ギャラリー風来での三人展を見てきました。

本日、2026年9月13日から21日まで兵庫県明石市にあります、ギャラリー風来で開催の三人展を見てきました。
三人展は、ガラスの安土忠久さん、陶の内田鋼一さん、立体の神林學さんの三人の方の展示会。
ギャラリー風来さんは、ここ数年私の年始めのグループ展を開催させていただいているギャラリーですが、今年で30年のギャラリー運営に幕を閉じられることになりました。
そのようなこともあって、今年はギャラリーのオーナーさんが長年親しくされておられる、作家の方々の展示会が開催されています。
この度の三人展のお一人、内田鋼一さんは、私が2001年の雑誌「芸術新潮」の表紙でその陶芸作品を始めて見て、衝撃を受け、すっかりその作品の魅力に魅せられてきました。
展示会初日は、内田鋼一さんが在廊されるとのことで、作品に出合い、お会いさせていただきました。
最新号の雑誌「BRUTUS 陶芸家・内田剛一が選ぶ、人生をともにする日用品」に内田さんのサインを入れていただき、内田さん神林さんに記念撮影のお願いにも応じていただき、ネットへの掲載も快諾いただきました。
ギャラリー風来は、室内を内田鋼一氏のセレクトによる什器で設えられた、とても趣ある素敵なギャラリーで、私は大変お世話になったギャラリーだけに、運営を終了されるのはとても残念です。

2026年9月13日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

フランスからのお客様

今日は、フランスの方が工房にお出でになりました。
アーティスト・イン・レジデンスとして現在神戸に滞在されて、アート作品を製作されたり、アートの研究をされておられるフランス人アーティストのMarie Bellanさんが、木工に興味を持たれて、私の工房を訪ねたいとのご要望があり、本日私の工房に来られました。
私は、英語力がないので、ご近所さんの、長くニューヨークで活動しておられた彫刻家の下次正一さんに通訳をお願いしました。
私の木の器の作風に興味をもっていただいての訪問でしたので、どのように作品を作っているのかを実際に体験していただくことにして、クルミの木のお皿を作っていただきました。
私の作り方を簡単にお見せすると、大変要領良く道具を使って作業をされて、7寸皿を完成されました。
単身日本に来られて、日本のアートや文化を積極的に学ぼうとする姿勢は、本当に素晴らしいと思います。
海外から私の工房を訪ねてくださり、ささやかながら工芸クラフトを通して国際交流できたことをとても嬉しく思います。

 

私の手の版画を作っていただきました。

昨年末のグループ展でお知り合いになった、版画をされておられる方から、私の手をモチーフにした版画を作っていただきました。
版画を作っていただいたのは、日本美術家連盟会員の三宅得司さん。
最近は、いろいろな方の手をテーマに版画を作られておられるそうです。
今回は、ものづくりをしている私の仕事に興味をもっていただいて、工房にお出でいただき、作業風景の手を作品にしていただきました。
そして先日、作品が出来上がりましたと、工房へわざわざお持ちいただきました。
私の手の表情を、木版画でしっかり表現していただいた素晴らしい作品が出来上がっていました。
作品は現在、兵庫県三木市にあります三木市立堀光美術館で開催中の「2026版画展」で7月20日まで(月曜休館)展示されていますので、機会がございましたらご覧ください。
三宅得司さんこの度は、本当にありがとうございました。

 

2026年7月2日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

ニューヨークのインテリアショップFAIRを訪問

カナダ・アメリカの旅の最終目的地ニューヨークでの最後の仕事。
私の作品を見ていただいたニューヨークのインテリアショップのオーナさんからお取引についてのメールをいただき、ショールームを訪問させていただきました。
エンパイアステートビルから300mほど東にある、100以上のブランドの家具・インテリアのショールームビル、New York Design Center。そのビルの最上階で高級インテリアを販売されておられる「FAIR」のショールームを訪問させていただきました。
メールをくださったFAIR代表のBrad Ford氏とMitch Beeler氏にお会いしました。英語力がないので通訳を友達のFumikoさんにお願いしました。
広いショールームには、木質を豊富に使用した上品な家具やインテリアなどが美しく配置されていて、非常に素晴らしいショールームでした。木の使用の仕方や見せ方は、私の好みとぴったり合って、お声がけいただけたことがすごく嬉しく感じました。
そしてBrad Ford氏は、私の作品を3、4点持っていますよ言われてまた嬉しさと驚きでした。
Brad Ford氏は、ニューヨークで活動されている工芸家の方の支援にも尽力されておられ、クラフトフェアのようなイベントも開催されておられる素晴らしい方です。
大変お忙しい中、お会いしていただき、良いお話をいただけましたことに心より感謝いたします。

2026年6月23日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

ニューヨークのSara Japanese Potteryを訪問

カナダ・アメリカ旅の最終目的地、ニューヨークにやって来ました。
作品を販売していただいているニューヨーク、マンハッタンのアッパーイーストサイドにあるお店、Sara Japanese Potteryさんを2年ぶりに訪問させていただきました。
ニューヨークのアッパーイーストサイドと言う、ニューヨークの高級住宅街で器のお店をされて35年になる、落ちついた佇まいのとても素敵なお店です。
お店では、日本の作家の方などを中心に、アメリカの作家の方など、ニューヨークの文化や風土のフィルターを通してセレクトされた、味わい深く存在感のある作品が販売されているように私は感じました。
お店を経営されておられる、上村直樹さんと鬼木久美さんとお会いして、器のこと、ニューヨークのことなどいろいろお話をさせていただきました。
とても楽しく、有意義な時間を過ごさせていただきありがとうございました。

2026年6月22日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

ペンシルベニア日米協会を訪問

カナダ・アメリカの旅。
ピッツバーグにあるペンシルべニア日米協会を訪問しました。
エグゼクティブ ディレクターのAmy Bootsさんをはじめ、協会の運営者の方にお会いしました。
カナダ・トロントでワークショップなどを行ってきたことをお話し、アメリカ・ペンシルベニアとの交流イベントなどがあれば、ワークショップなどで協力させていただくことをお伝えさせていただきました。
皆さんととても和やかな雰囲気で、お話をさせていただき、またいつか、日米の文化交流でお役に立てることがあればと思っています。

2026年6月20日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

トロントのお店MIKAを訪ねて

カナダ、アメリカ旅のこと。
カナダ・トロントにある親しくしていただいているお店「MIKA」を訪ねました。
「MIKA」は、お花・植物と日本茶、雑貨、陶器などの販売をされているMikaさんとSatoshiさんの日本人の御夫婦のお店。
Satoshiさんは、日本の備前で備前焼をされておられた陶芸家の方で、現在もカナダで陶芸家として活動をされておられます。
一昨年私たちの工房をご夫婦で訪ねてくださり、私の木の器などを購入いただきお店でお使いいただいたりしています。
そんなご縁で、トロントに行く機会がありましたので、今度は私たちが、お礼に茶事で使っていただけるお盆をお店用に製作して持参し、訪問させていただきました。
再会をとても喜んでくださり、店内の茶室で、煎茶と玉露でもてなしてくださいました。
日本食に飢えていた体に染み渡りました、
いろいろお話も盛り上がり、夕方は、おすすめのベトナム料理店で食事をご一緒させていただき、とても思い出深いトロントでのひと時となりました。

共同出版の本に投稿しました

この度、ご縁をいただいて共同出版の本に投稿させていただきました。
出版された本は、あうん社「食農とクラフトな活き方・食と農と里山Vol.6」平野隆彰 編著です。
地域創生から見えてくるものをテーマに、各地でさまざまな取り組みをされている12名がそれぞれの思いを綴った本となっています。
私は、自然と共に生活することに憧れ、木の器製作を仕事にしようとした思い、転職から職業としての活動に至るまでの取り組みや様々な方との出会い、そして現在の思いなどを約4800字程度の文章を写真と共に綴らせていただきました。
メジャーな出版物ではありませんので、一般の書店では残念ながら販売されていませんが、アマゾンからのネット購入が可能です。
あうん社 手のひらの宇宙BOOKs第47号 「農とクラフトな活き方・食と農と里山Vol.6」平野隆彰 編著
1冊 税込み1540円
興味がありましたらお読みいただけますと幸いです。

購入希望の方がいらっしゃいましたら、アマゾンのこちらのリンクからご購入いただけます。

三重県の武田製材所と本のトークイベント

先日、三重県大台町林業総合センターで開催された『原色 木材加工面がわかる樹種事典 第3版』刊行記念トークイベント&武田製材見学会」に行ってきました。
『原色 木材加工面がわかる樹種事典 第3版』の刊行に際し、共著者(河村寿昌、西川栄明)が木材に関するマニアックな話題のトークイベントです。
三重県大台町の山深い林業施設でしたが、全国から木に携わる沢山の方が参加されていました。
会場には、挽物木工家の河村寿昌氏の作品の小箱、木材見本(100種以上)などを展示され、それらを手に取りながら、各種木材の特徴(木目、硬さ、色、匂いなど)や用途などについて、編集者の西川栄明氏により話がありました。
特に河村さんからは、ロクロ加工時に感じる木の感触、挽きにくい材への対応など、挽物木工家ならではの経験に基づいたディープな話が語られました。
そして会場からほど近くにある、希少な木も含めた少量多樹種を取り扱うことで知られる武田製材有限会社を訪問させていただきました。
親しくさせていただいている武田製材有限会社の武田社長さんと久しぶりにお会いして、ほとんど流通していない樹種豊富なマニアックな在庫の材を見せていただきました。
木の図書館と名付けられた材木の陳列棚は、何時間での見ていたいスペースで、やはり購入してしまいました。
まさにディープな木とのかかわりの一日でした。

万博で輪島塗大型地球儀を見てきました

先日、EXPO2025 大阪・関西万博に行ってきました。
1970年の大阪万博を体験している者としては、やはり一度は見ておきたい衝動に駆られて、EXPO2025 大阪・関西万博へ。
9月中旬になって初めての訪問、かけこみ万博の猛烈な来場者に圧倒されました。
パビリオンの見学もままならない状況でしたが、その中で一番印象に残っているのが、パビリオン「夜の地球 Earth at Night」に展示されていた輪島の漆塗りの職人の方々の技術を結集して作られた大型地球儀。
その正式な作品の説明は、「輪島塗の伝統的な技術を高度に凝縮した「夜の地球 Earth at Night」は、椀木地・曲物木地・指物木地・朴木地・髹漆・呂色・蒔絵・沈金の8部門からなる技術者たちが、それぞれの職能を存分に発揮して完成させました。その球体は宇宙に浮かぶ幻想的で美しい地球の夜景を表しており、漆芸にしか生み出せない深い黒に、蒔絵や沈金による金の輝きが地上の光を映し出します。」とあります。

薄暗い会場に浮かび上がる漆塗りの地球儀や世界の都市を表現した夜のランドスケープの作品は、本当に美しいと感じました。
そして輪島塗の技術の高さと、幾多の災難を乗り越えてきた底力に感動しました。

2025年9月18日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ