JIMOTO select いちいち新規オープン

兵庫県小野市の国宝 浄土寺のそばにできた、小野市の特産品や工芸品、雑貨等を販売される「JIMOTO select いちいち」が2025年5月11日に新規オープンしました。
この度ご縁をいただいて、私の作品も販売していただいています。
オープンから少し落ち着いたところで、お店を訪問させていただきました。
オーナーさんが足を運んで選ばれた、小野市を中心に北播磨地域の地場産業のもの、特産品の雑貨や食品、地元作家の工芸品や布製品などが展示販売されています。
地元にこだわられた、素晴らしいセレクトショップです。
お店のすぐそばにある鎌倉時代に創建された国宝 浄土寺 浄土堂と、堂内に祀る阿弥陀三尊もぜひ参拝していただければと思います。

「JIMOTO select いちいち」
兵庫県小野市浄谷町3294-1 10:00~17;00
定休日 火曜日、第2・4月曜日
駐車場有

 

JIMOTO select いちいち へ納品

2025年5月11日に、兵庫県小野市の国宝 浄土寺の前にオープン予定の、小野市の特産品や工芸品、雑貨等を販売される「JIMOTO select いちいち」に私の作品を納品させていただきました。
オーナーさんのもっと兵庫県小野市のモノをPRし、地域活性化につなげたいと言う思いをかたちにされたセレクトショップです。
小野市を中心に北播磨地域の地場産業のもの、特産品の雑貨や食品、地元作家の工芸品や布製品などオーナーさんがセレクトされた、商品が販売されます。
これまで、こうした商品を販売されるところがあまりなかったので、素晴らしい非常に楽しみなショップです。
納品時は、まだオープンに向けての内装工事の追い込み中でしたので、お店の外観のみの写真で紹介させていただきます。
お店のすぐそばにある鎌倉時代に創建された浄土寺 浄土堂と堂内に祀る阿弥陀三尊は仏師快慶の作でともに国宝に指定されいます。
堂内に西日が差し込むと、阿弥陀三尊が幻想的に浮かび上がり、荘厳な現世の浄土を顕わすことで全国的に有名です。
5月11日のオープンの際は、ぜひお訪ねください。

「JIMOTO select いちいち」
兵庫県小野市浄谷町3294-1 10:00~17;00 定休日 火曜日、第2・4月曜日

東京滞在中の訪問

2025年5月1日から15日まで、東京表参道にあります、Zakka+Sake Bar DEARYOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて開催の個展の在廊のために、少し東京に滞在し、美術展などを見てきました。
一か所目は、駒場の日本民芸館。もう30年ぶりぐらいの訪問となります。
この度の企画展は、「民芸 無作為の美」深沢直人が心を打たれたものたち。
二か所目は、六本木の国立新美術館で開催中の第99回 国展(国画会展)。
工芸部門などを中心に見てきました。
どちらも民芸的な自然や生活の中から生まれてきた、美しさ、親しさ、愛おしさなどを表現してきた様々な作品の数々。
自身の作品作りの上で、学ぶべきところが非常にたくさんありました。
2025年5月4日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

ころは うつわと道具と喫茶室でのジャズライブ

昨夜は、隣町の兵庫県三木市にある、「ころは」うつわと道具と喫茶室で開催された、ジャズライブに行ってきました。
ころはさんは、オーナーご夫妻とも親しくしていただいて、私の作品もお取り扱いいただいている、器と喫茶のとても素敵なお店です。
ライブ会場は、江戸時代に建てられたという広い古民家に、白熱電球からともされる明かりがなんともいい雰囲気を作りだしています。
ピアノとサックス・フルートによる演奏は、アーティストとお客さんとの近さもあって、熱のこもった演奏に盛り上がりました。
ころさん自慢のキーマカレーをいただき、親しいお客さんとの出会いもあって、とても楽しいひと時を過ごさせていただきました。

2025年3月21日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

黒田辰秋展を見てきました

京都国立近代美術館で開催中の黒田辰秋展を見てきました。
木漆芸家、黒田辰秋氏の「生誕120年 人間国宝 黒田辰秋 木と漆と螺鈿の旅」と題された展示会は、非常に沢山の展示物があり、大変見応えのあるものでした。
これまで写真や本でしか見たことの無かった作品の実物を目の当たりにすると、どの作品からも発せられる存在感、重厚感に圧倒されます。
どうあがいても、氏の作品に近づくことはできませんが、木の表現の仕方、デザイン、造形、木工、漆工の技術、どれを取っても私にとってバイブルのような存在。
私の作品などまったく比較にならないレベルですが。
展示会場の写真撮影はできませんので、展示作品の写真はありませんが、購入した展示会の図録は340ページもあり、大変しっかりした装丁で、ずしりと重いのですが、税込み3000円と言うリーズナブルな値段で私のライブラリーに加わって、しばらく眺めて楽しみたいと思います。

2025年1月24日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

カナダからのお客様

昨日11月4日、カナダからのお客様が工房にお出でになりました。
お客様は、カナダのトロントで、お花・植物と雑貨のお店「MIKA」を長く営まれているMikaさんとSatoshiさんの日本人の御夫婦。
この度来日されて、ご縁をいただいて私の工房を訪ねていただきました。
Satoshiさんは、日本の備前で長く備前焼をされておられた陶芸家の方で、現在もカナダで陶芸家として活動をされておられます。
カナダのこと日本のこと、暮らしや嗜好の違い、工芸のことなど、いろいろとお話をさせていただいて、とても楽しく興味深い話を聞かせていただきました。
大自然の広がるカナダにお住まいの方ですが、私の工房とロケーションを気に入っていただき、とても嬉しく思いました。
今度は、いつか私たちがカナダのお店を訪問させていただくことを、楽しみにしたいと思っています。

 

 

2024年11月5日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

アメリカからのお客様

今日は、工房へアメリカからのお客様が来られました。
お出でいただいたのは、工房のある隣町の兵庫県三木市にある、彫刻刀などで有名な道刃物工業株式会社とお取引をされておられ、アメリカ、カリフォルニア州オークランドで、木工作品を作られ、彫刻刀や木工キットの販売、木工ワークショップをさておられる木工アーティストのMelanie Abrantes さん。
私が、道刃物工業の社長さんと親しくさせていただいているご縁で、メラニーさんを紹介していただき、その後個人的にSNSで交流させていただくようになりました。
この度、来日されることになり、道刃物工業の社長さんの計らいで、私の工房へご案内いただきました。
メラニーさんは、とても明るく気さくな方で、お互いに木工作品のこと作品作りのこと、工房の様子など、いろいろお話をさせていただき、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。

2024年11月1日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

尾形良一先生の絵画展

姫路市のギャラリー ルネッサンス・スクエアで開催されている「尾形良一展 日常と記憶の情景が重なった風景」を見てきました。
画家の尾形良一先生は、かつて陶芸家として活躍されていて、私が木の器製作を仕事とするための一環として、陶芸を習いに行っていた先生。
もう20年ほど前、尾形良一先生は、日本クラフトデザイン協会の会員として活躍しておられ、日本クラフト展で見た作品の斬新さに衝撃を受けました。
たまたま隣町に住まわれていて、地域の公民館で陶芸教室をされておられることを知り、木の器作りの勉強のためにと、陶芸教室に2年ほど通っていました。
尾形先生には、陶芸の器のかたちについていろいろ教えていただき、今も器製作の基本として生かしています。
尾形先生の所属されておられた、日本クラフトデザイン協会の会員になることを目標に、日本クラフト展に作品を出品し、5回の入選の後、クラフトデザイン協会の会員に推挙され、尾形先生とも活動をご一緒させていただいた時もありました。
海外の有名美術館にその陶芸作品が収蔵されるほど、活躍しておられましたが、大病を患われ、やむなく陶芸を諦めざるを得なくなられ、画家に転向されました。
尾形先生の絵は、何気ない風景を緻密に表現され、光と影を巧みにそして深く表現され、絵に引き込まれるような素晴らしい作品ばかりでした。
ギャラリーで、ほぼ20年ぶりに尾形先生にお会いしました。先生も私のことを覚えていてくださって、いろいろ活躍していることも知っているよと言っていただいて、本当に嬉しい再会となりました。

2024年9月6日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

一脚展+2024を見てきました。

2024年8月24日から9月8日まで、神戸の「竹中大工道具館」で開催されている、「第14回 座る・くらべる一脚展+2024」を見てきました。
会場には、兵庫県の13名の木工作家が製作された新作の椅子が並べられ、椅子は、すべて座ることができ、アンケートにより、デザインや座り心地を投票できるようになっています。
また今回の特別展では、世界の名作椅子を1/5スケールで作る濱田由一氏による、細部まで精巧に再現されたミニチュア椅子の数々やその製作工程などが紹介されています。
ハンス・J・ウェグナーなど、北欧椅子デザイン界の巨匠の椅子など、歴史に残る椅子の名作を忠実に再現した、ミニチュア椅子は大変見応えのあるものでした。
親しい木工作家の方もおられて、全ての椅子に座りながら、座り心地やデザインを実感させていただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

2024年8月27日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

箕輪漆行さんが来られました

お盆の少し前に、私の自宅に、長く漆の購入でお付き合いをさせていただいている、福井県の漆販売会社の株式会社箕輪漆行の専務さんが来られました。
数年前にお出でいただいて2度目。
私は、漆芸家と言えるほど、漆を使用している訳ではないのですが、営業活動とは言え、私のような工房にお出でいただけると嬉しく感じます。
私の漆塗りは、試行錯誤の独学スタイルでやっていますので、こうした漆の素材に精通した方に直接、いろいろおたずねできるのは、貴重な機会で、いろいろ質問させていただきました。
また、能登、北陸地方の震災による輪島塗業界の現状をお聞かせいただいたり、昨今の漆塗りを取り巻く状況などを興味深く聞かせていただきました。
また、漆塗りは、新型コロナウイルスに対して、非常に高い殺菌効果があることを、箕輪漆行さんが研究所に依頼して確認されたことなどを報告いただいて、漆器がもっと活用されて一般生活に浸透していくようお互いに努めましょうと言うお話で締めくくりました。

2024年8月14日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ