久しぶりに木のぐい吞みを彫りました。
ぐい吞みに使えそうな木があると、いろんな木で思いつくままに、ほぼフリーハンドで彫っていきます。
そして、個々の雰囲気に合った、色あいで漆を塗って仕上げます。
特に、定番的なものがある訳ではないのですが、やはり持ちやすさや飲みやすさを意識して作ります。
もう少し遊び心を感じるぐい吞みにしたいなといつも思うのですが、フリーハンドとは言え、どうも同じような雰囲気になってしまいます。
こんな感じで、長いことぐい吞みを作り続けているのですが、ほとんど手元には残らず、何方かのもとでお使いいただいていることを、とてもありがたく思います。
いつもオーダー仕事などの合間に、気まぐれに作るので、なかなかまとまった数の在庫が出来ないのが悩みです。
外出のままならない日々ですが、口当たりの優しい木のぐい吞みで、自宅でゆったりお酒を味わっていただければと思います。