今日は山の日。
登山に熱中していたサラリーマン時代だったら、この時期必ず山に行っていたと思うのですが、今日も工房で仕事して、もう久しく山には行っていません。
元々、山登りに熱中したことが高じて、いつか山や自然とともに暮らす生活をしてみたいという思いから、木の器づくりを始めて脱サラし、今日に至っているのですが、恥ずかしながら、肝心の山にはほとんど行っていない日々を送っています。
細々と続いているのは、山や旅の本を読むこと。
山岳会に所属していたころ、山狂いが3人でシェアしていたマンションを訪ねていったところ、その一室がすべて山の本で埋まっていたのに衝撃を受け、登山に熱中するということは、山の本を読まなきゃいけないのだと、妙に思い込んで以来、山の本をむさぼり読むようになりました。
東京の神田の古本屋で段ボール箱ひと箱分の山の本を買って帰ったこともありました。
かつてお盆の時期は、サラリーマンにとって一番長く山に入る時。夏山合宿と称して山浸りの楽しい日々を送っていましたが、本でお茶を濁しているようではだめですね。