工房 えらむ

木の器と手織の工房

06月

2017年 夏野菜の季節

工房のすぐ隣にご近所の方から畑をお借りして野菜作りを楽しんでいます。
今年も夏野菜の季節がやってきました。
昨年は、初めてイノシシに畑をめちゃくちゃに荒らされて、野菜作りに不安を感じていたのですが、ご近所の方のご厚意で畑をきれいにトラクターで耕していただくと、すっかり夏野菜栽培モードに入りました。
少し植え付けのタイミングが遅れたことと、近畿地方が梅雨入りしてから、しばらく雨がなかったので、ご近所に比べると収穫は遅れていたのですが、最近は、雨の日も多くなり野菜の育ちも良くなり、少ないながらも夏野菜の収穫が始まりました。
今年はブルーベリーが豊作で、例年になく大粒の実が収穫できて、工房仕事の合間のつまみ食いも楽しいものです。
やはり暑い夏を乗り切るには、収穫したての新鮮な野菜を食べるのが一番いいような気がします。


 

 

 

 

 

 

ご家族でスプーンワークショップ

今日は、工房でご予約をいただいたご家族と、木のスプーン制作のワークショップをさせていただきました。
小学4年生の子供さんと3人のご家族、私のホームページを見られて、わざわざ大阪からお越しいただきました。
小学校4年生では、ちょっと難しいかなと、思っていましたが、貸し切りのワークショップなので、そこは手取り足取りゆっくりとした雰囲気で楽しんでいただけます。
子供さんの最初はとても危なっかしかった刃物の扱いも、だんだん慣れて、器用にスプーンの柄を削れるようになると、何度も持った感触を確かめながら、まさに自分仕様のスプーンを削り出してしまったのには、驚きました。
仕上げはサンドペーパーを使わないで、植物のトクサ仕上げにこだわりました。
それぞれの思いをかたちに、3人三様のマイスプーンを楽しく作っていただけることができたのではないかと思います。
遠くからご参加いただき、楽しい時間を一緒にすごさせていただいたご家族に感謝いたします。


2017兵庫工芸展を見てきました

神戸に行く機会があったので、ちょうど今、兵庫県民会館で開催されている2017年の兵庫工芸展を見てきました。
兵庫県工芸美術作家協会員と一般からの公募展併設の展示会です。
日頃、工芸作家として活動されている方々の大作や渾身の作品が並び大変見ごたえのある作品展でした。
私の作っているものも多少は、工芸品の一部ではあると思うのですが、工芸美術品と言う域にはほど遠いかなと思います。
工芸品の用と美をあわせ持った、しっかりした存在感のある作品をつくれるようになりたいものだと、この展覧会を見て感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

しゃもじのオーダー品をつくる

先日、お餅を作っておられるお店の方から、おしゃもじオーダーをいただいて作らせていただきました。
これまで、市販の大きなしゃもじを使っておられたそうですが、日常的に使っていると、市販のものはすり減り方が早いので、できれば同じものをもう少し堅い木で作ってほしいとのご依頼でした。
今回は、灰汁などの出にくいサクラの木を使うことにして、その少し堅そうな部分で作ることにしました。
日常的に使い慣れておられるしゃもじなので、できるだけ忠実に同じ形にしましたが、せっかくのオーダーなので、そこに少し市販のものにない、滑らかなグリップ感を入れさせていただきました。
納品のためお店を伺い、実際のお餅つきの現場を見せてもらいました。
大きなケヤキの臼に自動の杵でつくのですが、つき始めの蒸して間もないもち米は熱いので、餅状なるまで、しゃもじでもち米を返すのだそうです。
つくらせていだだいたしゃもじは気に入っていただけて、帰りにお店のお餅をいただいて嬉しい限りです。


 

 

 

 

 

2017年6月の工房Open

2017年6月の工房Openは、6月17日(土)、18日(日)、19日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
工房で製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
工房の周辺もすっかり初夏の雰囲気となりました。
周りの木々も濃い緑の葉がうっそうと茂り、年を追うごとに大きくなっていく木々に工房が飲み込まれていきそうな雰囲気です。
シバ栗の木も花をつけ、特有の匂いをあたりいちめんに漂わせています。
工房の片隅に植えた小さな桑の木も赤い実をつけて、青空の下に鮮やかです。
こんな初夏の雰囲気の工房へ、どうぞお気軽にお立ちよりください。


 

 

 

 

 

豆皿市 手のひらアート展

2017年6月16日より青森県弘前市のショップ「ao+水玉(アオトミズタマ)」さんにて豆皿市が開催されます。
この度、ご縁をいただいて木の豆皿を出展させていただきます。
さまざまな素材による、色やカタチの個性豊かな8名の作り手による豆皿の展示会です。
私も日頃販売している豆皿に加えて、新作の漆塗りの豆皿も少し出品、販売いたします。
オーナーさん言葉では、選ぶ楽しみ、使う楽しみ、贈る楽しみ、わくわくして、たのしい展示会になるようです。
東北での企画展は初めてです。機会がございましたらご覧ください。

出展者
川合孝知 / 木村香菜子
木ユウコ / 高橋睦
田屋道子 / 田中陽三(工房えらむ)
中川紀夫 / 前川幸市

期間 2017年6月16日(金)~6月28日(水)  ※22日(木)は定休日 10:00~18:30

会場 ao+水玉(アオトミズタマ)  青森県弘前市住吉町8

 

 

 

 

 

 

 

環水平アークを見ました

2017年6月6日の午後1時半ごろ、工房の南西の空に「環水平アーク」と呼ばれる虹を見ました。
ほぼ水平の逆さ虹を環水平アークと言うそうですが、このようにはっきりとしたものを見るのは初めてです。
ネットで少し調べてみたところ、上空の氷粒が元になって、太陽の下方約46度に出現して、太陽が46度以上まで上がる場所・時期しか観測出来ないそうです。
2月下旬から10月中旬くらいが出現期となり、観測シーズンは4月中旬~9月中旬くらいとのこです。
なので、時期と条件がそろわないとなかなか出会わない自然現象のようで、運が良かったようです。
初夏の勢いのある樹木に囲まれた工房のすぐ上に現れた水平の虹は、とても美しく幻想的でした。
めずらしい現象ですので、地震の予兆などと言われることもあるようですが、現実的にはほとんど因果関係はないようです。
むしろ、この美しい自然現象が何か良いことの予兆になればいいのですが。


 

 

 

 

 

 

タモの隅切盆を彫る

お客様からのオーダーで隅切盆を彫りました。
縦横33センチ、厚さ2.5センチの少し大きなサイズのお盆です。
お客様との打ち合わせでは当初、栗の木で作らせていただく予定にしていましたが、幅の広い手ごろなサイズの板がなかったため、ちょうど手持ちのタモ材におもしろい杢目の幅広の板があったので、タモで作らせていただきました。
お客様のご要望で、オイル仕上げにしました。
和風と洋風の入り混じった面白い雰囲気の隅切盆が出来たのではないかと思います。

隅切盆

隅切盆