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2025年の栗の収穫
2025年も栗の収穫をしました。
工房の敷地内には、4種類の栗の木があって、工房に自生している野生の「しば栗」、収穫用に植えた早生品種の「丹沢」、甘みの強い「銀寄」、地元品種の「大丹波」。
9月上旬に早生品種の「丹沢」から栗の実が落ち始め、「銀寄」「大丹波」が同時に落ち始めて、早々に収穫は終りを迎えました。
今年は、猛暑と夏場の雨が少なかったこともあってか、一つのイガの中にある栗の実は普通は3個あるものが多いのですが、今年は1個か2個がほとんどで収穫は昨年の半分ぐらいと少な目。
猛暑続きで、栗の木にとっても厳しい年だったようです。
それでも、毎年栗を食べれるのはありがたいことです。
栗の木を彫っで拭き漆塗りで仕上げた丸鉢に、収穫したイガ栗を入れてみました。

暮らしを彩る、うつわと道具展始まりました
2025年10月4日(土)~10月12日(日)まで、兵庫県三木市にあります、ころは・うつわと道具と喫茶室にて開催の「「暮らしを彩る、うつわと道具展」が始まりました。
本日初日は、愛知県から来られた木工家の松島修平さんと共に在廊させていただきました。
雨交じりのあいにくのお天気でしたが、沢山のお客様にお出でいただき、とても嬉しく思っております。
閑心窯さんのごはん鍋や陶器のうつわ、後藤睦さんの漆の器、松島周平・知美さんのおかもちなど、工房えらむの木のトレイや器が展示販売されています。
築150年の古民家で、作家の器と暮らしの道具に出会える、喫茶も楽しめる、くつろぎのうつわ屋「ころは」は落ち着いた素敵なお店です。
秋の食卓を彩る、器や道具をお楽しみください。
会期:2025年10月4日(土)~10月12日(日)
開催時間:11:00 ~ 16:30 ※会期中は休まず営業されます。
会場:ころは -うつわと道具と喫茶室‐
@koroha.ceramics
兵庫県三木市口吉川町大島55



第4回おのクリエイターラボ作品展
所属しております、「おのクリエイターラボ」の展示会が、2025年10月6日~10月17日に、兵庫県の小野市役所1階ロビー、ウエルカムギャラリーにて開催されます。
おのクリエイターラボは、小野市文化連盟の所属団体として、小野市在住の工芸品製作者、伝統工芸作家、アート作家などのクリエイターが集まって、それぞれの作品を公開し、互いに情報交換などを行う中で、技量を高め合おうと言う目的で集まったグループです。
今回は、8名による展示会です。(販売はいたしません)
トンボ玉 多鹿由美
ソラフラワー 山野真紀
写真 神内信夫
木の器 田中陽三
陶芸 桝本明彦
陶芸 井上仁志
金属アート 佐藤憲一
伝統工芸 高山辰則
2025年10月6日(月)~10月17日(金)土日祝休み 9:00~17:00
会場 小野市庁舎1階ウエルカムギャラリー (兵庫県小野市中島町531)


ころはにて「暮らしを彩る、うつわと道具展」
2025年10月4日(土)~10月12日(日)まで、兵庫県三木市にあります、ころは・うつわと道具と喫茶室にて「「暮らしを彩る、うつわと道具展」に出品させていただきます。
私の工房から車で約15分にあるお店。築150年の古民家で、作家の器と暮らしの道具に出会える、喫茶も楽しめる、くつろぎのうつわ屋「ころは」はとっても落ち着いた素敵なお店。
こちらで、陶芸・木工による4人・工房展が開催されます。
閑心窯さんのごはん鍋や陶器のうつわ、後藤睦さんの漆の器、松島周平・知美さんのおかもちなど、工房えらむの木のトレイや器が展示販売されます。
秋の食卓を彩る、器や道具をお楽しみください。
会期:2025年10月4日(土)~10月12日(日) ※初日10月4日は午後から在廊予定
開催時間:11:00 ~ 16:30 ※会期中は休まず営業されます。
会場:ころは -うつわと道具と喫茶室‐
兵庫県三木市口吉川町大島55

万博で輪島塗大型地球儀を見てきました
先日、EXPO2025 大阪・関西万博に行ってきました。
1970年の大阪万博を体験している者としては、やはり一度は見ておきたい衝動に駆られて、EXPO2025 大阪・関西万博へ。
9月中旬になって初めての訪問、かけこみ万博の猛烈な来場者に圧倒されました。
パビリオンの見学もままならない状況でしたが、その中で一番印象に残っているのが、パビリオン「夜の地球 Earth at Night」に展示されていた輪島の漆塗りの職人の方々の技術を結集して作られた大型地球儀。
その正式な作品の説明は、「輪島塗の伝統的な技術を高度に凝縮した「夜の地球 Earth at Night」は、椀木地・曲物木地・指物木地・朴木地・髹漆・呂色・蒔絵・沈金の8部門からなる技術者たちが、それぞれの職能を存分に発揮して完成させました。その球体は宇宙に浮かぶ幻想的で美しい地球の夜景を表しており、漆芸にしか生み出せない深い黒に、蒔絵や沈金による金の輝きが地上の光を映し出します。」とあります。
薄暗い会場に浮かび上がる漆塗りの地球儀や世界の都市を表現した夜のランドスケープの作品は、本当に美しいと感じました。
そして輪島塗の技術の高さと、幾多の災難を乗り越えてきた底力に感動しました。


