工房 えらむ

木の器と手織の工房

作品づくり

日本茶専門店 茶庵瀧家さんの開業にあたって

この度、ご縁をいただいて兵庫県芦屋市に2018年5月8日にオープンされる「日本茶専門店 茶庵瀧家」さんの木製食器やカトラリーの一部を、開業にあたり制作させていただきました。
茶庵瀧家さんは、日本茶専門のカフェとして、日本各地の茶園から厳選された上質のお茶を集められ、美味しいお茶とお茶請けを、落ち着いた空間でおもてなしをご提供すると言うコンセプトで、この度開業されます。
お店で使用される木の器やカトラリーの一部を作らせていただくと言う、大きな仕事をいただき、大変緊張しました。
私の工房にも足を運んでいただいて打ち合わせをした後も、何度も細かなすり合わせを行いながら、納品させていただきました。
明日、5月8日にグランドオープンされます。
正直なところ私はまだお店には伺っていないのですが、地の利も良く素敵なお店になっていることと思います。
お近くに行かれることがありましたら、ぜひお立ち寄りください。

日本茶専門店 茶庵 瀧家   ホームページ
兵庫県芦屋市親王塚町13-15 岸里ビル1階(JR芦屋駅から徒歩約10分)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きなお盆の再オーダー

先日、栗の木を彫った、縦25センチ×横43センチ×厚さ2センチの長方形のお盆のオーダーを複数枚いただき、納品させていただきましたが、気に入っていただいて、再度オーダーをいただきました。。
このサイズと厚みになると、反りやねじれが心配になるので、栗の木の柾目を使うようにしているのですが、在庫が無くなったので、栗の木の購入でいつもお世話になっている、大阪市西区の栗の木の専門店、橘商店さんに行き、目の積んだ柾目材を購入しました。ただ、20ミリ厚で幅が25センチ以上となるとなかなかなく、ほとんど在庫的にもぎりぎりの材料の仕入れでした。
盤面が広い分、柾目の杢目が少し単調に感じられるので、全体に細かい彫り目を入れています。
たくさん食器などをのせても、卓上から持ち上げやすく安定して支えられるように、指のかかる彫り込みを入れ、実用性にも配慮しました。
お盆の裏も彫っていますが、これには特に意図はありませんが、作り手の思い入れみたいなものでしょうか。
これから漆塗りに入ります。


 

 

 

 

 

 

花びらの豆皿

花びら型の豆皿を作りました。
時節柄、お花見の時期に紹介したかったのですが、ちょっとタイミングを逸してしまいました。
10センチほどの花びらのかたちをした豆皿を、オイル仕上げや漆塗りで作りました。
並べ方によって花のかたちや、舞い散る花びらのように食卓を演出できます。
単品で、ちょっとお菓子などをのせてもいいかなと思います。
食卓に色どりを添えながら、少し華やいだ雰囲気のテーブルコーディネートを楽しんでもらえればと思います。


 

 

 

 

 

 

 

カトラリーの漆塗り

最近せわしなく、沢山のカトラリーの漆塗り作業をしていました。
近く、カフェを開業予定のお客さまから、飲み物や料理に使用するカトラリーのオーダーをいただいたものです。
いろいろ打ち合わせを重ねて、用途に応じたオリジナルのカトラリーを制作しました。
写真のものは、栗の木で作った漆塗りのカトラリーの拭き漆塗り作業途中の様子です。
古いタンスを改造した小さな漆室に、古い餅箱に入れたカトラリーを漆室の各棚に並べて、毎日塗り作業の日々です。
新しいどのようなお店で使っていただけるのか、また後日ご紹介させていただきたいと思います。


 

 

 

 

 

 

木の抹茶茶碗の納品

昨年末に制作のご依頼をいただいた、木の抹茶茶碗3点を先日納品させていただきました。
折に触れて、木の抹茶茶碗を作っているのですが、この度の木の茶碗は、ご依頼者方より具体的に細かな仕様のご希望がありましたので、それに基づいて、私なりの個性を出しながら作らせていただきました。
何度かご依頼者の方と打ち合わせをさせていただいて、栗の木を彫って、漆で仕上げ、平茶碗、筒茶碗、馬盥茶碗の3点が出来上がりました。
お茶碗は、大変難しいものなので、ご希望に添うものができたか心配だったのですが、先日、納品させていただきましたところ、気に入っていただけたようで、ほっとしています。
この度は、細かいお茶碗の仕様をご指定していただいたおかげで、お茶碗というものの奥深さを再確認させせていただき、とても勉強になりました。
木のお茶碗をお使いになる方は、まだ少ないようですが、このような木のお茶碗の制作の機会をいただけましたことを嬉しく思います。

木の抹茶茶碗木の抹茶茶碗 高台

 

 

 

 

大きなお盆の納品

先日、長方形の少し大きめのお盆のオーダーを複数枚いただき納品させていただきました。
コーヒーカップなどがゆったりとのせられる、少し大きめのお盆の制作のご依頼をいただき、栗の木で縦25センチ×横43センチ×厚さ2センチの漆塗りのお盆を作りました。
このサイズと厚みになると、反りやねじれが心配になるので、栗の木の柾目を使いましたが、盤面が広い分、柾目の杢目が少し単調に感じられるので、全体に細かい彫り目を入れてみました。
また、たくさん食器などをのせても、卓上から持ち上げやすく安定して支えられるように、指のかかる彫り込みを入れ、実用性にも配慮しました。
オーダーいただきました方には、気に入っていただけて良かったです。

栗の木のお盆栗の木のお盆

 

 

 

 

 

 

 

栗の厚板を求めて材木店へ

3寸厚の栗材が必要になり、1年ぶりに親しくしていただいている大阪の材木店さんへ軽トラックで行きました。
3寸、約9センチ厚の栗の乾燥材で2メートル分程度の量が必要になったのですが、一般的には入手の難しいサイズです。
いつもお世話になっている、栗材の専門店、大阪市西区にある有限会社 橘商店の社長さんにあらかじめ電話してサイズのこと、値段のことなど相談させていただきました。
電話では難しい注文だと言われましたが、行ってみると、いくつか予算に合う候補の材を用意していただいて、気に入った材を購入することができました。
それも、ほぼ希望サイズの、歩留まりの良い無地の材で、大変助かりました。他に、お盆の制作などに必要な、栗の柾目の薄板や格安にしていただいた端材などを購入しました。
歩留まりの良い材を必要な分だけ購入できるのは、とても経済的で助かります。
そして小さな個人工房にも、親身に対応していただける社長さんに感謝です。


 

 

 

 

 

 

パスタ皿を作る

最近は、オーダーでのご依頼で木の器を作ることが多く、なかなか自由に作品を作ることが少なくなりました。
なので、少し以前に作ったパスタ皿のこと。
杢目の美しさにほれ込んで購入したメープル材、10年近く工房の片隅に眠っていたものを引っ張り出してきて、作ったのがパスタ皿。
メープル材の杢目と言うより、模様、あるいは墨絵のようなこの美しさを生かした器を作りたいと思って作ったのがパスタ皿。
今回は、滑らかな曲線のお皿にして、彫りの跡をサンドペーパーで磨いて、表面を滑らかにし、木の表情を引き出すことにしました。
ウレタンオイルを浸透させながら、耐水ペーパーで研いで仕上げました。
思っていた表情のお皿ができたと思います。
パスタを盛付けて、自然の表情とともに味わうことができれば、より美味しく感じてもらえるのではないかと思います。
木は、1枚分しかなかったので、残念ながら1点ものです。


 

 

 

 

 

テーブルウェアフェスティバル2018での作品展示

2月4日から東京ドームで開催されるテーブルウェアフェスティバル2018で、昨年のテーブルウェアフェスティバル2017で開催された器のコンクールで大賞を受賞(芦田俊一氏との共同制作)しましたことから、同展のテーブルコーディネート部門のコンクールの大賞受賞者 松下葉子さんとのコラボレーション展示の機会をいただけることになりました。

コラボレーション展示にあたり、昨年、テーブルコーディネーターの方と私の工房に来ていただいて直接打ち合わせをしたり、電話やメールで何度も打ち合わせを行いました。
コーディネーターの方の求めに応じて、工房えらむより器・什器・織物などを制作準備したのですが、最終的にどのようにセッティングされるのか私もイメージスケッチしか見ていませんので、楽しみにしています。
私は、2月3日に会場入りして、会場設営と展示を行い、翌日の4日のオープニングに際しての内覧会に立ち会い9時~15時ごろまで会場に滞在の予定です。
機会がございましたらご高覧ください。

テーブルウェアフェスティバル2018 ホームページ

 

 

木の葉のお皿をつくる

タモの木の端材に面白いものがあったので、木の葉のお皿をつくりました。
板の端にある、節のような部分が抜け落ちているのですが、全体にタモの木特有の美しい杢目がある板です。
節穴を除いて制作することもできるのですが、美しい杢目と全体の雰囲気を考えると、この雰囲気を有効に使ったお皿を作りたいと考えて、木の葉型のお皿にしました。
抜け落ちた節の部分は、虫食いのようなものとして表現してみると意外とリアルな、葉っぱになりました。
節周辺のもろい部分を固め、タモの美しい杢目を生かすため、拭き漆塗りで仕上げます。
あなたならこの木どう使う?と問われているような、木との一期一会の器作りも楽しいものです。