2019年5月18日から19日に開催された、「ひめじアーティスト フェスティバル2019」が終了しました。
私のブースでは、相変わらず作業台を持ち込んで、納期の迫る仕事をやりながらの、出展となりました。これが意外とと公開制作のような効果があって、多くの方から、道具や刳りものについてたずねられたりして、私の作品に興味を持っていただく機会となっていたように思います。
最近、木工ジャンルでは、木の器を出展される方が多くなったのですが、私のように主に漆を使った器を出展する人は、年々減っていく傾向で、今年は本当に少なかったと思います。かと言って、私の漆塗りの器が売れるかと言うと、ほとんどそうでもないのですが、やっぱり漆塗りの器は味があっていいねと言うことばをかけてくださる方々に支えられて、まあなんとかこの路線を中心に頑張って行こうと思う機会になりました。
公園側の事情で、各ブースのテントの固定にペグを打つことができないという事で、テントの固定は各自が用意した重りだけが頼りという、少々不安な中で、時折吹く突風に作品を飛ばされたりしながらも、スタッフの方々の献身的な運営により、とても楽しく有意義な時間を過ごさせていただきました。 期間中は、本当にたくさんの方とお会いし、いろいろな出会いの機会をいただきました。
沢山のお客様、作家の方々、運営スタッフの皆様、本当にありがとうございました