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「工房えらむ」の日々

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素のかたち展 2024

2024年2月19日~27日まで、兵庫県明石市の「ギャラリー風来(ふうき)」にて開催される「素のかたち 展」に出展いたします。
ギャラリー風来さんでは、昨年に引き続き、ガラス作家の音堂多恵子さん、金属アルミによる器制作者の森下シゲキさん、陶芸家の笹部充恵さんと、木の器の田中陽三の4人による、「素のかたち展」を開催させていただきます。
素のかたちと言うテーマで、それぞれ素材の異なる作家により表現された様々な、テーブルウェアをお楽しみいただければと思います。
機会がございましたら会場へお立ち寄りいただけますと幸いです。

会場 「ギャラリー風来」 兵庫県明石市天文町1-7-9
期間 2024年2月19日(月)~2月27日(火) 11:00~17:00 (最終日は16:00まで) 会期中無休
2月19日在廊予定

2024年2月9日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

隅切り盆の仕上がり

先日、栗の木を彫った、縦横32センチ、厚さ2.5センチの隅切盆の漆塗りが終わり、出来上がりました。
栗の木の杢目と彫り目を活かして仕上げるために、拭き漆塗りをしていますが、隅切盆の少しフォーマルな雰囲気を出すために、漆に煤を加えて、真っ黒ではない、ほど良い黒さと感じる色合いに仕上げました。
写真が良くないので、写真では彫りの凹凸ばかりが目立って、少々落ち着きのない雰囲気に見えるのが残念です。
1枚板の刳りものによるお盆は、少し重くなりますが、木組みの物とは違った、重厚さと質感で、料理やお茶などを演出してくれるのではないかと思います。
この隅切り盆は、既に納品済みです。

2024年2月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : えらむ

Button Inspiration vol.18へ出展

東京・銀座のACギャラリーさんで、2024年1月27日より開催される、「Button Inspiration vol.18」に出展させていただきます。
陶器やガラス、布、木などさまざまな素材で創作活動されている、50名の作家により作られたボタンが、展示販売されます。
私は木を素材としたボタンを出品、販売いたします。
木の杢目を生かしたもの、漆塗りのもの、木彫りのものなど、木の様々な表情を生かしたボタンを作りましたので、ご覧いただければと思います。
お近くの方がいらっしゃいましたら、ご高覧ください。

会場 ACギャラリー 東京都中央区銀座5-5-9 岡崎ビル4F
期間 2023年1月27日(土)~2月2日(金) 11:30~19:00 最終日は17:00まで

2024年1月26日 | カテゴリー : 展示会 | 投稿者 : えらむ

片口を彫る

久しぶりに片口を彫りました。
片口を作るのは好きなのですが、肩こりがひどくなると、片口のような口径が小さくて深い彫り作業を、どうしても避けたくなって、最近は片口を彫ってなかったのですが、2月のグループ展に向けて彫りました。
栃の木で細身で深い片口を、栗の木で浅めでころんとした片口を彫りました。
木の片口は、陶器のものに比べ、軽くて保温性があるので、何かと使いやすいのではないかと思います。
ほとんどフリーハンドですが、手に馴染む柔らかいかたちにしています。
拭き漆塗りで仕上げます。

2024年1月19日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

お椀を彫る

久しぶりに、栗の木のお椀を彫りました。
肩こりがひどくなると、お椀などの深い彫りの器の製作を、自然と避けるようになっていましたが、来月、グループ展も予定しているので、久しぶりに頑張ってお椀を彫りました。
私なりに使いやすいサイズと形状を考えた、定番のお椀です。
口径は11センチ、高さは6.5センチに緩やかな高台を付けています。
口径は、少し小さめですが、その分片手でも持ちやすくなります。
小さく感じますが、少し深めのお椀になっていますので、容量的にも量は入ると思います。
木工ろくろを使用せず、手彫りなので、形状は少々いびつですが、持った感じも、口当たりも、時々の感触が違って面白いのではないかと、勝手に思っています。
拭き漆塗りで仕上げます。

2024年1月11日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ