工房えらむ 手しごと展 終了しました

4月25日から始まった、工房えらむ 手しごと展 が終了しました。
短い期間でしたが、本当に沢山の方に工房へ足を運んでいただきました。
すぐ近くで鳴く、野鳥の声に耳を傾けながら、リラックスして作品を見ていただいたり、工房の全面ガラス張りの東面から望む新緑を楽しんでいただいたり、また工房横でわらび取を楽しまれたりと、期間中は、好天に恵まれ、気持ちの良い雰囲気の中で、自然と寄り添いながら、スローなもの作り生活を目指す、私たちの工房展を楽しんでいただくことがでたことを、とても嬉しく思います。
不便な場所にある工房にもかかわらず、お出でいただいた皆様に心よりお礼申し上げます。

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2015年4月29日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

小松原ケンスケ個展

知人で、画家の小松原ケンスケさんから個展の案内をいただき、開催中の工房展の終了時間を迎えるや、早々に後片付けをして見てきました。
小松原さんが還暦を迎えるにあたり、過去から現在までの主作品を一挙に展示され、「アートで世の中おもしろく」と言うタイトルで、自身の活動を検証される、とても熱のこもった個展です。
小松原さんの作品は、過去から一貫して、ご自身の秘められたエネルギーやメッセージを、エネルギッシュに抽象表現により描かれた絵と言う印象です。
そして氏のユニークな交友関係の方々による各種パフオーマンスによるオープニングセレモニーが、会場を盛り上げていました。人形回し、詩の朗読、三線の演奏、バイオリンの演奏などとても楽しいパフォーマンスが繰り広げられ、絵とともに楽しい時間を過ごすことができました。

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2015年4月27日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

今日から工房えらむ 手しごと展

今日から、木の器と織 工房えらむ 手しごと展が始まりました。
工房のあるところは、兵庫県小野市の郊外で、近くに電車やバスの交通機関のほとんど無いところですが、遠方にもかかわらず、JRとタクシーを乗り継いでお出でいただいた方。FaceBookの投稿をご覧になり、お出でいただき、初めてお目にかかった方。新聞の紹介記事で来ていただいた方。毎回楽しみにしていますと来ていただいた方。などたくさんの方とお目にかかり、楽しい時間を過ごすことができました。
今日は快晴で、工房の周りの木々の新緑も鮮やかに映え、とても気持ちの良い一日でした。
工房展は、4月29日までです。お気軽にお立ち寄りください。

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2015年4月25日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

今日から 山笑ふ ちいさなクラフトマーケット展

今日から兵庫県加西市の酒造会社 株式会社富久錦さんのギャラリーふく蔵にてグループ展「山笑ふ ちいさなクラフトマーケット」が始まります。
出展者は、
はりこ工房 葉紙屋(紙)
工房 上碗空(陶)
森野知子(陶)
工房えらむ(木)
革小物 mimi(革)
オオタ硝子研究室(硝子)
アトリエ睦(石)
季節のいろ 雲屋(染色)

色々な素材の素敵な作品が集まりました。ご高覧いただければと思います。

会場 ふく蔵 兵庫県加西市三川口町1048 TEL 0790-48-2005
期間 2015年4月21日(火)〜5月3日(日)
時間 日曜〜木曜10:00〜18:00     金曜・土曜・祝前日10:00〜21:00 ※最終日は15:00まで

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2015年4月21日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

第10回クラフト&アートマルシェ

つい先日、親しくしている木工家のOさんから、兵庫県伊丹市で開催される、第10回クラフト&アートマルシェに参加しませんかと言う連絡をいただきました。
来週からグループ展や工房展が始まり、タイトなスケジュールとなるのですが、楽しそうな雰囲気に魅かれて、急きょ参加させていただくことにしました。
私は、早春に近くの山で取ったクロモジの木で、菓子楊枝製作のワークショップを予定しています。
お気軽に会場へ遊びにお出でください。

第10回クラフト&アートマルシェ
兵庫県伊丹市三軒寺広場 クロスロードカフェ前(伊丹市中央3-2-4)
4月18日(土)10:00 ~18:00
4月19日(日)10:00 ~16:00

参加作家の方は、
GooWood (木工-おもちゃ-)/藤原精一
なりゆき屋工房 (木工)/浅田宏
なりゆき屋工房 (陶器)/佐藤ゆき
北窯 (陶器)/北森義人
翁再生硝子工房 (再生硝子)/森岡英世
翁再生硝子工房 (再生硝子)/菅深雪
猫壺屋-nekoya- (楽器) /西川敦志
猫壺屋-nekoya- (織物)/西川寿子
NOINOI BINYA PLUS-紅屋- (紅型染)/栗岡園子
春日工房(木工と染め)
cannna (木工) /今西美咲
工房もくきち (木の器・カトラリー)う/えやまともこ
創造工房 (木の小物)/奥田守保・オクダチズ
ippo & kon-デコトポコ。- (オリジナルハンコ)
Bhakti (天然石アクセサリー)/本間敬二
廻音工房(陶器・草木染・木工)榊原明子

伊丹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年4月17日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

木の器と織 工房えらむの手しごと展

ゴールデンウィークのころの恒例となった、工房での展示会「木の器と織 工房えらむの手しごと展」を今年も開催させていただきます。
日頃製作しております工房を会場に、木の器と木製雑貨・手織り品等の作品を展示販売させていただきます。
そして私たちの作品にプラスして、あると楽しい 、ちょっと古いもの雑貨も展示販売します。(古物商許可済)
工房は新緑の季節を迎えます。どうぞお気軽にお立ち寄りください。

日時  2015年4月25日(土)〜4月29日(水)  10:00〜17:00
会場  工房えらむ 兵庫県小野市万勝寺町792-7 (アクセスを参照下さい)

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2015年4月13日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

身度尺のお椀

栗材でお椀を彫っています。
お椀のサイズは、直径12センチ、高さ6センチ。
これは、私が好きだった工業デザイナーの故 秋岡芳夫氏が著書に書かれていた、身度尺によるもの。
秋岡氏によると、古くから使用されているお椀のサイズは、みそ汁を入れる汁椀も、ご飯を盛る茶碗も口径を測ってみるとほぼ4寸(12センチ)。材質も違えば、産地も違う椀と碗が、工業規格も無い時代に、揃いの大きさに作られている。それは、4寸という椀の口径は、ちょうど親指と人差し指を広げた時に、しっくり収まる寸法だから、と言うことです。
古くから、人間のからだを基準にした「身度尺」によってサイズが定められている。「寸」(3.03cm)も「尺」(10寸・30.3cm)も「丈」(10尺・303cm)も、みんな人間のからだの寸法から導きだされた「身度尺」によるものとのこと。
このことは、もの作りをして行く上で、とても基本的で、大変重要なことだと思います。
とかくデザインや素材の大きさにとらわれて、使い勝手の悪い作品を作っていることがしばしばなので、このお椀は、秋岡氏のことばをもとに、あらためて彫ってみました。

木の器 お椀

 

 

 

 

 

 

 

2015年4月11日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

ちいさなクラフトマーケット 山笑ふ 展

2015年4月21日〜5月3日まで、兵庫県加西市の酒造会社 株式会社富久錦さんのギャラリー「ふく蔵」にて、グループ展、「ちいさなクラフトマーケット 山笑ふ」展に木の器で参加させていただきます。
陶・硝子・革・紙・染織・石・木などの素材をもとに製作している、8名の作家による展示販売です。いろいろな素材が生み出す作品のハーモニーを、お楽しみいただければと思います。
ちなみに、株式会社富久錦さんのロゴマークなどCI.ブランディングは、世界的に有名なグラフィックデザイナー・アートディレクターの北川一成さんによるものです。
もちろん酒蔵ですので、会場ではお洒落なデザインの美味しいお酒も購入でき、食事もお楽しみいただけます。
ゴールデンウィークのイベントに加えていただければ幸いです。

会場 ふく蔵 兵庫県加西市三川口町1048 TEL 0790-48-2005

期間 2015年4月21日(火)〜5月3日(日)
時間 日曜〜木曜10:00〜18:00     金曜・土曜・祝前日10:00〜21:00 ※最終日は15:00まで

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2015年4月7日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

楕円の器を彫る

栗の板で楕円の器を彫っています。
素直な杢目の綺麗な板目の板で、縦28センチ、横45センチ、厚みが3センチほどあります。
こんな板があるとどうしても、杢目の中央を器の中心にした器が作りたくなります。節などを避けて木取して得られた板だと、これを小さく切り刻んで、小さな器を作る気にどうしてもなれなくて、結果的に大きな器になってしまいます。
綺麗な杢目の板があると、いつもこんな調子で、大きな器ばかり作ってしまいます。
実用性を考えると、あまり要求があるとも思えないので、いささか悩ましく感じるのですが、 せっかく綺麗な杢目の板と出会ったのだから、捨てるところをできるだけ少なくして、一番きれいな器にしてあげたいと、いつも思ってしまいます。

木の器

 

 

 

 

 

 

2015年4月4日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ