親しくしている木工家の藤田幸平さんが、近くに行く用があったのでと私の工房に寄ってくれました。
そして、畑でとれた野菜をおすそ分けと言って、持って来てくれました。
きれいな白菜に安納芋、そして極めつけは、自宅で収穫した果物のフェイジョア。
フェイジョア、見るのも聞くのも初めての果物。中南米原産のフルーツで、今年は沢山収穫できたとのことでおすそ分け。すでに独特の甘い香りが漂っているのですが、もう少し追熟させて柔らかくなったころが食べごろとのこと。どんな味と食感かお楽しみ。
そしてもうひとつ嬉しいプレゼント。木工旋盤で作った高さ15センチほどのクリスマスツリー。たくさん作ったからと持って来てくれました。
円錐形の木を木工旋盤のテクニックで、巧みに作られたツリーは、1本の木から作ったとは思えない柔らかい質感と感触。まるで雪をまとったもみの木のようで、たいへん美しくできています。作り始めたころは、なかなか納得のいくものはできなかったそうですが、最近やっとボリュウムのある、柔らかい雰囲気のものができるようになったとのこと。藤田さんは、私の木工旋盤の師匠でもあるのですが、野菜、果物、ツリーとうれしいおすそ分けに感謝です。