彼谷利彬 乾漆の器展 2015年

神戸三宮そごう百貨店で開催されている、親しくしていただいている漆芸家の彼谷利彬さんの、乾漆の器展を見てきました。
乾漆は、素地も漆と麻布を幾重にも重ね合わせながら製作し、大変根気のいる作業の繰り返しの中から生まれる漆塗り作品です。
彼谷さんは、今年は、兵庫県工芸美術展で大賞、兵庫県展で美術館賞を受賞されるなど、とても意欲的に素晴らしい作品作りをされておられます。
お話をお伺いすると、乾漆だからできる造形や表情を持った作品を作ることを目指して、手間暇を惜しまず、本当に真摯に製作活動をされておられるようです。
そして、作られる作品は、普段使いとしての漆器であることにこだわられ、つや消し漆を用いた、気軽に使える優しい表情になっていました。
神戸三宮そごう百貨店での展示は、11月2日までですが、
11月18日〜24日(10:00〜20:00)まで大阪梅田  阪神百貨店7階食器売場にて展示販売をされます。ぜひご覧いただければと思います。

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2015年11月2日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ