工房 えらむ

木の器と手織の工房

作家の方々

第2回 アートプランおの展覧会

2017年2月3日〜2月5日まで、兵庫県小野市の小野市うるおい交流館エクラにて「第2回 アートプランおの展覧会」が開催されます。
小野市でアートに触れる機会を広げていこうと言う趣旨で、ご近所にお住いの彫刻家 井上直さんの呼びかけにより、「アートプランおの」が立ち上げられ、そのイベントとして、今年は小野市在住の4名の作家により展覧会が開催されることになりました。
私もメンバーの一員なのですが、今年は、会場が狭くなったことと、新たに加わられた2名メンバーの展示を優先して、展示は辞退させていただき、お手伝いのみといたしました。
今回の出展の方は、
井上 直さんは、会の代表で彫刻家、最近NHKのEテレの番組「びじゅチューン」で人気上昇の井上 涼さんのお父さんでもあります。
赤秀 利成さんは、プロフォトグラファでポートレートのとっても上手い方。
坂口 千鶴さんは油絵、示現会に所属されている画家さん。
下次  正一さんは彫刻家、多摩美術大学卒業後、ニューヨークで30年創作活動をしておられた方。
4名全員とも、私のごく親しいご近所さん。
素敵なアーティストの方が、すぐご近所におられるのは、とても刺激的で楽しいことです。
お時間ございましたら、ぜひご覧ください。

会 場 小野市うるおい交流館エクラ  兵庫県小野市中島町72番地(無料駐車場 有)
期 間 2017年2月3日(金)〜2月5日(日) 10:00〜18:00(最終日は17:00)
入場無料

2月4日(土)同会場内にて、クラフトワークショップ「空き缶アート作品を創ろう」開催
13:30〜15:30 体験料300円 会場にて受付(定員20名)


 

 

 

 

 

 

 

 

2017年 東京にて

テーブルウェアフェスティバル2017の公募展での大賞受賞の興奮冷めやらぬところ、せっかく東京へ来たので、授賞式の翌日は、ひとりで南青山のギャラリー 寺田美術さんで開催中の佃 眞吾さんの個展を見に行きました。
佃さんの木工は予てより見てみたいと思っていました。
会場では、我谷盆をはじめとしてお盆や重箱など、凛として緊張感のある作品がとても素晴らしく感じました。
私の好きな栗の木の手彫りの表情に温かみのある木器の作品が印象的でした。

そして、ちょうど開催中の東京芸術大学の卒業・修了作品展を会場となっている上野の東京都美術館と東京芸術大学本校へ見に行きました。
この時期、おおよその学生の方は就職先が決まっているか、作家として活動するか決めているのだろうと思いますが、自身の作品を世に問うプレゼンテーションの場として、展示しているいろいろな学部の作品を見て回るのは、なかなか楽しく刺激的です。
卒展と言う販売を目的としていない、若さ溢れる渾身の作品展に、私も奮起を促された気分になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慌ただしく駆け巡る一日

最近少し、忙しく仕事をしているので、あまり外出していないのですが(実際はけっこう外出しているかもしれない)、今日は、一日でできるだけの用を足そうと、慌ただしく駆け巡る一日でした。
一日の最初は、新幹線の新神戸駅近くにある竹中大工道具館で開催されている、「第六回 座る・くらべる・一脚展+2016」11名の木工家の作られた椅子をメインとした家具の展示会。運営の代表をされている親しい木工家の後藤雅宏さんから案内をいただき会場へ。使い心地のよい洗練された椅子や家具を見ながら後藤さんと出展者の岸田さんと少しお話をして会場を後に宝塚市へ。

その次は、グループ展を予定している作家の方と宝塚市内にあるギャラリー会場の下見と打ち合わせ。
思っていたより広い会場に、開催時期や準備期間のこともあり、引き続き検討することに。

午後からは、宝塚市内の個人のお宅にて、出張ワークショップ。4名の方とそれぞれ木の豆皿やスプーンのワークショップをさせていただきました。お茶やお菓子をいただいたりしながら、個人宅を会場とした和気あいあいとした雰囲気のなかでのワークショップを楽しませていただきました。

その次は、大阪の阪急百貨店うめだ本店  SOUQ暮らしのアトリエにて10月から私の作品を、ほんの少しだけですが、販売の機会をいただいているので、売り場の担当の方へご挨拶。
素敵な売り場でのお取り扱いに感謝とお礼。

最後は、大阪・阪神百貨店梅田本店にて、親しくしていただいている漆芸家の彼谷利彬さんの「暮らしのなかの乾漆」展があり会場へ。年々作品が豊かになり、味わい深いものになっていることに感動。お話をお聞きしながら、乾漆という気の遠くなるような作業をまじめにこつこつ続けているからこそ生まれる作品への取り組み姿勢に学ぶべきことが沢山ありました。

今日は一日で5か所を駆け巡り、少々疲れましたが、中身の濃い一日でした。

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2 COLORS WORK 展

神戸市灘区にある「一客一箸 ことほぎや」で開催されている 2 COLORS WORK 伊藤悦子さん 玉村みち子さんのおふたりのジュエリーの展示会を見てきました。
お二人とも私が所属している日本クラフトデザイン協会の日頃からいろいろお世話になっている先輩会員の方で、素敵なスペースで展示会をしますと言う案内をいただいて、見に行って来ました。
伊藤さんが在廊されていて、作品を見ながらいろいろお話をさせていただきました。
とても洗練された、深い味わいを感じるデザイン、素材への探求心と試行錯誤の上に会得した加工技術は、大変参考になり刺激を受けました。
長年クラフト制作に携わってこられた方の話は、まったく異素材であっても大変勉強になり、自身のものづくりについて、まだまだ足元にも及ばないなと感じました。
展示スペースの「ことほぎや」さんは、お箸のオーダーサロンをされているところですが、木へのこだわりを感じる大変品のよいしつらいが、とても印象的でした。

ちょうど「ことほぎや」さんの隣りの「着物悉皆 あきつ」さんで、以前日本クラフトデザイン協会に在籍されておられた岡みち子さんの展示会「岡みちこ 展  染め織りの事・コト2016」が開催されていて見てきました。
久しぶりにお会いして、お話をしながら作品を見せていただきました。
お話をしていると、先日アートプランおのが実施した「草原上の造形 100枚の板」の制作に参加いただいて中島 勉さんと親しくされていて、中島さんが作られた什器や、作品も置いてあったことから、話がつながって行き、ちょうど芦屋市の「ギャラリーPaw」さんで中島 勉さんの展示会をしていることから、「破 中島 勉+音堂 多恵子」展を見てきました。
足早に3軒の展示会を巡って仕事に戻りましたが、いろいろな作品を見て、お話を聞かせていただけたことは、自身の作品作りの上で、頭を切り替え、大変刺激になりました。

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森川和謙 小笠原哲郎 二人展

どうしても見ておきたい二人展があったので、仕事の合間に見てきました。
書家と画家の「森川和謙 小笠原哲郎 二人展」
もう十数年前、サラリーマン時代に、いつか木の器制作を職業としてみたいと思っていたころ、木の器を作るにはデッサンやスケッチ画ぐらいは描けた方がいいだろうと言う思いから、近くの西脇市市民会館の絵画教室に通うことにしました。
絵画教室は、二人の画家の先生が2週間ごとに交代するやりかたでしたが、お二人の先生の絵がまったく違うタイプでした。
おひとりのH先生は、デッサンを重視する水彩画で、いつも人物画。モデルをデッサンするところから始めるのですが、「君はこのデッサンは、わざとこう書いているのか?」と言われ、「いいえ、見たとおりに書いているつもりなのですが・・・」「目と鼻の位置はこうじゃないだろ。腕の長さそんなに短いか。」などと、いつもぴりぴりしていました。
そしてもう一人の先生が小笠原哲郎先生で、先生のモチーフはいつも花。アクリル画で、デッサンはせず、2時間で一枚描き上げるというもので、自分が感じるままを一気に表現するという絵の描き方。
私は、言うまでもなく自由奔放に絵を楽しむ小笠原先生に好感度を感じて、いつしか先生とは意気投合。
先生とはスケッチ旅行と称して、1泊2日の旅行をしたりもしました。ほとんど絵を描かず、食べて、釣りをしたりと楽しい思い出もありました。
わずか2年間ですが、まったく違うお二人の先生のもとで、絵を習うことができたのは、とても良かったことだと感じています。
小笠原哲郎先生から展示会のはがきをいただき、兵庫県西脇市の旧来住家住宅の会場を訪ねました。
小笠原先生はちょうど在廊されていて、私のことを覚えていたくださり、今年71歳になられる先生はお元気で、絵とともにいろいろな話をしていただきました。
時間があればいつまでもゆっくりお話をしたい思いでした。
私の絵の方は、少しも上手くなりませんでしたが、当時いっしょに絵を習っていた幾人の人とは、今も親しくしてただき、こうして先生と知り合えたことは、貴重な財産となっています。

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ボクネンの世界展

昨日は、東大阪市民美術センターで開催されている「ボクネンの世界展 風の伝言を彫る」沖縄の版画家 名嘉睦稔(なか ぼくねん)さんの展覧会を見てきました。
名嘉睦稔さんと親しくされている、知り合いの画家のUさんのお誘いで、展覧会期間中、昨日はご本人が在廊されるということで、ちょうどラグビーで有名な、花園ラグビー場に隣接する、美術展会場へ伺いました。
初めて名嘉睦稔さんの作品に出会ったのは、確か1980年の後半ころ、神戸市内のギャラリーで初めて作品を見て、とても魅かれました。何か、棟方志功さんの版画のように力強く、のびやかで、とても魅力的な作品に感じました。
以来、小品を目にする機会はありましたが、ご本人の大きな展覧会は初めてでした。会場には、初期の作品から、壁面いっぱいの大作まで、沖縄の風土や自然を中心とした作品が、のびやかに、そして豊かに表現されていて、とても感動的で見ごたえのある作品展でした。
会場で、画家のUさんから名嘉睦稔さんに私のことを紹介していただき、少しだけお話をさせていただきました。
私も、自分の感じた世界を、こんな風に作品に、豊かに表現することができれば、素晴らしいのになと、つくづく感じました。

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林工亘 神吉臣人 作品展

長い付き合いになる友達の木工家 木の家具工房 林工亘の神吉臣人さんが、地元で初めての木工作品展を開催するとの案内をいただきました。
神吉さんは、岐阜の高山で木工技術を修得し、家具工房勤務などを経て、現在和歌山県の北山村で義理のお父さんが営んでおられた木工房を引き継ぐかたちで独立して活動しています。
神吉さんとは、お互いに木工を初めて間もないころに知り合い、兵庫県で活動していたころは、クラフトフェアにいっしょに行ったり、お互いにコンペを目指したり、熱く木工を語り合っていました。
現在の工房は和歌山県ですが、田舎なので身近な都市部の個展会場として、三重県熊野市での地元お披露目となりました。
彼の作る家具は、確かな技術を反映した、細かいところまで気持ちの行き届いた作品です。
彼のブログにある製作過程を読むと、経験に裏打ちされた技術と、良い家具づくりへの姿勢を窺い知ることができます。
機会がございましたら、ご覧いただければと思います。

会場 紀南ツアーデザインセンター 三重県熊野市木本町517-1

期間 2016年7月30日(土)〜8月7日(日) 9:00〜17:00 (最終日は14:00まで)

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井上涼さんの神戸学校

兵庫県小野市のアート活動を盛り上げようと、ご近所の彫刻家 井上 直さんが立ち上げられた「アートプランおの」と言うグループに誘われて参加しているのですが、その井上直さんの息子さん井上涼さんの講演(公演?)があるので、神戸に行ってきました。
神戸市に本社を置く大手通信販売会社の株式会社フェリシモさんが運営されている「神戸学校」という各界の第一線で活躍されている方々を毎月ゲストに招いてお話をお聞きしたり、パフォーマンスを見せていただいたりするイベントなのですが、そこへ登場するというので、友達夫妻と見てきました。
井上涼さんは、アーテイストとして活動され、特にNHKのEテレのテレビ番組「びじゅチューン」という番組を制作・出演されていることで有名です。番組は自らシナリオを作成し、それに曲を付け、アニメーションを作成し、自ら歌いながら演出するという非凡な才能を持った、人気の高いアーテイストとして活動されています。
会場は、熱烈なファンなどで完全に満席で、ゆったりとしたマイペースなトークと演出に、大盛り上がり。
ゆるい雰囲気ではあるけれど、個性的な洞察力から生み出される、でもどこか芯の通った表現が子供から大人までのオーディエンスの心を掴むのかもしれません。
今後も、いくつかの有名な美術館に招へいされ、いろいろなパフォーマンスを展開されるそうで、益々活躍が楽しみです。(ステージ写真は撮影許可のものです)

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馬川晴美 陶芸展

神戸市須磨区の「ぎゃらりーゆふ」で開催されている、陶芸家の馬川晴美さんの陶芸展「紫陽花のうた」を見てきました。
日頃からいろいろクラフト制作活動等についてアドバイスなどをいただいて、親しくしていただいている陶芸家の方です。
伺った時はご不在でしたが、馬川さんのプロフィールに添えられた言葉に、作品は、ひとつに持ち味を大切にされているとのこと。
器を持った時のバランスや感触など、それは、器の使い勝手につながるとても重要なこととして作品作りをされているとのことでした。
確かにどの器を取っても、手にしっくりと収まり、重さも適度で、とてもバランスがいいのです。
作陶の修業時代を経て、長い年月をかけて、沢山の作品作りをされてこられた方だからこそできる器だと感じました。
そして、上品で、現代的な文様や象嵌が作品を引き立てて、 和食、洋食のどんなシーンでも使える器になっています。
日頃、漠然と木の器を作っている自身にとって、器のあるべき姿とは何かを考えさせられ、非常に得るものが多い作品展でした。

馬川晴美 陶芸展「紫陽花のうた」
2016年6月4日(土)~12日(日)
ぎゃらりーゆふ 兵庫県神戸市須磨区竜が台6-14-6

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ライアーハープの演奏

今日の工房は、午後からお客様の多い一日。
夕方、最後に来られたのは、工房にほど近いところで整体施術をされているKさんの案内で、そのお知り合いの方々。
そのうちのおひとりの方がライアーハープを演奏される方。
ライアーハープのことは知らなかったので、工房で見せていただき演奏していただきました。
その独特の柔らかい音色も素晴らしいのですが、ハープのフレームが桜の厚い一枚板を鑿で削りだして作られたものであることに感激。鑿跡を残した仕上りは、まさに刳りもの器の様。この彫り方によって音色も変わるのだとか。
そしてこのハープは、心地よい音色に癒されながら、むしろ音楽療法として、ハープの演奏時に振動を体で受け止めて、リラクゼーションや療法として用いられるそうです。
実際に、わたしもうつ伏せになって、頭の上で演奏してもらうと、心地良い音色とともに、ハープのやわらかい振動が頭に伝わり、得も言われぬ独特の心地よい、宇宙を漂っているかのような気分にさせてくれました。
初めての体験に本当に感動しました。

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