工房 えらむ

木の器と手織の工房

08日

HALF TIMEの思い出

久しぶりに神戸の街を少し歩きました。
サラリーマン時代に時々出かけた、Bar HALF TIME の前を通ったので、懐かしく記念撮影。
HALF TIMEは、私の好きな小説家のひとり、村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」を映画監督の大森一樹氏が、映画にした時のロケに使ったBar 。そのことは、ずっとむかしに新聞で読んで知っていたので、Bar の前を通る度に気になっていました。それが、不思議な縁でBar の扉を開けることになりました。(実際にはビルの2階に上がるだけで、扉はいつも開いたまま)
サラリーマン時代、ものづくりで生計を立てたいと思いながら、勉強のためにと、神戸市内のギャラリーをあちこち巡っていました。とりわけ元町駅の北側にある、とあるギャラリーが気に入って、金曜の夜ともなると、時間の許す限り出かけて行きました。
作品を見て、馴染のギャラリーのオーナーさんと、在廊している作家さんとお茶をいただくのが、楽しみでした。
ある日、オーナーさんが、「ここが終わったらBar の仕事があるの・・・・」と。聞けば、そこがあのHALF TIMEとのこと。一度行ってみたかったBar との接点ができたことで、さっそく気心の知れた仲間と訪ねました。そこは小説にあるジェイズ・バー の世界で、古いピンボールなんかが置いてあって、素敵な空間でした。時々訪ねては、お客さんの少ない時はダーツをしたり、カウンターでオセロゲームをしたりと、好きなジャズをBGMに、まったりとした時間を楽しんでいました。
阪神大震災後は、近くのビルに移って運営されていたギャラリーも、今はその活動を休止されているようです。Bar の看板を見ながら、今に至る日々をいろいろ思い出しました。

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