サンドブラスト初体験

先日、友達のガラス作家 藤本悦子さんが兵庫県加古川市で運営しているサンドブラストのガラス工房「Glass Garden」を訪ねて来ました。
そしてサンドブラストの初体験により作品を制作しました。
サンドブラストは、圧縮空気でガラスの表面に砂を吹き付けることによって彫刻する技法のことで、クリスタルグラスをはじめ、数層の色ガラスを重ねた外被せガラスを彫刻することで、も趣のある作品を創ることができます。
作家の藤本悦子さんは、サンドブラストガラス工芸の創始者で世界の第一人者の竹内洪氏に師事され、大変多彩で美しいガラス工芸作品を作られています。
藤本さんは、サンドブラストの講座も開いておられ、私も初心者向けのサンドブラストの体験をさせてもらいました。
既製のお皿に自身でデザインした模様をお皿の裏側にマスキングし、サンドブラストの機械で彫刻するのですが、デザインとマスキングテープ切りにほとんどの時間を要し、サンドブラストの機械での彫刻は、ほんの数分で終了しました。高度なものは、これを何度も繰り返し、ひとつの作品を作るのに数か月を要するものもあるそうです。
はじめてのサンドブラスト作品は、デザインも出来上がりも、自身の表現がリアルに出て、朴訥とした作品にになりましたが、なかなか面白く、また機会があればやってみたいと思います。
機会がありましたら、ガラス工房「Glass Garden」の講座を受講ください。

「Glass Garden」兵庫県加古川市加古川町粟津249-1 太陽ビル1階
PHONE/FAX 079-423-0303

 

 

 

 

2020年10月20日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ