綿の栽培 本葉

綿の栽培も、双葉が出て1ヶ月、ようやく本葉も大きくなり成長をはじめました。
綿は、双葉が出て10センチ位になったところで、根の成長に時間がかかるので、1ヶ月近くはほとんど大きくなりませんが、梅雨の時期に入り、本葉が勢いよく伸び始めました。
種類などにより、成長にばらつきがあるものの、30センチ程度に成長し、例年どおりの成長となっているようです。
これから夏の日差しを受けて、背丈を伸ばして行くと思います。
今年の4月下旬に、工房で展示会をさせていただきた時、何名かのお客様が、綿の栽培に興味を持っておられ、綿の種を分けてほしいというご希望がありましたので、差し上げました。
新しい土地でも順調に育ってくれていればよいのですが。

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2014年6月28日 | カテゴリー : 綿の栽培 | 投稿者 : えらむ

クラフトで乾杯!乾杯を愉しむ公募展

久しぶりに応募した公募展に、入選しました。
最近は、ほとんど公募展には応募していなかったのですが、募集要項を送っていただいた公募展は、乾杯をテーマに、乾杯に纏わるあらゆるクラフトを対象とする内容に興味を持って、応募してみることにしました。
応募させていただいた「クラフトで乾杯!乾杯を愉しむ公募展」は、会場を札幌芸術の森として、主催は、札幌市立大学・朝日新聞北海道支社・公益社団法人札幌芸術文化財団で、特別協賛が、サッポロビール株式会社のクラフト展です。以前「ビアマグランカイ」と言う同会場で、ビールジョッキやグラスのクラフト展が実施されていましたが、2012年に終了したことで、その公募展の流れを汲んで、新たに乾杯をテーマに開催されたものではないかと思われます。
今回は、応募総数311点より、入賞16点を含む入選作品122点で展示されることになりました。
私は、栗材とウォールナットを使って、刳り物で聖火をモチーフにした盃を作り、プリミティブな雰囲気にしました。残念ながら入賞はできませんでしたが、久しぶりに応募した公募展で、なんとか入選できたことを嬉しく思います。
展示会は、7月5日からです。機会がありましたら、会場にお立ち寄りいただければと思います。

クラフトで乾杯!ホームページ

会期 2014年7月5日〜8月31日  9:45〜17:30 会期中無休 入場無料

会場 札幌芸術の森 工芸館  札幌市南区芸術の森2丁目75番地

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2014年6月20日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

展示会作品の製作

先のブログでお知らせしましたとおり、来月16日から、「木工ふたり展」の開催を予定しています。
国登録有形文化財の旧家の蔵をお借りしての、展示会と言うことで、普段あまりご紹介していない、一点物の作品としての器などを中心として、展示をしていきたいと考えています。
展示会まであまり時間がないのですが、普段製作している定番の作品以外の作品を、新たに製作しています。
定番品などをたくさん製作していると、木を単なるマテリアルとしてしか、扱ってないのではないかと思う時があります。今回の展示会に向けては、少し立ち止まって、 じっくりと木と向き合って、できるだけ木の個性を生かした、作品を作っていければと思っていますが、会場となる旧家のレベルと比べると恥ずかしい限りです。
まだ製作途上の状態しかご紹介できませんが、出来上がった作品はは、展示会場でご覧いただければと思います。

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2014年6月16日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

木工ふたり展 温故知新

来月、7月16日から、兵庫県西脇市の木工家 藤田幸平さんと「木工ふたり展 温故知新」をさせていただくことになりました。
藤田さんは、雑木を曲げての椅子製作、雑木類を生かした轆轤による器を製作されている、自然派志向の木工家の方です。
会場は、兵庫県西脇市の国登録有形文化財 旧来住家住宅の蔵を会場にさせていただきます。
旧来住家住宅(きゅうきしけじゅうたく)は、大正7年に建設された個人の住宅ですが、当時の最高級の用材と最高の技術を用いて建てられた建物です。
高級用材の銘木を、華美に走らず、さりげなく生かした住宅は、施主と建築家の粋を感じさせてくれる、素晴らしい建物です。そんな会場の蔵をお借りしての展示会ということで、木の心を生かす先人に学び、私たちは、どう木をいかしたものづくりをしていくのかとして、テーマを「温故知新」として展示会としたいと思います。
入場無料で駐車場もございますので、お気軽にご覧いただければと思います。

期間 2014年7月16日(木)〜7月30日(水) 10:00〜18:00   休日 22日・28日

会場 国登録有形文化財 旧 来住(きし)家住宅 蔵   兵庫県西脇市西脇394-1
TEL    0795-22-5549

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2014年6月12日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

鍛冶でっせ!に行ってきました

工房から車で20分のところにある、かじやの里メッセみきで開催された「鍛冶屋博覧会 第3回 鍛冶でっせ!」に行ってきました。
会場の駐車場には、兵庫県以外のナンバーの車がずらりと並び、県外からも大勢の方が、関心を持って来られているようでした。
会場は、鍛冶屋さんや、刃物メーカーさんのブースも賑わっていましたが、それ以上に各種の実演や競技が熱気を帯びていました。
年々内容が、マニアックな内容になってきているように感じるのですが、そうした手仕事への興味や関心を持つ人が多くなっているということは、大変よいことではないかと思います。
「はつろう会」でっせ!では、鉞(まさかり)釿(ちょうな)で丸太がはつられている姿は、なかなかの迫力。逆に、鉋薄削り大会では、鉋の調整に神経をとがらせている姿が対照的でした。
その他に、鉋の台打ち、鑿の柄付け、鋸の目立て等、どれもごく日常的に行われている仕事なのですが、そのよどみない職人技は、いくら見ていても飽きないものです。
ゆっくり見ていたかったのですが、最近仕事場を離れることが多くなったので、早々に切り上げて工房に戻って来ました。

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