丸い箱

栗の木と栃の木で円形の箱を作りました。
箱は、直径12㎝の円形で、深さは4㎝です。
箱の器の部分は、栗の木を刳り抜いて、蓋の部分は、栃の木の杢目の美しいところを使っています。
丸い箱ですが、木工ろくろは使用せず、手で彫って作っています。
手で彫った微妙なゆがみや、ゆらぎに緩やかな気分を感じてもらえるといいなと思います。
漆塗りで仕上げています。
料理を入れても、ちょっとした小物入れとしても、使い方は自由です。
いくつかの種類を作っています。
5月1日から15日まで、Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて開催予定の個展に出品予定です。
よろしければ手に取ってご覧ください。

八角形の箱を彫る

栗の木を彫って八角形の箱を作りました。
縦12㎝、横12㎝、箱の深さは4㎝。
蓋の部分は、栗の木の杢目の面白いところを使っています。
漆塗りで仕上げています。
料理を入れても、小物入れとしても、使い方は自由です。
いくつかの種類を作っています。
5月1日から15日まで、Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店@dearyou_omotesando(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて開催の個展に出品予定です。

木の抹茶茶碗

栗の木を彫って作った、木の抹茶茶碗の漆塗りが終わり、出来上がりました。
栗の木の杢目を生かしながら、渋い雰囲気を出すために、少し黒めに拭き漆塗りで仕上げました。
見込みの部分は、手彫りの跡に抹茶が残らないようにするためと、茶筅で漆が剥げやすくなるので、溜め漆塗りで仕上げています。
溜め漆塗りで透けて見える、見込みの杢目も味わいがあって良い雰囲気になったと思います。
これから季節は暖かくなり、野点をされたり、アウトドアでお茶を楽しんだりされる方も多くなるのではないかと思います。
木の抹茶茶碗は軽くて壊れにくいことから、持ち運びがしやすいので、気軽にお使いいただければと思います。
いくつかのお茶碗は、5月1日から15日まで、Zakka+Sake Bar DEAR YOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて開催予定の個展に出品予定です。
よろしければ手に取ってご覧ください。

だ円箱を作る

栗の木と栃の木でだ円の箱を作りました。
縦17㎝、横12㎝、箱の深さは4センチ。
箱の器の部分は、栗の木を刳り抜いて、蓋の部分は、栃の木の杢目の美しいところを使っています。
漆塗りで仕上げています。
料理を入れても、小さなお弁当箱としても、ちょっとした小物入れとしても、使い方は自由です。
いくつかの種類を作っています。
5月1日から15日まで、Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて開催予定の個展に出品予定です。
よろしければ手に取ってご覧ください。

一文字盆を彫る

最近は、いろいろなお茶にまつわる道具や器の製作を依頼されることが増えました。
今回は、一文字盆を彫りました。
一文字盆は、煎茶道具のお運び盆のひとつで、横に細長い形状のお盆で、茶碗が5つ乗る大きさとなっています。
今回は、ケヤキと栗の木で、縦40センチ、横11.5センチ、厚さ2センチのお盆を彫りました。
それぞれの木の個性を生かしながら、彫り跡を残して薄く、軽く作っています。
拭き漆塗りで仕上げます。

2025年3月25日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

酒器セット

2025年5月1日~15日まで、東京・表参道にあります、Zakka+Sake Bar DEARYOU表参道店で個展をさせていただく予定にしておりまして、日本酒にちなんだ作品を多めに製作しています。
お盆は、タモの木を彫った隅切り盆。
ぐい吞みは、栃の木を彫ったもの。
片口は、栗の木を彫ったもの。
木瓜型の豆皿兼箸置きは栗の木。
お箸は、紫檀を削ったもの。
すべて、拭き漆塗りで仕上げます。
すべて木で作った酒器のセットですが、同じ色調と、テクスチャーなので、もっと他の素材の器などと組み合わせて使用した方が、お酒が美味しく感じるかもしれないですね。

木の抹茶茶碗を作る

久しぶりに栗の木を彫って、木の抹茶茶碗をいくつか作りました。
木工ろくろは使用せず、ほとんどフリーハンドに近いかたちで、手で彫って仕上げます。
私の木の茶碗は、木工的な表現にこだわらず、どちらかと言えばオーソドックスに、お気に入りの陶製の茶碗をイメージしながら作っています。
木の茶碗への思いとしては、陶製のものとは一味違う、木と言う自然素材の持つ優しさや温かさを表現したいと言う思いがあります。
この表情を上手く伝えられるよう、自身の経験に基づいて、漆塗りで仕上げていきます。

酒器用の片口を彫る

栗の木で、お酒用の深めの片口を彫りました。
5月に日本酒にまつわる会場で個展をさせていただくことから、酒器に関するものを多めに出品する予定で製作準備しています。
私の作る酒器としての片口ほ、フリーハンド的な製作で少々いびつですが、手に馴染む使いやすいかたちをイメージして作っています。
木の片口は陶器のものと比べると、軽くて保温性があるので、そう言った点では使いやすいのではないかと思います。
栗の木の表情が、酒器としての趣を添えてくれるように、色合いを考えながら拭き漆塗りで仕上げます。

2025年2月28日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

朱塗りのお椀

栗の木を彫って、朱漆塗りで仕上げたお椀です。
口径14.5㎝、高さ11㎝。
高台を細くして、全体的にスタイル良く見せたくて作ったお椀です。
食卓に置くと、少しインパクトのある雰囲気が出来そうです。
使用される方が、どのような料理を入れられるか、興味あるところです。

2025年2月20日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

隅入りの皿

栗の木で隅入りの皿を彫りました。
長方形のお皿も隅入りにすると、落ち着いた和風の印象が強くなり、趣が変わります。
拭き漆塗りで仕上げますので、料理皿として、銘々皿として、また湯飲みとお菓子をのせるお茶請け皿としてなど、多用途に使用いただけると思います。
この作品は、2月8日(土)から始まる兵庫県明石市のギャラリー風来での「素のかたち 展」に出品予定です。

会場 「ギャラリー風来」 兵庫県明石市天文町1-7-9 @gallery__fuuki
期間 2025年2月8日(土)~2月16日(日)
11:00~17:00 (最終日は16:00まで) 会期中無休
在廊日 2月8日(火)、16日(日)