角盆を彫る

カナダ・アメリカの旅から帰って3週間が経過しますが、コツコツと栗の木を彫ってお盆を作っています。
旅行中にも仕事のメールをいろいろいただき、帰国してからの焦りを少々感じていたのですが、年齢のせいか時差ボケがひどく、2週間ほどはボーっとして仕事のペースの上がらない毎日を送っていました。
先ずは、お待ちいただいている仕事を順に製作していく日々ですが、お茶にまつわるお盆の仕事を沢山いただいているので、これをしっかり製作して、体を仕事モードに切り替えていくことにしました。

2026年6月29日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

春野菜と木の器

工房のとなりの畑で春野菜の収穫。
アスパラガスとスナップエンドウ。
栗の木を彫って拭き漆塗りで仕上げたお皿に入れてみました。
丸いお皿は、中央に麻布を漆で貼ったもの。
ざっくり彫った角皿、どちらも自然な風合いが、野菜の新鮮さを引き立ててくれるように思います。
アスパラガスもスナップエンドウもさっと湯がいて、マヨネーズで食べるのが、シンプルでなんとも美味しい。

 

縁の浅いお盆

栗の木を彫って縁の浅いお盆を作りました。
そして角を少し丸くしてやわらかい雰囲気にしました。
縦20㎝、横30㎝、縁は5mmぐらいの深さです。
最近、日本茶や抹茶を入れる所作を楽しみながら飲まれる方が多くなり、お茶を入れたり、抹茶を立てたりするための場として、お盆を使用されているのをよく見かけるようになりました。
お茶を入れる場としてのお盆は、縁が浅い方がお茶を入れる所作がしやすく、また茶器の見栄えも良いように思います。
そのまま、お盆でお茶を飲まれても、味わい深い雰囲気が楽しめるのではないかと思います。
仕上げは、私が考えた色合いの拭き漆塗りで仕上げる予定です。
漆の色味とお茶の色は相性が良いように思っています。

2026年4月18日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

お盆に寄せる思ひ

最近、いろいろな方からの求めに応じてお盆を作らせていただくことが増えました。
これまでのお盆は、器などをのせやすく、バランスよく運びやすいものとして作らせていただくことがほとんどでした。
最近では、お盆をお茶やお酒を嗜むところと位置付けて用いられることが多くなったように思います。
そんなお盆に求められることは、お茶やお酒を楽しむ空間を創り出して、その世界観を深く感じられる場を演出するものと言う風に感じます。
そのような意味では、素材との一期一会を楽しみながら、一点もののお盆を作ることがまた楽しくなりました。

 

2026年4月11日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

日本茶とお盆

最近は、海外で日本茶や抹茶を飲まれる方が多くなったようで、日本の茶器やお盆に興味を持たれる方も増えているように感じます。
日本では、お盆はどちらかと言えば器を運ぶための道具として使われることが多いようですが、海外ではお盆は、日本の文化や風情を感じながらお茶を飲むための、背景をつくる道具として用いられているような印象があります。
小さなお盆のなかに日本の詫び寂びのような風情を感じながら、より深くお茶を味わうための道具としてのお盆の役割もとても面白いと思います。
私も数年前から、ヨーロッパ方面の日本茶カフェで使用されるお盆を作らせていただいています。
より日本の自然や風情を感じてもらえるようなお盆の製作を意識するようになりました。
さまざまな表情の栗の木などを彫って、私は緩やかに日本を感じてもらえるお盆ができればいいなと思っています。

 

2026年3月15日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

栗の木の小盆

栗の木で小さなお盆を彫りました。
縦16㎝、横26㎝、厚さ1.8㎝の小さなお盆です。
私は、1枚の板を丸ノミを多用してざっくり彫り上げて製作しています。
1枚の板を彫ったお盆は、まさに額縁に入れた絵画のようなものと言えるかもしれません。
木の杢目や質感が、お盆の表情を創り出すところがシンプルで面白いと感じます。
小さいお盆は、お茶やコーヒーをいただく際の茶托やソーサー代わりに使えて、お菓子や料理のお皿として楽しめます。
収納のためのスタッキングにも考慮して作っています。
今回は、透明な塗装で仕上げる予定です。

 

2026年3月2日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

持ちやすいお椀とは

栃の木で作っただ円のお椀と、栗の木で作ったくぼみのあるお椀。
どちらも手での持ちやすさを優先して作った漆塗りのお椀です。
あまり流通していないかたちの、実験的なお椀と言えるかもしれません。
手の小さい方、握力の弱い方、手の震えなどのある方などでも持ちやすく、美味しく食事か出来れば良いなと言う思いです。
このお椀は、来月2026年2月7日から15日まで、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」にて開催の「素のかたち 4 人展」に出品させていただきます。
機会がございましたら会場で実際に手に取ってご覧ください。

会場 「ギャラリー風来」 兵庫県明石市天文町1-7-9 @gallery__fuuki
期間 2026年2月7日(土)~2月15日(日)
11:00~18:00 (最終日は14:00まで) 会期中無休
在廊日 2月7日(土)、15日(日)

 

大きなだ円鉢

栃の木を彫って製作した、だ円の舟形の大きな鉢です。
縦50㎝、横17㎝、高さ6㎝と言う大振りなもの。
少し黒っぽくした拭き漆塗りで仕上げています。
料理を盛るには少し工夫がいるかもしれませんが、その分斬新な盛り付けやテーブルコーディネートできそうです。
料理で使用しない時も、ダイニングテーブルの上に常時置いて、季節の果物や野菜、ドライフラワーなどを入れて楽しむのも良いかなと思います。
陶器でこの大きさは、重さが気になりますが、木で作るととても軽量で気軽にお使いいただけます。

この器は、来月2026年2月7日から15日まで、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」にて開催の「素のかたち 4 人展」に出品させていただきます。
機会がございましたら会場でご覧ください。

会場 「ギャラリー風来」 兵庫県明石市天文町1-7-9 @gallery__fuuki
期間 2026年2月7日(土)~2月15日(日)
11:00~18:00 (最終日は14:00まで) 会期中無休
在廊日 2月7日(土)、15日(日)

けやきの長方形皿

けやきの木を彫って作った長方形皿です。
大きさは、縦36㎝、横25㎝、厚さ4㎝ありますので、比較的大きくて深いお皿です。
このサイズのお皿になりますと、陶器製のものですと重くて、収納にも苦労しますが、木製ですと軽くて、扱いやすくなります。
けやきの木の美しい杢目を生かし、どんな料理も盛り付けられるように拭き漆塗りで仕上げています。
深さがありますので、水分の多い料理などにも使いやすいと思います。

2026年1月10日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

2026年の仕事始め

2026年1月3日、工房えらむの仕事始め。
沢山いただいているご注文を少しでも早くお届けしたい、今年は少し余裕を持って仕事をしたいと言う思いで、今日から仕事をスタートすることにしました。
そんな思いとは裏腹に、まあ新年の仕事始めだからと理由を付けて、薪ストーブにあたりながら、コーヒーを飲んでのスロースタート。
それでも思いのほか仕事が捗ったので、良しとしましょう。