今日2020年1月6日より、所属している公益社団法人 日本クラフトデザイン協会主催の第59回日本クラフト展(公募展)が東京六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで開催されます。
今年は「STORY」と言うテーマで、1月14日まで開催され、私もクラフトデザイン協会会員作品というかたちで作品を出展しています。
私が、日本クラフト展を初めて見に行ったのは、確か1990年ごろだったと思います。
手さぐりで木の器を作り始めた当時は、参考になる木の器を見たいと思っても、インターネットなどほとんど一般的ではなく、作家の個展に行くか、公募展を見に行くぐらいしかありませんでした。
当時日本クラフト展は、東京の松屋銀座店をメイン会場に、その後大阪の阪神百貨店に巡回して来ていたので、阪神百貨店に見に行くのが楽しみでした。
日本クラフト展の会場に展示されている作品は、どれもスタイリッシュで洗練されたものばかりで、とても刺激的でした。
いつか、この会場に自分の作品も並べることができるだろうかと、製作を続け、2001年に初入選することができました。5回の入選の後、クラフトデザイン協会の正会員へ推挙いただいたことから、2007年より会員として活動しています。
会員になると、日本クラフト展への出展は、無審査になるのですが、公募で応募されてくる素晴らしい作品を見るにつけ、私のこんな作品ではだめじゃないかと、自らの作品のレベルを問われる機会になっているのが、正直なところです。
今年の出展作品は、会期終了後にネット公開させていただきたいと思います。
機会がございましたら会場へ足をお運びください。
期間 2020年1月6日~1月14日 11:00~19:00(最終日は17:00まで)
会場 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F