栗の木を彫って作った、木の抹茶茶碗の漆塗りが終わり、出来上がりました。
栗の木の杢目を生かしながら、渋い雰囲気を出すために、少し黒めに拭き漆塗りで仕上げました。
見込みの部分は、手彫りの跡に抹茶が残らないようにするためと、茶筅で漆が剥げやすくなるので、溜め漆塗りで仕上げています。
溜め漆塗りで透けて見える、見込みの杢目も味わいがあって良い雰囲気になったと思います。
これから季節は暖かくなり、野点をされたり、アウトドアでお茶を楽しんだりされる方も多くなるのではないかと思います。
木の抹茶茶碗は軽くて壊れにくいことから、持ち運びがしやすいので、気軽にお使いいただければと思います。
いくつかのお茶碗は、5月1日から15日まで、Zakka+Sake Bar DEAR YOU 表参道店(東京都渋谷区神宮前4丁目9−1)にて開催予定の個展に出品予定です。
よろしければ手に取ってご覧ください。