工房 えらむ

木の器と手織の工房

2017年

2017年の大晦日

工房えらむも2017年の大晦日を迎えました。
あれこれいっぱいやりたいことがありましたが、相変わらず制作スピードの遅さ、段取りの悪さ故、オーダーをいただくと納期などに追われ、自分らしさを追求する作品作りが、なかなかできなかった一年でした。
来年は、個展や展示会の予定がいくつか入っています。できる限り自身の持ち味を引き出した作品や新作を見ていただけるようにしたいと思います。
やり残したことだらけで、大晦日も未練がましく工房に居ましたが、新年への思いを込めて、工房に自分で作ったしめ縄を飾りました。
藁は実家の田んぼから、ウラジロや松やナンテンなど、すべて近くの雑木林などからの頂きもの。
私たちは、木や綿や絹など自然からの頂き物で仕事をさせていただいていることに感謝して、その思いをしめ縄に込めて、新年を迎えたいと思います。
この一年本当に沢山の方のお世話になりました。
みなさんに感謝申し上げます。


 

 

 

 

 

 

 

六角形のお皿を作るワークショップ

2018年最初のワークショップは、いつもお世話になっている兵庫県多可郡多可町のカフェ チャッタナの森で、六角形の木の小皿をつくるワークショップを行います。
彫刻刀で国産クルミ材を削って、直径約15センチのコースターにもなる、六角形のお皿を作るワークショップの参加者を募集中です。
よく切れる刃物で、サクサクとクルミの木を彫る快感を味わいながら、お皿を作りを楽しんでみませんか。
経験は問いませんので、お気軽にご参加ください。
お申し込みは、下記カフェ チャッタナの森までご連絡ください。
【会 場】兵庫県多可郡多可町中区牧野817-41 北播磨余暇村公園内 
カフェ チャッタナの森
【日 時】2018年1月14日(日) 13:00~16:00
【〆 切】1月12日(金)
【対 象】中学生以上
【参加費】3,500円(材料代・飲み物代を含む)
【定 員】10名
【持 物】なし・道具は貸与します。
【協 力】多可町観光交流協会
【集合受付】 chattanaの森受付で開始時刻の15分前から
【駐 車 場】     北播磨余暇村公園の駐車場をご利用ください。
【主  催】 chattana(チャッタナ)の森
【申込方法】 chattanaの森までお電話いただくか、直接お申込みください。
【問合せ・申込先】
TEL 0795-32-4111 FAX 0795-32-4119
〒679-1103 兵庫県多可郡多可町中区牧野817-41
北播磨余暇村公園内 chattanaの森(ココロン那珂)
※ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
※キャンセルの場合には必ず事前にお電話ください。
木の六角形の皿
 

皿鉢料理のお皿をつくる

料理を仕事にされておられる方から。皿鉢(さわち)料理のお皿を作ってほしいと依頼をいただいて、彫り上げました。
皿鉢
料理といえば、大皿に盛付ける高知の皿鉢料理が有名ですが、大皿に旬の食材を美しく盛り込む料理を皿鉢料理とも言えるそうです。
かなり以前から木の大皿を作ってほしいと言われていたのですが、納期を決めていただかなかったことに甘えて、なかなか着手できなかったのですが、年末になってやっと彫り上げました。
最近頻繁に彫っている豆皿とは対極にある、縦56×横44×厚さ3.8センチのケヤキの大皿です。皿鉢料理のお皿と言えば、まん丸い陶器製の大皿が多いのですが、ご依頼者のこだわりのだ円の大皿。陶器のお皿でこのサイズになると、重くて扱いも収納も大変ですが、木製になるとその点はだいぶ楽になるようです。
久しぶりの大きなお皿づくりは、全身で体当たりする感じで面白い。私もこだわってちょっとドラマチックな印象のケヤキの杢の部分を選んで作りました。
皿いっぱいに盛られた料理が少なくなるにつれて、ドラマチックな杢模様が現れて、自然の木の豊かさとともに料理を味わっていただけると嬉しいなと思います。
これから漆塗り、できればお正月に間に合わせたかったのですが、間に合いそうにありません。申し訳ありません。

皿鉢料理 木の皿

 

 

 

 

 

 

 

お餅つき用しゃもじのオーダー

以前にお餅を販売されておられるお店から、餅つきで使う大きなしゃもじのオーダーをいただいたのですが、再度注文の電話をいただきました。
納品した桜の木で作った大きなしゃもじを、杵餅つきでご愛用いただいていたそうですが、不注意で欠けてしまったので、再度作ってほしいとのご依頼。
12月も後半、お正月も間近にせまり、お餅屋さんにとって大忙しの時期を迎えてのご注文ということで、こちらもほかのオーダーを少し置いといて、大至急で制作にとりかかりました。今回は少し柄を長くしてとの注文もお聞きして。
昨日出来上がったしゃもじを、早速お届けにお店まで行って来ました。
お店のご主人は、とても喜んでくださいました。
お店は、こだわりの杵つき餅。木の臼にケヤキの杵。杵は機械で打ち下ろすのですが、最初は、臼の中の蒸した熱いもち米を、まとめるのに大きなしゃもじが必要なのだそうです。
高校生が冬休みに入るとアルバイトに来てくれて、年末まで餅つきはフル稼働になるのだとか。
代金と一緒にお店のお餅を2袋お土産にいただいて、時節柄、ちょっとお役に立てたかなと楽しい気分で帰路につきました。


 

 

 

 

 

 

第57回 日本クラフト展に出展

来年2018年1月6日~1月14まで開催される、第57回日本クラフト展に出展いたします。
所属している公益社団法人 日本クラフトデザイン協会主催のクラフト公募展が東京六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで開催されます。
今年は「クラフトNEXT」と言うタイトルで開催され、私は協会会員作品というかたちで作品を出展しています。
私が、日本クラフト展を初めて見に行ったのは、確か1990年ごろだったと思います。
当時、いつかプロになりたいと言う思いから、独学故いろんな作品を見ることが何よりの勉強の場でした。
その頃は、インターネットなどほとんどなく、私が木の器作品を目にする機会は、作家の個展に行くか、公募展を見に行くぐらいしかなかったこともあって、日本クラフト展は、東京の松屋銀座店をメイン会場に、その後大阪の阪神百貨店に巡回して来ていたので、それを見に行っていました。
展示されている作品は、どれもスタイリッシュで洗練されたものばかりで、とても刺激的でした。
いつか、この会場に自分の作品も並べることができるだろうかと、製作を続け、2001年に初入選することができました。5回の入選の後、クラフトデザイン協会の正会員へ推挙いただいたことから、2007年より会員として活動しています。
会員になると、日本クラフト展への出展は、無審査になるのですが、公募で応募されてくる素晴らしい作品を見るにつけ、最近は、この公募展で自らの作品のレベルを問われる機会になっているのが、正直なところです。
新年の作品展示はここからスタートします。機会がございましたらご覧いただけましたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

平日のワークショップ

今日は、工房にてご予約による平日のワークショップ。
現在子育て中の女性の方3名が、子供たちが学校に行っている間の時間を利用しての平日のワークショップでした。
みなさんとても木工好きの方で、ワークショップの間中は、木のこと、道具のこと、技法のことなど、かなり専門的な木工の話題で盛り上がりました。
私もいろいろ聞かれると嬉しくなって、仕事で使っているノミや彫刻刃などを持ち出して、あれこれ説明させてもらいました。
今回は、事前に作りたいものをお聞きして、それぞれ長方形のお皿、六角形のお皿、しずく型のお皿と、3人別々のものを作られましたが、こう言うワークショップも面白いものだと感じました。
10時から14時までカフェタイムを挟んで、みなさんもっと彫ってみたかったみたいな未練を感じさせるほど、熱心に作業していただいて、素敵なお皿を完成されました。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

2017年12月の工房Open日

毎月、第3土曜、日曜、月曜の3日間、工房ギャラリーをOpenしています。(お休みの場合もあります)
今年最後となります2017年12月の工房Openは、12月16日(土)、17日(日)、18日(月)10:00〜16:00 の3日間です。
工房で製作しています木の器等の作品、織の作品と、あると楽しい古道具、古民具を展示販売いたします。
工房の周りの木々もすっかり葉を落とし、工房前は落ち葉の絨毯状態です。最近は日常の暮らしの中で、落ち葉を踏みしめて歩くことはほとんどなくなりました。
工房前のわずかな空間ですが、地面を覆った乾いた落ち葉を踏みしめて歩く心地よさは、過ぎ去った遠い昔に誘われるような、なつかしい気持になります。
寒くなりました。薪ストーブに火を入れてお待ちしております。
どうぞお気軽に工房へお立ち寄りください。


 

 

 

 

 

 

飾り台をつくる

工房の片隅に永く眠っていた材におもしろいものがあったので、飾り台をいくつか作りました。
写真のものは、そのうちの一つで、材の樹種がはっきりしないのですが、米ヒノキのような木で、 芯のまわりの朽ち方に味があって、全体としては緻密できれいな杢目がでているところがおもしろくて、シンプルな飾り台を作りました。
その他にもいくつか、少しワイルドなケヤキやクスノキとの一期一会を楽しみながら、飾り台を作りました。
いずれも神戸市東灘区にある工芸店 ギャラリー住吉倶楽部さんで販売いただいております。
機会がございましたら、お訪ねください。

ギャラリー住吉倶楽部
兵庫県神戸市東灘区住吉本町1-5-1-103
OPEN   11:00〜19:00 水曜定休日

木の飾り台

 

 

 

 

 

 

 

個人宅での出張ワークショップ

個人のお宅へもワークショップのご依頼があれば、出張にて簡単な木工ワークショップを行っております。
昨日は、個人のお宅にて木工ワークショップを行ってきました。
こちらのお宅では、 おおむね2ヶ月に一回程度のペースで、木工好きの方4名が、個人のお宅に集まってダイニングテーブルを囲んで、大変リラックスした雰囲気の中でワークショップを楽しんでいただいています。
作るものも毎回違うものを作りながら、その都度完成させる内容にしています。
私のワークショップは、木工技術の習得を前提としたものではなく、あくまで木を使ったモノづくりを介して、お友達やお仲間と楽しいひと時を過ごしていただき、簡単な食器やカトラリー等を自分で作ると言った内容です。
個人宅の場合は、4名~6名程度での実施を希望します。
なお、出張の場合の実施費用は、諸経費をプラスさせていただきます。
個人のお宅やカフェ等での出張ワークショップをご希望される方は、お気軽にお問合せください。


 

 

 

 

 

 

カフェトレイの出来上がりと塗装

先日、幼馴染が工房を訪ねてくれて、 来年の年明けに予定している中学校の同窓会にお出でいただく先生方への記念品を作ってほしいとの依頼を受けて作っていた、カフェトレイが出来上がりました。
栗の柾目の木を彫って作りました。
ひとりサイズにすると少し大きめかなと思いますが、お盆など多用途に使えるものとして、少し大きめに作りました。
塗装については、オイル仕上げとしますが、最近気に入って使っているのが、ウレタン含有の植物性オイル。キャピタルペイント株式会社の NA-6オリオ2と言う食品衛生法適合塗料を塗布する予定です。
塗布してもほとんど塗膜をつくらないので、オイル仕上げのみの場合とほとんど変わらない自然な仕上がりで、ウレタン成分が浸透しているので、栗の木などにできやすい輪染みや、食品の染みなどが付きにくく、匂いもうつらないのでトレイなどには最適です。
洗浄やメンテナンスもし易く、経年で使用すると、オイル仕上げのみと同様に、木の色の変化も楽しむことが出来ます。

栗の木のカフェトレイ