皿

定番で作っていた栗の木の長方形隅切盆のもう少し大きなサイズをお店から依頼され、制作しています。
サイズは、36×26センチ厚さ2センチ。隅切盆と言う名前ですが、このサイズになると、お盆と言うよりいわゆる折敷として使用するためのものになるようです。
サイズが判りにくので、栗の木で制作した3寸(9センチ前後)の豆皿を載せてみました。
隅切盆は、拭き漆塗りで仕上げるのですが、いつも作品作りを紹介している写真は、彫りたて無塗装のものが多いような気がします。
塗り上がった完成品の写真がどうも少ないのは何故か、と考えていると、
いつも漆塗りは夜の仕事で、昼間はほとんど彫り作業と言うわけで、漆が塗り上がると、漆室か室内で漆が安定するまで保管して、納期が来ると夜に発送作業。
と言うような状況で、ほとんど完成品は夜に扱うので、写真を撮るのに適した昼間は、彫り作業が終わった木地の状態のものが多くなってしまったようです。
まるで、絶え間なく注文作業をこなしているように見えますが、そんなことでもないので、これからはもう少し塗り上がった完成品の作品を紹介していきたいと思います。
ちなみに豆皿はオイル仕上げで完成品です。

栗の木 隅切盆 豆皿

 

 

 

 

 

畑のイノシシ被害

工房の隣りの畑に行くと、植えたサツマイモがすべて掘りかえされて、めちゃくちゃになっている。
イノシシのしわざらしい。畑を始めて数年経ちますが、イノシシの被害に遭うのは初めて。
ご近所の方から、最近この近くまで、イノシシが来ているようだという話は聞いていたのですが、私たちの畑がこんなに、ひどいイノシシの被害に遭うとは思ってもいませんでした。
この辺りは、水田と住宅地にわずかな雑木林が入り混じる地域で、決して山深いところではなく、これまでイノシシが住んでいたことはないのですが、生息地域を広げてきたようです。
まだ、この時期のサツマイモはそれほど成長していなくて、芋もせいぜい短いゴボウぐらいしかなかったと思われるのですが、それでも畑の畝一筋のサツマイモをすべて丁寧に掘り起こして、芋の部分を食べて行ったようです。
この時期の、サツマイモを掘ってもごく小さな芋しかないことは、判っているのではないかと思いますが、空腹を満たすために、すべての芋ヅルを丹念に掘り返して空腹を満たしたような感じがします。
山に食料がないのでしょうか。
最近は、各地で人里にクマやシカ、イノシシなどが出没するようになったという話題をよく耳にするようになったのですが、自然界のバランスが崩れている現れなのでしょう。
人と自然が共存することが豊かな暮らしと考えているのですが、なかなか難しく、悩ましい出来事です。

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