工房 えらむ

木の器と手織の工房

工房の四季

環水平アークを見ました

2017年6月6日の午後1時半ごろ、工房の南西の空に「環水平アーク」と呼ばれる虹を見ました。
ほぼ水平の逆さ虹を環水平アークと言うそうですが、このようにはっきりとしたものを見るのは初めてです。
ネットで少し調べてみたところ、上空の氷粒が元になって、太陽の下方約46度に出現して、太陽が46度以上まで上がる場所・時期しか観測出来ないそうです。
2月下旬から10月中旬くらいが出現期となり、観測シーズンは4月中旬~9月中旬くらいとのこです。
なので、時期と条件がそろわないとなかなか出会わない自然現象のようで、運が良かったようです。
初夏の勢いのある樹木に囲まれた工房のすぐ上に現れた水平の虹は、とても美しく幻想的でした。
めずらしい現象ですので、地震の予兆などと言われることもあるようですが、現実的にはほとんど因果関係はないようです。
むしろ、この美しい自然現象が何か良いことの予兆になればいいのですが。


 

 

 

 

 

 

コナラの花

工房の周りに自生するコナラの木の花が、満開の時期が過ぎて、大量に降ってきました。
満開と言っても、桜の花のように華やいだものではなく、細長い10センチぐらいの茶色い房のようなものが葉の根の元に垂れ下がります。これは雄花のようですが、ほとんど花の美しい印象はありません。
雌花は、さらに地味な小さな花で、やがてこの一部がドングリになるようです。
意外とこの小さな雌花の成長をきちんと見ていないので、ほとんど気にとめることなく、ドングリが実る秋を迎えています。
今この時期、大量の雄花が大きなコナラの木から降ってきて、工房の地面を覆いつくします。風に吹かれると、いたるところにひっかかって、ちょっと鬱陶しい気分にさえなります。
降り積もった大量の花は、やがて肥料となって大地を潤すのでしょうか。すぐそばには、昨年落ちてきたドングリから芽生えたと思われる、コナラの芽が出ていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年 工房の桜が満開

2017年、工房の桜が満開となりました。
今年は、全国的に桜の開花が遅れていたように、工房も例年より1週間程度遅い開花となりました。
工房建設のために買った敷地の片隅に、最初に植えたのが桜の木でした。
近所のホームセンターで買った小さな苗木でしたが、10年ほどで4~5メートルの高さになり、しっかり花を付けるようになりました。
ここしばらく寒い日が続いたりして、なかなか冬の緊張感を解くことができなかったのですが、さすがに桜の開花とともに、春モードに身も心も移れそうです。
工房の裏手に植えた、和紙の原料などに用いられるミツマタも、独特の黄色い花をいっぱいに咲かせています。
シロバナタンポポにレンゲ、春本番を迎え、狭いながらも楽しい工房の植物探索についつい仕事をさぼりがちになります。


 

 

 

 

 

 

2017年 春の訪れ

3月に入り、工房も少し春めいてきました。
朝には、工房の周りのいたる所からウグイスの鳴き声が聞こえてきます。
毎日薪ストーブの暖かさを心の支えのようにして、寒さに耐えながら仕事をしていたのに、柔らかく、暖かい日差しを感じると、寒さに耐えていた体の緊張が急にほぐされて、もう春を感じていいのかなと、ちょっと戸惑う微妙な季節でもあります。
工房の周りの落葉樹は、すっかり葉を落として、まだ寒々とした風景の中で、工房の敷地に自生しているアセビの花が満開です。
アセビの花は、春の訪れを感じて開花すると言うより、寒風の2月上旬には咲き始め、今はもう花のピークが過ぎるようとしています。
ほとんど花のない時期に、寒さに耐えながら可憐な花をたくさん咲かせる反面、馬酔木と書く毒性を持った有毒植物と言う、自然の営みの面白さを感じます。
もう3月、頭も体も少しずつ春モードに切り替えていかなければと思います。


 

 

 

 

 

2017年 新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
工房えらむの活動も5年が経過して、活動の場も少しずつですが広がってきました。
今年の最初のイベントは、1月4日から15日まで兵庫県加西市の酒蔵 ギャラリーふく蔵にて陶芸家の渓水窯のご夫妻と「初春を彩るうつわ展」を開催いたします。。
そして、1月は東京での大使館とのアートイベント、東京ドームでのテーブルウェアフェスティバルなど、出品は1点だけですが、新たな場所での展示の機会をいただけたことに感謝して、自身の木の器への思いを提案していきたいと思います。
今年も多くの方に楽しんでいただける作品づくりを目指して、活動していきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

写真の器は「Seed」、種や木の実をイメージした作品。
今年の出発点として、どんな風に成長していけるのか頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

2016年の大晦日

工房えらむも2016年の大晦日を迎えました。
工房の周りの木々もすっかり葉を落とし、冬景色となりました。
やり残したことだらけで、夕方まで未練がましく仕事をしていました。
工房を本稼働して5年を迎えた今年は、いろいろなイベントに参加させていただき、またばたばたと仕事をさせていただいた一年でした。
いろいろな方から、イベントや展示会にお声掛けをいただいて、活動の幅も広がりました。
途中で、激しい腰痛に悩まされダウン寸前でしたが、工房に来られて親しくなった鍼灸師の方に施術していただいて、なんとかハーフマラソンを走れるまでに回復しました。
オーダーをいただいて、どうしても年内に制作できず、来年まで待っていただいたお客さまには、大変申し訳ございませんでした。
この一年本当に沢山の方のお世話になりました。
なんとか、無事に2016年を終えることができそうです。
みなさんに感謝申し上げます。


 

 

 

 

 

 

 

薪ストーブの季節

今日は一日中、冷たい雨が降り続く寒い一日でした。
こんな日に頼りになるのが薪ストーブ。
今年も薪ストーブの季節がやってきました。
隙間だらけの工房ですが、やはり薪ストーブに火を入れると、薪が燃えることで伝わってくる、ほのかな暖かさに、リラックスして作業ができます。
そして、ストーブの暖かさもさることながら、薪が燃える炎が視覚的に暖かくしてくれるのが、なんといっても魅力的です。
火が燃えるのを見ていると、何か気持ちが落ち着いて、ほっこりさせてくれます。
最近では、調理器具も暖房器具も様変わりして、炎を見る機会もめっきり少なくなりましたが、勢いよく薪が燃える様子を見ていると、気持ちが落ち着くのはなぜでしょうか。
太古の時代から、人間は火とともに暮らしてきた、本能みたいなものがそうさせるのでしょうか。

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工房近くのイチョウの木

工房沿いの県道を西へ300メートルほど行ったところに、大きなイチョウの木があります。
秋の深まりとともに、イチョウの葉は、みごとなほど鮮やかな黄色に色づきました。
あまりの鮮やかさに、つい見とれてしまいます。
これを見ていると、自然が作り出す色と言うのは、本当にピュアで、ストレスなく、すんなりと受け入れられる色なのだと感じます。
イチョウの葉と言うのは、すべての葉がほとんど同時に色づいて、ほとんど同時に散っていくようです。
野辺の木の一瞬の出来事ですが、やはり自然の面白さと偉大さを感じずにいられません。

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2016年の秋

地元のアートイベントの参加により、慌ただしく過ごした10月もあっという間に過ぎ、11月に入りました。
工房周辺もめっきり寒くなり、秋の深まりを感じます。
今日は、久しぶりの快晴で、慌ただしさのなかで、見過ごしていた工房の木々の様子も、すっかり秋めいて、輝いていました。
色づいて、散る寸前のサクラとオニグルミの葉が、太陽に透けて、とても美しく見えます。
田舎暮らしとは、ほど遠い、わずかに残る雑木に囲まれた工房でもの作りをしているのですが、それでも自然の移ろいをしっかりと感じ取ることができます。
自然の移ろいほど、面白くて楽しいものはないと、この生活を始めてつくづく感じます。
慌ただしく過ごした10月が過ぎましたが、これからもほとんど時間に余裕のない日々が続くのですが、わずかな工房周りの自然に癒されつつ、楽しく日々を送りたいと思います。

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工房に沢山のキノコ

工房周辺は、ほとんど雨の降らなかった8月に対して、9月は雨の多い月となりました。
そんな少々湿潤な日々のせいか、工房の敷地のあちらこちらから、いろんなキノコが生えてきました。
大きなものから小さなものまで、最近自然に生えているキノコを見る機会が少なくなっているだけに、見ていると楽しいものです。
残念ながらキノコに詳しくないので、名前などはほとんどわりません。
どれも雰囲気的に食用にはならなくそうな印象のものばかりで、食べられるものであれば嬉しいかぎりですが。
自然豊富な高山地帯には、沢山のキノコが自生しているようですが、身近な場所で沢山のキノコが生える姿を見ていると、子供のころ見た絵本のようで、なにかほのぼのしたものを感じます。
現在、9月の工房定期Openをしています。
3連休の初日にかかわらず工房をお訪ねいただいたお客様、ありがとうございました。

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