日本茶とお盆

最近は、海外で日本茶や抹茶を飲まれる方が多くなったようで、日本の茶器やお盆に興味を持たれる方も増えているように感じます。
日本では、お盆はどちらかと言えば器を運ぶための道具として使われることが多いようですが、海外ではお盆は、日本の文化や風情を感じながらお茶を飲むための、背景をつくる道具として用いられているような印象があります。
小さなお盆のなかに日本の詫び寂びのような風情を感じながら、より深くお茶を味わうための道具としてのお盆の役割もとても面白いと思います。
私も数年前から、ヨーロッパ方面の日本茶カフェで使用されるお盆を作らせていただいています。
より日本の自然や風情を感じてもらえるようなお盆の製作を意識するようになりました。
さまざまな表情の栗の木などを彫って、私は緩やかに日本を感じてもらえるお盆ができればいいなと思っています。

 

2026年3月15日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

栗の木の小盆

栗の木で小さなお盆を彫りました。
縦16㎝、横26㎝、厚さ1.8㎝の小さなお盆です。
私は、1枚の板を丸ノミを多用してざっくり彫り上げて製作しています。
1枚の板を彫ったお盆は、まさに額縁に入れた絵画のようなものと言えるかもしれません。
木の杢目や質感が、お盆の表情を創り出すところがシンプルで面白いと感じます。
小さいお盆は、お茶やコーヒーをいただく際の茶托やソーサー代わりに使えて、お菓子や料理のお皿として楽しめます。
収納のためのスタッキングにも考慮して作っています。
今回は、透明な塗装で仕上げる予定です。

 

2026年3月2日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

持ちやすいお椀とは

栃の木で作っただ円のお椀と、栗の木で作ったくぼみのあるお椀。
どちらも手での持ちやすさを優先して作った漆塗りのお椀です。
あまり流通していないかたちの、実験的なお椀と言えるかもしれません。
手の小さい方、握力の弱い方、手の震えなどのある方などでも持ちやすく、美味しく食事か出来れば良いなと言う思いです。
このお椀は、来月2026年2月7日から15日まで、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」にて開催の「素のかたち 4 人展」に出品させていただきます。
機会がございましたら会場で実際に手に取ってご覧ください。

会場 「ギャラリー風来」 兵庫県明石市天文町1-7-9 @gallery__fuuki
期間 2026年2月7日(土)~2月15日(日)
11:00~18:00 (最終日は14:00まで) 会期中無休
在廊日 2月7日(土)、15日(日)

 

大きなだ円鉢

栃の木を彫って製作した、だ円の舟形の大きな鉢です。
縦50㎝、横17㎝、高さ6㎝と言う大振りなもの。
少し黒っぽくした拭き漆塗りで仕上げています。
料理を盛るには少し工夫がいるかもしれませんが、その分斬新な盛り付けやテーブルコーディネートできそうです。
料理で使用しない時も、ダイニングテーブルの上に常時置いて、季節の果物や野菜、ドライフラワーなどを入れて楽しむのも良いかなと思います。
陶器でこの大きさは、重さが気になりますが、木で作るととても軽量で気軽にお使いいただけます。

この器は、来月2026年2月7日から15日まで、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」にて開催の「素のかたち 4 人展」に出品させていただきます。
機会がございましたら会場でご覧ください。

会場 「ギャラリー風来」 兵庫県明石市天文町1-7-9 @gallery__fuuki
期間 2026年2月7日(土)~2月15日(日)
11:00~18:00 (最終日は14:00まで) 会期中無休
在廊日 2月7日(土)、15日(日)

けやきの長方形皿

けやきの木を彫って作った長方形皿です。
大きさは、縦36㎝、横25㎝、厚さ4㎝ありますので、比較的大きくて深いお皿です。
このサイズのお皿になりますと、陶器製のものですと重くて、収納にも苦労しますが、木製ですと軽くて、扱いやすくなります。
けやきの木の美しい杢目を生かし、どんな料理も盛り付けられるように拭き漆塗りで仕上げています。
深さがありますので、水分の多い料理などにも使いやすいと思います。

2026年1月10日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

2026年の仕事始め

2026年1月3日、工房えらむの仕事始め。
沢山いただいているご注文を少しでも早くお届けしたい、今年は少し余裕を持って仕事をしたいと言う思いで、今日から仕事をスタートすることにしました。
そんな思いとは裏腹に、まあ新年の仕事始めだからと理由を付けて、薪ストーブにあたりながら、コーヒーを飲んでのスロースタート。
それでも思いのほか仕事が捗ったので、良しとしましょう。

 

2026年 新年明けましておめでとうございます。

2026年 新年明けましておめでとうございます。
昨年は大変多くの方にお世話になり、本当にありがとうございました。
ここ数年、あわただしく仕事をする日々で、やはり良い作品は心や時間にゆとりがあってこそ生まれるのではないかとつくづく思います。
今年は少しゆとりを持って、自分らしい良い作品とは何かを考えながら、そして工房の自然と歩調を合わせながら、気負わず作品作りに取り組んでいきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

写真は、栗の木を彫った漆塗りの豆皿。

栓の木のだ円皿

今年作った一点もののお皿。
栓(セン)の木で作っただ円皿。大きさは、縦44㎝×横17㎝×高さ3㎝。
美しい杢目の栓の木と出会い、この美しい杢目の木をどう生かした器にするのか、創作意欲を掻き立てられます。
材の大きさや材質などの制約の中で、できるだけ美しく、あくまで日常食器として使いやすいものを意識して製作しています。
杢目を生かすため、彫り跡は残さず、拭き漆塗りで色合いを調整しながら仕上げました。
材との一期一会の出会いは、木の器作りの一番の楽しみです。
このお皿は、販売済です。

 

2025年12月25日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

大きなだ円の高台皿

栗の木で大きなだ円の高台皿を作りました。
大きさは、縦50㎝×横17.5㎝×高さ5.5㎝の食器としてはかなり大きなものです。
黒目の拭き漆塗りで仕上げていますので、さまざまな料理を盛り付けることができます。
長いだ円の大きなお皿なので、料理を盛り付けて面白いテーブルコーディネートが楽しめると思います。
料理皿として使用しない時も、果物や野菜をのせたり、ドライフラワーなどのフラワーコーディネートのベースとして楽しむのもいいかと思います。
このお皿は、販売済みです。

2025年12月19日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

栓の木の大皿

栓(セン)の木の大皿を作りました。縦45㎝×横29㎝×高さ4㎝。
緻密で幻想的とも言える杢目の美しい栓の木を入手できたので、この美しい杢目を生かした皿を作ることにしました。
私は、こうした杢目の世界を生かすために、実用的な範囲でできるだけ大きな皿を作ることにしています。
形状はシンプルに、あくまで日常食器として使いやすく、料理の映える器を意識しています。
拭き漆塗りで、多用途に使用できるように仕上げています。
美しい杢目ですが、あまり杢目の表情が強調されすぎると、料理が映えないので、漆の色味を調整しています。
サービングプレートとしてのこのお皿は、販売済です。

2025年12月12日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ