栗の木の角小鉢

栗の木を彫って作った角小鉢です。
10センチ角で、厚さ3センチ、拭き漆塗りで仕上げています。
小鉢なので単品でも、複数でもいろいろコーディネートを楽しむことができます。
収納を考えたスタッキングにも配慮しています。
豆皿サイズの小鉢ですが、深さがあるのと、角鉢になると丸鉢に比べ、彫るのが大変ですが、深さがあるので、いろいろな用途に使えることを考えながら作るのは楽しいことです。
多くの方のご要望にお応えして、沢山豆皿を作らせていただきましたが、豆鉢ならぬいろいろな小鉢をこれからご提案もしていきたいと思います。

木の小鉢

 

2020年シバ栗の季節

工房の木々に秋の深まりを感じる日々となりました。
工房の周りには、野性のシバ栗の木が沢山生えていますが、今年もイガをまとったシバ栗の実が大量に落ちてきました。
工房の敷地に植えた、今年の銀寄や丹波栗などの収穫用の栗は、今年の極端な気候のせいか、青い小さなイガの状態のまま落ちてきたり、実が小さかったりと、例年になく不作の年となりました。
その点、今年のシバ栗は、例年どおり大量の実を落としています。自然に自生する植物の動じない力のようなものを感じます。
私の工房で器の制作に使用する木の大半が栗の木。工房を取り囲む栗の木の四季の移ろいとともに生活する日々で、これからも栗の木に寄り添い、語らいながら、生活することになるだろうと思います。

サンドブラスト初体験

先日、友達のガラス作家 藤本悦子さんが兵庫県加古川市で運営しているサンドブラストのガラス工房「Glass Garden」を訪ねて来ました。
そしてサンドブラストの初体験により作品を制作しました。
サンドブラストは、圧縮空気でガラスの表面に砂を吹き付けることによって彫刻する技法のことで、クリスタルグラスをはじめ、数層の色ガラスを重ねた外被せガラスを彫刻することで、も趣のある作品を創ることができます。
作家の藤本悦子さんは、サンドブラストガラス工芸の創始者で世界の第一人者の竹内洪氏に師事され、大変多彩で美しいガラス工芸作品を作られています。
藤本さんは、サンドブラストの講座も開いておられ、私も初心者向けのサンドブラストの体験をさせてもらいました。
既製のお皿に自身でデザインした模様をお皿の裏側にマスキングし、サンドブラストの機械で彫刻するのですが、デザインとマスキングテープ切りにほとんどの時間を要し、サンドブラストの機械での彫刻は、ほんの数分で終了しました。高度なものは、これを何度も繰り返し、ひとつの作品を作るのに数か月を要するものもあるそうです。
はじめてのサンドブラスト作品は、デザインも出来上がりも、自身の表現がリアルに出て、朴訥とした作品にになりましたが、なかなか面白く、また機会があればやってみたいと思います。
機会がありましたら、ガラス工房「Glass Garden」の講座を受講ください。

「Glass Garden」兵庫県加古川市加古川町粟津249-1 太陽ビル1階
PHONE/FAX 079-423-0303

 

 

 

 

ふたり展・三人展 終了しました

2020年9月25日からのうつわと道具や ころはでのふたり展の後、10月10日からのギャラリー風来での三人展の続いた展示会も終了いたしました。
コロナ禍で、沈滞ムードの活動環境の中で、ふたつのギャラリーからお声がけをいただきました。
たまたま地理的に近いことや、どちらも他の素材の作家の方との合同の展示会と言うことで、似かよった展示会となりました。
どちらも初めての会場で、初めての作家の方との合同の展示会と言うことで、あらかじめそれぞれのギャラリーのお客様の趣向や傾向を伺い、また、ご一緒させていただく作家の方の作品を参考にさせていただいて、それぞれの会場の個性を尊重し、私の出品する作品を制作し、準備しました。
各ギャラリーともある程度、違った趣向の展示会とすることができたと思います。
結果的には、各ギャラリーのオーナーさんやスタッフの方、ご一緒いただいた作家の方の力量のおかげで、初めての会場にもかかわらず、沢山の方にお出でいただくことができ、作品も購入していただくことができたように思います。
この度、ご縁をいただいてご一緒していただいた、ふたり展での陶芸家の児玉修治さん、三人展での陶芸家の伊藤慎さん、金工作家の森下シゲキさんとは、とても良くしていただき、いろいろ交流を深めることができたことは、本当に嬉しく思います。
そして、コロナ禍の下で会場に足を運んでいただいたお客さまに、心よりお礼申し上げます。

胴張りの角皿

栗の木で彫った胴張りの角皿です。
厚さ2センチの栗材で、21センチ角の7寸皿で、和洋を問わず、カジュアルな雰囲気で使っていただけることを意識しての、漆塗りの仕上げにしました。
黒を基調とした拭き漆塗りで、つや消しに仕上げています。
あまり器用な漆塗りの技法は、使えませんが、30年近く漆を扱ってきた経験から、少し意図した表情が出せるようになったかなと思います。
とは言え、漆は生き物で、今だ思うようにいかないことに悩む日々です。
今回はなんとか、和洋でカジュアルに使える落ち着いた雰囲気のお皿が出来たと思います。

出来上がった胴張りの角皿は、現在、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」さんにて開催中の「木金土 三人展」に出品しています。
お時間ございましたら、ギャラリー風来さんにて、作品をご覧いただけますと幸いです。

会場 「ギャラリー風来」 兵庫県明石市天文町1-7-9
期間 2020年10月10日(土)~10月17日(土) 11:00~18:00
(最終日は17:00まで) 会期中無休

胴張りの皿胴張りの皿

 

ギャラリー風来での 木金土 三人展始まりました

本日、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」さんにて開催の「木金土 三人展」が始まりました。10月17日まで。
「木金土 三人展」は、陶芸家の伊藤 慎さん、金属アルミによる器制作者の森下シゲキさんと木の器の田中陽三の3人による、木と金属と土を素材とした作家による展示会です。
本日は、ギャラリーのオープンと同時に沢山の方にお出でいただき、感謝いたします。
美術大学で絵画を専攻されていた伊藤 慎さんの器は、抽象画を見るような深い表情の器が魅力的です。金属加工を職業としてこられた森下シゲキさんは、巧みな技術を駆使しながら、柔らかい表情のアルミの器が魅力的です。
私、田中陽三は、漆塗りの器やお盆、スプーンなど新作を中心に、オイル仕上げのパン皿なども出品しています。
ギャラリー風来さんは、陶芸家 内田鋼一氏の監修のもと、什器や展示台がしつらえられた、大変趣のある空間です。初めての顔合わせとなった、陶芸、金工、木工の三人展ですが、ギャラリーの雰囲気としっとりと馴染んで、とても良い雰囲気の展示会となっています。
展示会は、17日まで開催されます。お時間ございましたら、ご高覧ください。

会場 「ギャラリー風来」 兵庫県明石市天文町1-7-9

期間 2020年10月10日(土)~10月17日(土) 11:00~18:00 (最終日は17:00まで) 会期中無休

栗材のリム皿の仕上がり

栗の木でお皿の縁が広いリム皿を彫りました。
黒を基調とした拭き漆塗りで仕上げています。
7寸(21センチ径)と8寸(24センチ径)の二サイズがあります。
リム付の皿になると自然と洋食器的になりますが、和食器としての用途も意識した、多用途なお皿になればと思い、黒い拭き漆塗りで仕上げました。
出来上がったリム皿は、10月10日~17日まで、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」さんにて開催される「木金土 三人展」に出品いたします。
ギャラリー風来さんでの「木金土 三人展」は、陶芸家の伊藤 慎さん、金属アルミによる器制作者の森下シゲキさんと木の器の田中陽三の3人による、木と金属と土を素材とした3作家による展示会です。
森下さんのアルミを叩き出した、つや消しの金属食器、伊藤さんの絵画的な釉薬使いの白を基調とした陶器との相性も考えて、私は、マットな黒の基調の器を多く出品しています。
お時間ございましたら、ギャラリー風来さんにて、作品をご覧いただけますと幸いです。

会場 「ギャラリー風来」 兵庫県明石市天文町1-7-9

期間 2020年10月10日(土)~10月17日(土) 11:00~18:00 (最終日は17:00まで) 会期中無休

木のリム皿

胴張りの角皿を彫る

栗の木で胴張りの角皿を彫りました。
厚さ2センチの栗材で、21センチ角の7寸皿です。
単なる正方形の角皿と比べ、少し緊張感が和らいだ印象があります。
和洋を問わず、カジュアルな雰囲気で使っていただけそうな気がします。
やはり仕上げは、私好みの黒を基調とした拭き漆塗りにしています。
黒の拭き漆塗り仕上げは、意図したお皿として仕上がっているのかは、10月10日から始まる兵庫県明石市のギャラリー風来さんでの三人展に出品いたしますので、よろしければ、ギャラリーでご覧ください。

栗の木の皿栗の木の皿