工房 えらむ

木の器と手織の工房

03月

2018年 工房のさくら開花

厳しい寒さの冬も終わって、工房周辺も最近めっきり暖かくなって、2018年の工房のさくらが開花しました。
今年は、寒さが厳しかった割には、全国から早々とさくら開花の知らせが届いていますが、兵庫県小野市周辺はちょっと遅め、そして小野市郊外の高台の工房周辺は、さらに遅れてやっと開花し、現在七分咲き程度になりました。
木の器仕事も最近は、脱サラ6年目で少し仕事をいただけるようになりましたが、仕事の遅さ故の慌ただしい日々に、工房の四季の移ろいに目を向けることが少なくなったような気がします。
元々、自然とともに暮らしたい、そこから感じた自然への思いを作品に表現したいと言う思いで、脱サラしたのに、どうも「木を見て森を見ず」みたいな生活をしていることをちょっと情けなく感じる日々です。
工房の土地を買って最初に植えたさくらの苗木は、しっかり花を咲かせるようになって、季節は巡っているぞと、さくらに教えられているような今日この頃です。


 

 

 

 

 

 

木の抹茶茶碗の納品

昨年末に制作のご依頼をいただいた、木の抹茶茶碗3点を先日納品させていただきました。
折に触れて、木の抹茶茶碗を作っているのですが、この度の木の茶碗は、ご依頼者方より具体的に細かな仕様のご希望がありましたので、それに基づいて、私なりの個性を出しながら作らせていただきました。
何度かご依頼者の方と打ち合わせをさせていただいて、栗の木を彫って、漆で仕上げ、平茶碗、筒茶碗、馬盥茶碗の3点が出来上がりました。
お茶碗は、大変難しいものなので、ご希望に添うものができたか心配だったのですが、先日、納品させていただきましたところ、気に入っていただけたようで、ほっとしています。
この度は、細かいお茶碗の仕様をご指定していただいたおかげで、お茶碗というものの奥深さを再確認させせていただき、とても勉強になりました。
木のお茶碗をお使いになる方は、まだ少ないようですが、このような木のお茶碗の制作の機会をいただけましたことを嬉しく思います。

木の抹茶茶碗木の抹茶茶碗 高台

 

 

 

 

パン皿を作るワークショップ

今日は、以前に兵庫県多可町のカフェ チャッタナの森で開催したワークショップにご参加いただいた方より、工房でのワークショップのご予約をいただき、パン皿を作るワークショップをさせていただきました。
みなさん、カフェでのワークショップで作られた、お皿などを自宅で彫りを加えられるなどして、さらにグレードアップして楽しんでおられる、彫るのが大好きな方々。
彫りを加えられて、素敵に変身したしずくのお皿を見せていただき、本当に楽しんでおられる様子がよくわかりました。
今回は、ご要望により少し材料費をご負担いただいて、20センチ角のパン皿を作りを行いました。
さすがに20センチ角のお皿を15ミリ幅の彫刻刀で彫るのは大変です。
馴れた手つきで着々と彫り進められましたが、もっともっと彫ってみたいので、この楽しみは自宅用にもとっておきたいとのことで、それぞれ完成は、もう少し先のお楽しみと言うことになりました。
木と彫ることが大好きと言いう方々と、私も本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
そして私のおこなっている、小さなワークショップが、いろいろな展開をみせながら、ささやかに根付いていっていることを、とても嬉しく思いました。


 

 

 

大きなお盆の納品

先日、長方形の少し大きめのお盆のオーダーを複数枚いただき納品させていただきました。
コーヒーカップなどがゆったりとのせられる、少し大きめのお盆の制作のご依頼をいただき、栗の木で縦25センチ×横43センチ×厚さ2センチの漆塗りのお盆を作りました。
このサイズと厚みになると、反りやねじれが心配になるので、栗の木の柾目を使いましたが、盤面が広い分、柾目の杢目が少し単調に感じられるので、全体に細かい彫り目を入れてみました。
また、たくさん食器などをのせても、卓上から持ち上げやすく安定して支えられるように、指のかかる彫り込みを入れ、実用性にも配慮しました。
オーダーいただきました方には、気に入っていただけて良かったです。

栗の木のお盆栗の木のお盆

 

 

 

 

 

 

 

ミミズクのお皿を作るワークショップ募集

いつもワークショップをさせていただいている、兵庫県多可郡のカフェ チャッタナの森で、ミミズクのお皿を作るワークショップをさせていただきます。
いつものワークショップと少し趣向を変えて、カフェ チャッタナの森のオリジナルデザインのミミズクのお皿をクルミの木で作ります。
現在、参加者を募集中です。お申し込みは下記までお願いします。
お気軽にご参加ください。

【日 時】3月31日(土) 14:00~17:00
【〆 切】3月29 日(木)
【対 象】中学生以上
【参加費】3,500 円(材料代、ドリンクを含む)
【定 員】10名
【持 物】なし
【協 力】多可町観光交流協会
【集合受付】 chattana の森受付で開始時刻の15 分前から
【駐 車 場】 北播磨余暇村公園の駐車場をご利用ください。
【主  催】 chattana(ちゃったな)の森
【申込方法】 chattana の森までお電話か、直接お申込みください。
【問合・申込先】
TEL 0795-32-4111
〒679-1103 兵庫県多可郡多可町中区牧野817-41
chattana の森( ココロン那珂)
※ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
※キャンセルの場合には必ず事前にお電話ください。


 

 

 

 

 

 

2018年3月の工房Open日

2018年3月の工房Openは、3月17日(土)、18日(日)、19日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
工房で製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
工房の周辺も暖かくなり少し春めいた雰囲気になってきました。
工房の敷地に植えたサクランボの花が咲き始め、春の訪れを感じます。
時折ウグイスも鳴きはじめ、空高くヒバリのさえずりも聴こえるようになりました。
少し春めいた工房へどうぞお気軽にお立ち寄りください。

なお、5月のゴールデンウィークに「工房展」として、工房Openを予定していますので、4月と5月の第3土、日、月の工房定期Openはお休みいたします。ご了承ください。


 

 

 

 

 

栗の厚板を求めて材木店へ

3寸厚の栗材が必要になり、1年ぶりに親しくしていただいている大阪の材木店さんへ軽トラックで行きました。
3寸、約9センチ厚の栗の乾燥材で2メートル分程度の量が必要になったのですが、一般的には入手の難しいサイズです。
いつもお世話になっている、栗材の専門店、大阪市西区にある有限会社 橘商店の社長さんにあらかじめ電話してサイズのこと、値段のことなど相談させていただきました。
電話では難しい注文だと言われましたが、行ってみると、いくつか予算に合う候補の材を用意していただいて、気に入った材を購入することができました。
それも、ほぼ希望サイズの、歩留まりの良い無地の材で、大変助かりました。他に、お盆の制作などに必要な、栗の柾目の薄板や格安にしていただいた端材などを購入しました。
歩留まりの良い材を必要な分だけ購入できるのは、とても経済的で助かります。
そして小さな個人工房にも、親身に対応していただける社長さんに感謝です。


 

 

 

 

 

 

じゃがいもの植え付け 2018年春

さすがに3月に入り、工房のあるところも暖かくなり、ウグイスがささやかに鳴き始めました。
もう霜が降りることもないだろうと言うことで、工房となりの畑にじゃかいもを植え付けました。
今年は、一般的なメークインと男爵。
大きな芋は、ふたつに切って、切り口に薪ストーブの灰をまぶして植え付けます。うまく育ってくれればよいのですが。
畑に昨年から植えて、越冬させている玉ねぎとエンドウは、厳しい寒さのせいか、例年に比べ成長がとても悪いです。
実際、スーパーの野菜の品ぞろえも悪く、値段も高騰している様子からすると、プロの農家さんも、今年の冬の寒さには苦戦されているように感じます。
毎年同じように繰り返しているように感じる、季節の移り変わりは、実は、激しい変化を伴いながら巡っているのでしょう。
植物も人もその変化に翻弄されながら生きていくと言うことが、自然と暮らすと言うことなのかなと、畑仕事をしながらふと思いました。


 

 

 

 

 

 

 

パスタ皿を作る

最近は、オーダーでのご依頼で木の器を作ることが多く、なかなか自由に作品を作ることが少なくなりました。
なので、少し以前に作ったパスタ皿のこと。
杢目の美しさにほれ込んで購入したメープル材、10年近く工房の片隅に眠っていたものを引っ張り出してきて、作ったのがパスタ皿。
メープル材の杢目と言うより、模様、あるいは墨絵のようなこの美しさを生かした器を作りたいと思って作ったのがパスタ皿。
今回は、滑らかな曲線のお皿にして、彫りの跡をサンドペーパーで磨いて、表面を滑らかにし、木の表情を引き出すことにしました。
ウレタンオイルを浸透させながら、耐水ペーパーで研いで仕上げました。
思っていた表情のお皿ができたと思います。
パスタを盛付けて、自然の表情とともに味わうことができれば、より美味しく感じてもらえるのではないかと思います。
木は、1枚分しかなかったので、残念ながら1点ものです。