畑のイノシシ被害

工房の隣りの畑に行くと、植えたサツマイモがすべて掘りかえされて、めちゃくちゃになっている。
イノシシのしわざらしい。畑を始めて数年経ちますが、イノシシの被害に遭うのは初めて。
ご近所の方から、最近この近くまで、イノシシが来ているようだという話は聞いていたのですが、私たちの畑がこんなに、ひどいイノシシの被害に遭うとは思ってもいませんでした。
この辺りは、水田と住宅地にわずかな雑木林が入り混じる地域で、決して山深いところではなく、これまでイノシシが住んでいたことはないのですが、生息地域を広げてきたようです。
まだ、この時期のサツマイモはそれほど成長していなくて、芋もせいぜい短いゴボウぐらいしかなかったと思われるのですが、それでも畑の畝一筋のサツマイモをすべて丁寧に掘り起こして、芋の部分を食べて行ったようです。
この時期の、サツマイモを掘ってもごく小さな芋しかないことは、判っているのではないかと思いますが、空腹を満たすために、すべての芋ヅルを丹念に掘り返して空腹を満たしたような感じがします。
山に食料がないのでしょうか。
最近は、各地で人里にクマやシカ、イノシシなどが出没するようになったという話題をよく耳にするようになったのですが、自然界のバランスが崩れている現れなのでしょう。
人と自然が共存することが豊かな暮らしと考えているのですが、なかなか難しく、悩ましい出来事です。

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2016年7月1日 | カテゴリー : 工房の四季 | 投稿者 : えらむ