板皿とアケビの実

今年は工房の敷地に自生しているアケビが、沢山の実をつけました。
サツマイモのような赤紫色をした大きな実が、秋の深まりを感じさせてくれます。
きれいな実だったので、ブナの木で作った長い板皿にのせてみました。
古いブナの木を、少し切れ味の悪いバンドソーでざっくりと裁断し、アクセントとして部分的に和紙を貼って、拭き漆塗りで仕上げています。
板皿は縦14㎝、横88㎝、高さ2.5㎝のとても長くてワイルドな仕上がりですが、野生のアケビの実と相性が合うように思います。
この板皿は、もちろん料理も盛れますが、このようにインテリア感覚で使用した方が面白いかもしれません。