工房 えらむ

木の器と手織の工房

03月

Blue Moon Quartet Live

久しぶりに、工房から車で30分のところにあるライブハウスへ出かけました。
最近、気になっていたBlue Moon Quartetのライブ。
コルネット、ギター、ベース、ドラムのパーソネルの若いQuartet。ジャズを中心とした、ともかく聞いてて楽しい音楽に惹かれて、久しぶりにライブ会場へ。
普段はカフェの小さなライブハウスなので、ともかく距離が近くて、グルーブ感がストレートに伝わって来ます。
演奏は、終始リラックスした雰囲気のなかで、ジャズを中心に様々なジャンルのごった煮風選曲もおもしろく、それぞれの個性とテクニックで、思いっきり楽しもう感で聴かせてくれました。
気難しいジャズも好きですが、今回のライブは、「おもしろかった!」そんな気分で会場をあとにしました。

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花型の皿を彫る

工房の周辺もだいぶ暖かくなり、春めいてきました。
いろいろな花も咲き始め、最近彫っていなかった、花型の皿を彫ることにしました。
まだ、蕾もある、のんびりと工房の片隅で咲いている梅の花をモデルにして、新しいかたちの皿を彫ります。
銘々皿として、茶托としても使えるものにしました。
栗の板をこつこつと彫っていくのですが、皿の内側より外側に時間がかかって、なかなかはかどりません。
それでも、少し数がある方が花らしいと、頑張って彫ってみました。

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工房のつくし

春分の日となりましたが、思いのほか寒い一日となりました。
畑から望む遠くの山が、雪化粧をしていました。
そんな季節ですが、工房の片隅から土筆が芽をだしました。
工房の土地を買ってからこれまで、土筆が生えていたことはなかったのですが、昨年からわずかですが、土筆が生えてくるようになりました。どこからか胞子が飛んできたのでしょう。
土地に栄養分が無いせいか、細いひょろりとしたものですが、それでも土筆を見ると春が来た。と実感します。
工房に植えたサクランボの花も咲きました。例年通り吉野桜より早い開花です。桜に比べると地味な花ですが、寒さに耐えながら咲いている姿は、清々しく感じます。
暖かくなったり、寒くなったり、季節は時として気まぐれに進むところが面白いのかもしれません。
四季の移ろいに一喜一憂しながら生活するのも楽しいことだと思います。

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じゃがいもの植え付け

今日は、気温も上がり、寒々としていた工房内も15度と、暖かくなりました。
3月も中旬となり、暖かい陽気に誘われて、そろそろじゃがいもの植え付け時とみて、近くの種苗店で買っておいた種芋を植え付けました。
昨年は、一般的な品種の「メークイン」の1種類だけだったのですが、今年は、「メークイン」と他に「シャドークイーン」と「アンデス赤」の2種類を新たに植えることにしました。
何となく名前に魅かれて買ったようなところもあるのですが、それぞれ煮物向き、サラダ向きと味も食感も違い、いろいろバリエーションを楽しめるようです。
大きな芋は、切って種芋を小さくするのですが、こんな時切り口に着ける灰には、薪ストーブの灰が重宝します。
暖かい晴れ渡った空の下での農作業は、いつも下を向いて木を彫ってばかりいると、とても清々しくて、気分のいいものです。
それぞれの芋は、個性的な表情で、どんな味覚を提供してくれるのか楽しみです。

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左から、メークイン・アンデス赤・シャドークイーン          シャドークイーンの切り口 左は灰を付けたもの

 

春の訪れ

寒い日、暖かい日を繰り返しながら、3月も半ばとなり、さすがに寒い日も少なくなりました。とは言え、土壁で隙間だらけの工房内は、まだ息が白くなる日もあり、日によって薪ストーブがかかせません。
暖かくなって来たし、今日はいいかと、ストーブに火を入れないで、鉄の塊だけの薪ストーブを見ていると、それだけで寒々しく感じてしまいます。部屋が暖まらなくても、火を入れて、炎を見ているだけで、気持ちが落ち着き、暖かい気分になります。薪ストーブというのは、視覚的にも暖かさを感じることのできる、優れものであると感じます。でももうそろそろストーブの出番も終わりでしょうか。
工房の周りも春の風景が広がってきました。
敷地の片隅に植えた、小さな梅の木に花が咲きました。今年は例年より少し遅い気がします。
畑の菜の花も、おひたしで頂いていた蕾が開き始めました。
春の訪れを感じる日々です。

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手刳り椀の漆塗り

1ヵ月ほど前に、栗の木で彫っていたお椀が出来上がったので、拭き漆塗りをしました。
栗の木は、とても個性のある木で、同じ樹種でもその表情は、すべて異なります。
私の作品のほとんどは拭き漆で、木の表情をできるだけ生かして、木の個性や味わいを大切にしたいと思って作品作りをしています。
フリーハンドで手繰りのお椀の、ざらりとした彫り跡に、少し色を加えたり、違う漆を塗り重ねるなどしながら、杢目と合わせて、器がよりおもしろいものになることをめざして拭き漆をしています。
陶芸で言えば、手びねりや手回しロクロで作った器を、薪窯で焼いたような味わいが出せればと思いながら、作っているのですが、意図したとおりには、なかなかならないようです。

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HALF TIMEの思い出

久しぶりに神戸の街を少し歩きました。
サラリーマン時代に時々出かけた、Bar HALF TIME の前を通ったので、懐かしく記念撮影。
HALF TIMEは、私の好きな小説家のひとり、村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」を映画監督の大森一樹氏が、映画にした時のロケに使ったBar 。そのことは、ずっとむかしに新聞で読んで知っていたので、Bar の前を通る度に気になっていました。それが、不思議な縁でBar の扉を開けることになりました。(実際にはビルの2階に上がるだけで、扉はいつも開いたまま)
サラリーマン時代、ものづくりで生計を立てたいと思いながら、勉強のためにと、神戸市内のギャラリーをあちこち巡っていました。とりわけ元町駅の北側にある、とあるギャラリーが気に入って、金曜の夜ともなると、時間の許す限り出かけて行きました。
作品を見て、馴染のギャラリーのオーナーさんと、在廊している作家さんとお茶をいただくのが、楽しみでした。
ある日、オーナーさんが、「ここが終わったらBar の仕事があるの・・・・」と。聞けば、そこがあのHALF TIMEとのこと。一度行ってみたかったBar との接点ができたことで、さっそく気心の知れた仲間と訪ねました。そこは小説にあるジェイズ・バー の世界で、古いピンボールなんかが置いてあって、素敵な空間でした。時々訪ねては、お客さんの少ない時はダーツをしたり、カウンターでオセロゲームをしたりと、好きなジャズをBGMに、まったりとした時間を楽しんでいました。
阪神大震災後は、近くのビルに移って運営されていたギャラリーも、今はその活動を休止されているようです。Bar の看板を見ながら、今に至る日々をいろいろ思い出しました。

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木のうつわとカトラリー展

3月19日〜3月31日の期間、愛知県岡崎市の木の家具と雑貨の店「HELL-BENT(ヘルベント)」さんで開催されます、「木のうつわとカトラリー展」に出展いたします。
木工家の方のご紹介で、この度、出展させていただくことになりました。
全国から大勢の作家の方が作られた、個性ある木の器とカトラリーが一堂に展示販売されます。
私は、気軽に使える、拭き漆塗りの器を中心に出展したいと思っています。
お近くの方は、ぜひご覧いただければと思います。

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