栗の木で、4寸の取り鉢を彫りました。
高さ4.5センチ、口径は4寸で12センチ。
取り鉢なので、口径は小さめで、片手で持ちやすくしています。
器の見込みを少し平らにして、入れた料理が、良く見える雰囲気にしています。
木の取り鉢は、シーズン的には、鍋料理での使用は少ないかもしてませんが、熱い具材を取り入れても熱さが手に伝わりにくいと思います。
木の取り鉢は、陶器に比べると少ないですが、それなりにメリットはあるのではないかと思います。
ろくろは使わない、手彫りなので、陶芸で言うところの手びねり感覚の器で、杢目の違いと、いびつな形状を楽しんでいただければと思います。
拭き漆塗りで仕上げます。