足付の器を作る

神代木のタモの木を彫って足付きの器を作っています。
神代木は、火山噴火や土砂崩れなどで、地中や水中に埋まり、腐敗ぜずに数千年近く埋もれた木で、地中の成分と反応し、深みのある灰褐色や墨色に変化した、極めて希少な木です。
個性的な杢目と深い灰褐色の神代タモの木を生かして、器に足を付けることで、存在感のある器にしました。
足付き器は、足の削り出しにすごく時間と手間がかかるのが、なかなか大変です。
こ゚の器は、9月1日から大阪市中央区大手通1丁目にある、ギャラリー センティニアルにて「木でつくる飾れる器・飾る器」をテーマに開催させていただく個展にて出品予定です。

2026年7月13日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

栗の木の良材でだ円のお盆を彫る

栗の木でだ円のお盆を彫っています。
少し大きめのお盆で、運び盆と言うより、折敷やカジュアルな茶事の道具として用いられる事が多いようです。
薄くて広いお盆は、どうしても反りが気になるところです。
使用している栗の板は、目の積んだ大径木を、薄くとても上手に板に挽かれ、じっくり乾燥されているため、美しい板目の板にも関わらず、反りを考慮して板作りをして彫っていけば、ほとんど気になる反りはでません。
ただ、とても希少な材なのが悩ましいとろです。
とは言え長くお付き合いさせていただいている、栗の木の専門の材木店さんのおかげと思っています。

2026年7月9日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

私の手の版画を作っていただきました。

昨年末のグループ展でお知り合いになった、版画をされておられる方から、私の手をモチーフにした版画を作っていただきました。
版画を作っていただいたのは、日本美術家連盟会員の三宅得司さん。
最近は、いろいろな方の手をテーマに版画を作られておられるそうです。
今回は、ものづくりをしている私の仕事に興味をもっていただいて、工房にお出でいただき、作業風景の手を作品にしていただきました。
そして先日、作品が出来上がりましたと、工房へわざわざお持ちいただきました。
私の手の表情を、木版画でしっかり表現していただいた素晴らしい作品が出来上がっていました。
作品は現在、兵庫県三木市にあります三木市立堀光美術館で開催中の「2026版画展」で7月20日まで(月曜休館)展示されていますので、機会がございましたらご覧ください。
三宅得司さんこの度は、本当にありがとうございました。

 

2026年7月2日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

角盆を彫る

カナダ・アメリカの旅から帰って3週間が経過しますが、コツコツと栗の木を彫ってお盆を作っています。
旅行中にも仕事のメールをいろいろいただき、帰国してからの焦りを少々感じていたのですが、年齢のせいか時差ボケがひどく、2週間ほどはボーっとして仕事のペースの上がらない毎日を送っていました。
先ずは、お待ちいただいている仕事を順に製作していく日々ですが、お茶にまつわるお盆の仕事を沢山いただいているので、これをしっかり製作して、体を仕事モードに切り替えていくことにしました。

2026年6月29日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

カナダ・アメリカの旅の終わり

2026年5月から6月、カナダ・アメリカの旅の終わり。
カナダ、バンクーバーからニューヨークまでの約5000kmを陸路だけで移動しながら、少し休養、少しレジャー、少し仕事をテーマにした、3週間のちょっと変わった旅でしたが、濃密に楽しむ事ができました。
カナダ、トロント以降はFumikoさん、Leeさん夫妻に全面的にサポートしてもらいながらの旅で、本当に感謝しかないです。
その間にたくさんの方に出会い、食事をご一緒したり、泊めていただいたりと、お伝えしなければいけない感謝が数えきれないくらいあります。
本当に大勢の方にお世話になりありがとうございました。
旅の最後は、ニューヨークのBattery Parkから見た自由の女神像とGround Zeroです。
それぞれの国のいろいろな事情や暮らしぶりを、ほんの少し垣間見る事が出来た旅だったと思います。

ニューヨークのインテリアショップFAIRを訪問

カナダ・アメリカの旅の最終目的地ニューヨークでの最後の仕事。
私の作品を見ていただいたニューヨークのインテリアショップのオーナさんからお取引についてのメールをいただき、ショールームを訪問させていただきました。
エンパイアステートビルから300mほど東にある、100以上のブランドの家具・インテリアのショールームビル、New York Design Center。そのビルの最上階で高級インテリアを販売されておられる「FAIR」のショールームを訪問させていただきました。
メールをくださったFAIR代表のBrad Ford氏とMitch Beeler氏にお会いしました。英語力がないので通訳を友達のFumikoさんにお願いしました。
広いショールームには、木質を豊富に使用した上品な家具やインテリアなどが美しく配置されていて、非常に素晴らしいショールームでした。木の使用の仕方や見せ方は、私の好みとぴったり合って、お声がけいただけたことがすごく嬉しく感じました。
そしてBrad Ford氏は、私の作品を3、4点持っていますよ言われてまた嬉しさと驚きでした。
Brad Ford氏は、ニューヨークで活動されている工芸家の方の支援にも尽力されておられ、クラフトフェアのようなイベントも開催されておられる素晴らしい方です。
大変お忙しい中、お会いしていただき、良いお話をいただけましたことに心より感謝いたします。

2026年6月23日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

ニューヨークのSara Japanese Potteryを訪問

カナダ・アメリカ旅の最終目的地、ニューヨークにやって来ました。
作品を販売していただいているニューヨーク、マンハッタンのアッパーイーストサイドにあるお店、Sara Japanese Potteryさんを2年ぶりに訪問させていただきました。
ニューヨークのアッパーイーストサイドと言う、ニューヨークの高級住宅街で器のお店をされて35年になる、落ちついた佇まいのとても素敵なお店です。
お店では、日本の作家の方などを中心に、アメリカの作家の方など、ニューヨークの文化や風土のフィルターを通してセレクトされた、味わい深く存在感のある作品が販売されているように私は感じました。
お店を経営されておられる、上村直樹さんと鬼木久美さんとお会いして、器のこと、ニューヨークのことなどいろいろお話をさせていただきました。
とても楽しく、有意義な時間を過ごさせていただきありがとうございました。

2026年6月22日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

ペンシルベニア日米協会を訪問

カナダ・アメリカの旅。
ピッツバーグにあるペンシルべニア日米協会を訪問しました。
エグゼクティブ ディレクターのAmy Bootsさんをはじめ、協会の運営者の方にお会いしました。
カナダ・トロントでワークショップなどを行ってきたことをお話し、アメリカ・ペンシルベニアとの交流イベントなどがあれば、ワークショップなどで協力させていただくことをお伝えさせていただきました。
皆さんととても和やかな雰囲気で、お話をさせていただき、またいつか、日米の文化交流でお役に立てることがあればと思っています。

2026年6月20日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ

アニメノースのワークショップ担当の方

今回、カナダ・トロント、アニメノース2026のワークショップの運営を担当されていたのはJoyceさん(写真右側)。通訳を担当してくれた友達のFumikoさん(左側)。
ワークショップ担当のJoyceさんは、てっきり男性だと勝手に思い込んでいたら、現地でお会いしたらなんとキュートな女性の方でした。
3日間で50コマ以上のワークショップが開催されているのですが、自らもコスプレを楽しんで奔走している才女。
昨年末にワークショップの英文の企画書とプロフィールを作ってアニメノース運営担当に送ってもらい、実施の許可が下りて以来、担当のJoyceさんと開催日の直前までの5か月、英文メールのやり取りを何度も繰り返しました。
いつも丁寧なメールで本当に細かく行き届いた準備を進めてくださる。
たとえば、仕上げに使うミツロウにつてのアレルギーへの注意喚起は必要ですか?など。
こうしたきめ細かい運営が、30年続くアニメノースの巨大イベントをささえているのだとつくづく感心する。

カナダ・トロントでのワークショップ

カナダのトロント、アニメノース2026で人生初の海外でのワークショップを行う。
英語力がないので友達のFumikoさんに通訳をお願いして開催。
ワークショップは、アニメノースにちなんで海外で人気の忍者の手裏剣を木で作ってペンダントにすると言うもの。
鉄のように黒い黒檀とカナダを象徴するメープルの木を削ってミツロウで仕上げ、2種類の手裏剣を皮ひもに通してペンダントにしてもらいました。
定員の20名は事前にいっぱいに。当日どうしても受けたい方に予備も全部使って満席でスタート。
パワーポイントで手順を説明して開始。みんなさんものすごく真剣に一生懸命取り組んでくださる。そしてちょっと苦労しながらも楽しそうに作業されて、おかげで私もリラックスできて海外でやっていることを忘れそうになる。
最後に全員で出来上がった手裏剣ペンダントを付けて記念撮影。
皆さんとても嬉しそうな顔をしてくれて、感慨無量。
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございます。