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梅型の鉢を彫る
寒い日が続いていますが、2月に入り、もう1ヶ月もすれば春ももうすぐ。
いち早く春の訪れを告げるのは、やはり梅の花。
今年の本格的な展示会も来週にせまり、春の到来を告げる、梅の花をモチーフにした鉢を彫りました。
私は、木の器の製作に基本的に木工ろくろは使用せず、手彫りだからできる器に面白さを感じて作り続けています。
私の作るものは、木工芸品ではなくて、あくまで木製の食器。
木で出来た梅型の器で、料理を美味しく感じ、食卓に彩を添えることができれば、いいなと言う思いで製作しています。
どんな料理も入れられるよう、拭き漆塗りで仕上げます。
2025年 素のかたち4人展
私は、できるだけ新作も用意して臨みたいと思っております。
初日と終日は在廊させていただく予定です。
11:00~17:00 (最終日は16:00まで) 会期中無休


麗しの島台 展
2025年1月27日より2月5日まで、大阪市中央区にありますギャラリーセンティニアルにて開催の「麗しの島台」展に出品いたします。
島台とは、古くから婚礼の儀や客の接待などに用いられた、島の形をした台。
婚礼の際などの縁起物祝い飾りを置く台として、また肴や料理などを盛る台としても使われています。
そんな島台を、ろいろな素材の作り手により自由にアレンジ、表現した作品の展示会です。
私は、個性的な栃の木で島台を作ってみました。
製作中の写真しかありませんが、4つ脚の島台になっています。
作品は展示販売していますので、機会がございましたらご高覧ください。
期間 2025年1月27日(月)~2月5日(水) 12:00~19:00
土曜日と最終日は17:00まで
会場 ギャラリーセンティニアル
大阪市中央区大手通1-1-10
黒田辰秋展を見てきました
京都国立近代美術館で開催中の黒田辰秋展を見てきました。
木漆芸家、黒田辰秋氏の「生誕120年 人間国宝 黒田辰秋 木と漆と螺鈿の旅」と題された展示会は、非常に沢山の展示物があり、大変見応えのあるものでした。
これまで写真や本でしか見たことの無かった作品の実物を目の当たりにすると、どの作品からも発せられる存在感、重厚感に圧倒されます。
どうあがいても、氏の作品に近づくことはできませんが、木の表現の仕方、デザイン、造形、木工、漆工の技術、どれを取っても私にとってバイブルのような存在。
私の作品などまったく比較にならないレベルですが。
展示会場の写真撮影はできませんので、展示作品の写真はありませんが、購入した展示会の図録は340ページもあり、大変しっかりした装丁で、ずしりと重いのですが、税込み3000円と言うリーズナブルな値段で私のライブラリーに加わって、しばらく眺めて楽しみたいと思います。
小野職人商談会が終了しました
2025年1月18日(土)に、兵庫県小野市にあります小野市伝統産業会館で開催されました、「兵庫小野 職人商談会」が終了しました。
兵庫県小野市の地場産業として全国的に有名な、のこぎり、鎌、はさみ、そろばん、園芸用品や家具などの作り手の方の地域ブランドPR・商談会と展示販売を目的とした催しに、小野市で活動する、手作り作家も紹介いただく機会として出展させていただきました。
とりわけ地元の方に、私の活動や作品を知っていただく機会となり、また商談のお話もいただくことができました。
地元でありながら、なかなかお話させていただくことのない、多くの作り手の方と交流させていただくことができ、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
会場に足を運んでいただいた皆様、企画いただきました商工会議所の方々、運営に携わっていただいた方々には、大変お世話になりありがとうございました。