森川和謙 小笠原哲郎 二人展

どうしても見ておきたい二人展があったので、仕事の合間に見てきました。
書家と画家の「森川和謙 小笠原哲郎 二人展」
もう十数年前、サラリーマン時代に、いつか木の器制作を職業としてみたいと思っていたころ、木の器を作るにはデッサンやスケッチ画ぐらいは描けた方がいいだろうと言う思いから、近くの西脇市市民会館の絵画教室に通うことにしました。
絵画教室は、二人の画家の先生が2週間ごとに交代するやりかたでしたが、お二人の先生の絵がまったく違うタイプでした。
おひとりのH先生は、デッサンを重視する水彩画で、いつも人物画。モデルをデッサンするところから始めるのですが、「君はこのデッサンは、わざとこう書いているのか?」と言われ、「いいえ、見たとおりに書いているつもりなのですが・・・」「目と鼻の位置はこうじゃないだろ。腕の長さそんなに短いか。」などと、いつもぴりぴりしていました。
そしてもう一人の先生が小笠原哲郎先生で、先生のモチーフはいつも花。アクリル画で、デッサンはせず、2時間で一枚描き上げるというもので、自分が感じるままを一気に表現するという絵の描き方。
私は、言うまでもなく自由奔放に絵を楽しむ小笠原先生に好感度を感じて、いつしか先生とは意気投合。
先生とはスケッチ旅行と称して、1泊2日の旅行をしたりもしました。ほとんど絵を描かず、食べて、釣りをしたりと楽しい思い出もありました。
わずか2年間ですが、まったく違うお二人の先生のもとで、絵を習うことができたのは、とても良かったことだと感じています。
小笠原哲郎先生から展示会のはがきをいただき、兵庫県西脇市の旧来住家住宅の会場を訪ねました。
小笠原先生はちょうど在廊されていて、私のことを覚えていたくださり、今年71歳になられる先生はお元気で、絵とともにいろいろな話をしていただきました。
時間があればいつまでもゆっくりお話をしたい思いでした。
私の絵の方は、少しも上手くなりませんでしたが、当時いっしょに絵を習っていた幾人の人とは、今も親しくしてただき、こうして先生と知り合えたことは、貴重な財産となっています。

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2016年10月25日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

ボクネンの世界展

昨日は、東大阪市民美術センターで開催されている「ボクネンの世界展 風の伝言を彫る」沖縄の版画家 名嘉睦稔(なか ぼくねん)さんの展覧会を見てきました。
名嘉睦稔さんと親しくされている、知り合いの画家のUさんのお誘いで、展覧会期間中、昨日はご本人が在廊されるということで、ちょうどラグビーで有名な、花園ラグビー場に隣接する、美術展会場へ伺いました。
初めて名嘉睦稔さんの作品に出会ったのは、確か1980年の後半ころ、神戸市内のギャラリーで初めて作品を見て、とても魅かれました。何か、棟方志功さんの版画のように力強く、のびやかで、とても魅力的な作品に感じました。
以来、小品を目にする機会はありましたが、ご本人の大きな展覧会は初めてでした。会場には、初期の作品から、壁面いっぱいの大作まで、沖縄の風土や自然を中心とした作品が、のびやかに、そして豊かに表現されていて、とても感動的で見ごたえのある作品展でした。
会場で、画家のUさんから名嘉睦稔さんに私のことを紹介していただき、少しだけお話をさせていただきました。
私も、自分の感じた世界を、こんな風に作品に、豊かに表現することができれば、素晴らしいのになと、つくづく感じました。

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2016年8月12日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

井上涼さんの神戸学校

兵庫県小野市のアート活動を盛り上げようと、ご近所の彫刻家 井上 直さんが立ち上げられた「アートプランおの」と言うグループに誘われて参加しているのですが、その井上直さんの息子さん井上涼さんの講演(公演?)があるので、神戸に行ってきました。
神戸市に本社を置く大手通信販売会社の株式会社フェリシモさんが運営されている「神戸学校」という各界の第一線で活躍されている方々を毎月ゲストに招いてお話をお聞きしたり、パフォーマンスを見せていただいたりするイベントなのですが、そこへ登場するというので、友達夫妻と見てきました。
井上涼さんは、アーテイストとして活動され、特にNHKのEテレのテレビ番組「びじゅチューン」という番組を制作・出演されていることで有名です。番組は自らシナリオを作成し、それに曲を付け、アニメーションを作成し、自ら歌いながら演出するという非凡な才能を持った、人気の高いアーテイストとして活動されています。
会場は、熱烈なファンなどで完全に満席で、ゆったりとしたマイペースなトークと演出に、大盛り上がり。
ゆるい雰囲気ではあるけれど、個性的な洞察力から生み出される、でもどこか芯の通った表現が子供から大人までのオーディエンスの心を掴むのかもしれません。
今後も、いくつかの有名な美術館に招へいされ、いろいろなパフォーマンスを展開されるそうで、益々活躍が楽しみです。(ステージ写真は撮影許可のものです)

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2016年6月25日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

馬川晴美 陶芸展

神戸市須磨区の「ぎゃらりーゆふ」で開催されている、陶芸家の馬川晴美さんの陶芸展「紫陽花のうた」を見てきました。
日頃からいろいろクラフト制作活動等についてアドバイスなどをいただいて、親しくしていただいている陶芸家の方です。
伺った時はご不在でしたが、馬川さんのプロフィールに添えられた言葉に、作品は、ひとつに持ち味を大切にされているとのこと。
器を持った時のバランスや感触など、それは、器の使い勝手につながるとても重要なこととして作品作りをされているとのことでした。
確かにどの器を取っても、手にしっくりと収まり、重さも適度で、とてもバランスがいいのです。
作陶の修業時代を経て、長い年月をかけて、沢山の作品作りをされてこられた方だからこそできる器だと感じました。
そして、上品で、現代的な文様や象嵌が作品を引き立てて、 和食、洋食のどんなシーンでも使える器になっています。
日頃、漠然と木の器を作っている自身にとって、器のあるべき姿とは何かを考えさせられ、非常に得るものが多い作品展でした。

馬川晴美 陶芸展「紫陽花のうた」
2016年6月4日(土)~12日(日)
ぎゃらりーゆふ 兵庫県神戸市須磨区竜が台6-14-6

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2016年6月7日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

ライアーハープの演奏

今日の工房は、午後からお客様の多い一日。
夕方、最後に来られたのは、工房にほど近いところで整体施術をされているKさんの案内で、そのお知り合いの方々。
そのうちのおひとりの方がライアーハープを演奏される方。
ライアーハープのことは知らなかったので、工房で見せていただき演奏していただきました。
その独特の柔らかい音色も素晴らしいのですが、ハープのフレームが桜の厚い一枚板を鑿で削りだして作られたものであることに感激。鑿跡を残した仕上りは、まさに刳りもの器の様。この彫り方によって音色も変わるのだとか。
そしてこのハープは、心地よい音色に癒されながら、むしろ音楽療法として、ハープの演奏時に振動を体で受け止めて、リラクゼーションや療法として用いられるそうです。
実際に、わたしもうつ伏せになって、頭の上で演奏してもらうと、心地良い音色とともに、ハープのやわらかい振動が頭に伝わり、得も言われぬ独特の心地よい、宇宙を漂っているかのような気分にさせてくれました。
初めての体験に本当に感動しました。

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2016年4月21日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

井上有一さんの本をいただきました

先日、井上有一さんの「湘南の墨跡」という本をいただきました。
本をくださったのは、最近すぐご近所に引っ越してこられた、彫刻家のSさん。
アメリカ、ニューヨークで30年間、彫刻家として活動してこられ、最近活動拠点を日本に移され、ご近所に引っ越してこられました。
先日、私の工房でアート作品の模型用の木材加工をされた時に、残っていた材をご自宅にお持ちしたところ、ご自宅に招き入れてくださり、作品集を見せていただいたり、いろいろなアート活動の話をしていた際に、井上有一さんの本を見せていただきました。
本は、故 井上有一氏の書と画の作品集。その魅力的な書と画にすっかり魅せられていたところ、Sさんから2冊あるので1冊あげましょうと、いただきました。
本は大好きなので、本をいただくのはこの上なく嬉しく感じます。
そして持ち帰ってあらためて本を読んで、井上有一氏の作品と人柄に益々惚れ込んでしまいました。

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2016年3月25日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

「しあわせごはん」に行ってきました

先日、友達の女性が昨年末に始めた「しあわせごはん」に行ってきました。
JR神戸駅の北側、湊川神社の西側にある、静かな街の一角に開いたごはんカフェ。
木をたくさん使った小さな店内に、品の良いしつらい。
靴を脱いで上がるというのが、自然にオンとオフを切り替えてくれるのがいい。
ひとりでお店をすべてやっているので、厨房から目の行き届く範囲に、椅子とテーブルを配置して、波動スピーカーから流れるきれいな音のBGMが心地いい。
ごはんカフェと言う言い方が適当なのかどうかわかりませんが、食事は家庭料理の昼食が一日10食のみで、あとはカフェタイム。
自分のできる範囲のことを、気負わずおこなう「しあわせごはん」は、訪れる人だれもが自然にくつろげるところでした。

しあわせごはんフェイスブック

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2016年3月22日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

宮内知子さんの木工作品展

今日は、朝から大阪~神戸と駆け巡る一日。
まず、一番目に訪れたのは、高島屋大阪店での「宮内知子の木工作品展」。
宮内知子さんと初めて出会ったのは、確か2003年の朝日現代クラフト展の表彰式のセレモニー会場。
入賞者の表彰式が終わって、立食パーティーの時、たまたまそばに居た人に声をかけ、木工の話などをしたのが、宮内さんでした。
当時は、お互いコンペでは入選でしたが、宮内さんはその後、同クラフト展で優秀賞を受賞され、他のクラフト展でも入賞されるなど、素晴らしい作品を製作されています。
宮内さんの独特の感性と、ものすごく手間のかかった木工作は、年を追うごとに楽しく豊かなものになって、本やショップなどいろいろな場面で見かけるようになり、お会いしたいと思いながら、なかなかお会いする機会がなく、ほとんど13年ぶりの再会でした。
実際に作品を見て、いろいろ情報交換させていただいて、いい時間を過ごさせていただきました。

高島屋大阪店を後にして、その後は、大阪心斎橋のギャラリーで個展をされている、親しくしていただいている陶芸家の馬川晴美さんとお会いして、作品を見て神戸へ。
神戸では、三宮のさんちかホールで開催中の「飛騨の工房家具展と兵庫クラフトの手仕事展」へ、素晴らしい木工家具作品を見て、兵庫のクラフト手仕事に出展されている、親しい作家お二人とお会いして、その後は、かつての同僚が始めた、ごはんカフェへ開店祝いを届けに行って、最後は、先日の西宮市のギャラリーでの3人展でオーダーいただいた作品をお客様のもとへお届けして、あわただしくも充実した一日が終わりました。

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2016年3月17日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

木工家の忘年会

先日、親しくさせていただいている兵庫県内の木工家の方と忘年会をしました。
美しい山のふもとのロケーションが気に入って、古民家に工房を移された方のお宅にお邪魔して、囲炉裏を囲んで、鍋料理をいただきながらの楽しいひと時を過ごさせていただきました。
なかなかふだんは、ゆっくりと話す機会のない、8人の木工家が集まって、いろいろな話題で盛り上がりました。
とりわけ兵庫県の木材振興施設、兵庫県立丹波年輪の里が主催されて、本格的に今年からスタートした「ウッドワーカーズクラフト」について、木工家のみを対象とした、屋外展示会をどのように盛り上げていくかで、それぞれがいろいろな思いを出し合いました。来年のゴールデンウィークの開催時には、皆さんが手ごたえを感じ、来場者に楽しんでいただける内容を目指して、話は盛り上がりました。
脱サラすると忘年会の機会はほとんど無くなってしまうのですが、こうした木工家が集まっての、楽しい忘年会にお誘いいただいてとてもありがたく思っています。

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2015年12月6日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

母の愛したお針箱と刺し子 展

兵庫県加古川市にある、ギャラリー歓喜洞(かんきどう)さんを始めて訪れたのは、十数年前、オーナーの池澤洋子さんのお母様の刺し子展を見に行った時でした。
そして、これをご縁に、私たちが、ものづくりで生活をしようとして、十数年前初めて夫婦で個展をさせていただいたギャラリーでもあります。
以来何度か個展をさせていただいて、オーナーの池澤さんには大変お世話になり、プロとして活動する足掛かりを作らせていただいたと思っています。
オーナーのお母様、神吉しづゑさんは、明治36年生まれ。大変針仕事の好きな方で、「刺し子ばあちゃん」と親しまれていたそうですが、8年前に亡くなられました。この度、お母様が遺された、布遊びの作品を「母の愛したお針箱と刺し子」展としてギャラリーで展示され、見に行ってきました。
当時使っておられた、お針箱や裁縫の教科書、足袋の型紙まで大切に保管されておられ、こころから針仕事を楽しんで作られた作品の数々は、見ていてなごやかで楽しいものでした。
手仕事のものづくりと言うのは、心からつくるものを愛し、つくることを楽しみながら行うことなのだろうと、しみじみと感じました。

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2015年12月2日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ