工房 えらむ

木の器と手織の工房

1合の片口を彫る

1合の片口を彫る

年末になると、良くご依頼をいただく、酒器用の片口を彫りました。
厚さ9センチの栗の木で、ゆったり1合入る片口を作りました。
私の片口は、持ちやすさを考慮して、片手で安定して持ってお酒の注げる、だ円形で細身の片口にしています。オーソドックスなスタイルの定番として永く作っているものです。
口径がやや狭くて、深いものになっているので、彫るのが少し大変ですが、深いものを彫るのが意外と面白くて、いろんな手道具を駆使しながら、底をさらえて行きます。
注ぎ口も液だれぜず、切れが良いようにしています。
木の片口は、熱燗でもやさしく持てて、冷や、燗ともに保温性があるので使いやすいかなと思います。
これから漆を塗って仕上げます。ご依頼いただいたお店の方には、年末にも松の内にも間に合わず、大変申し訳ない気持ちです。

 

 

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