宮崎興二の4次元ミュージアム展

先日、工房から30分のところにある西脇市岡之山美術館で開催されていた「宮崎興二の4次元ミュージアム展」を見てきました。
アートとサイエンスをつなぐ多面体や多次元のかたちの研究で国際的に知られている、宮崎興二さんの展示会です。
美術館に入ると、「夢幻次元のパノラマ」と名付けられた、独特の視点と感性で制作された作品などで展示会場は、独特の雰囲気につつまれるのですが、これが何とも私には心地良い空間でした。
これまで、いろいろな美術館や個展を見てきましたが、これほど気持ちがリラックスできる独特の空間に誘われたことは無かったと思います。
作品から伝えられること、伝わるもの、表現によってこれほどの空間ができるものかと、いろいろ感じる時間を過ごしました。
私も作品のジャンルは違えど、作った作品を使い手の方へ届ける仕事をしていますが、わずかでもいろんな思いや心地良い感覚を届けることができないだろうかと、思いを新たにしました。
※写真撮影は許可されていました。

2020年12月7日 | カテゴリー : 作家の方々 | 投稿者 : えらむ