カフェトレイの出来上がりと塗装

先日、幼馴染が工房を訪ねてくれて、 来年の年明けに予定している中学校の同窓会にお出でいただく先生方への記念品を作ってほしいとの依頼を受けて作っていた、カフェトレイが出来上がりました。
栗の柾目の木を彫って作りました。
ひとりサイズにすると少し大きめかなと思いますが、お盆など多用途に使えるものとして、少し大きめに作りました。
塗装については、オイル仕上げとしますが、最近気に入って使っているのが、ウレタン含有の植物性オイル。キャピタルペイント株式会社の NA-6オリオ2と言う食品衛生法適合塗料を塗布する予定です。
塗布してもほとんど塗膜をつくらないので、オイル仕上げのみの場合とほとんど変わらない自然な仕上がりで、ウレタン成分が浸透しているので、栗の木などにできやすい輪染みや、食品の染みなどが付きにくく、匂いもうつらないのでトレイなどには最適です。
洗浄やメンテナンスもし易く、経年で使用すると、オイル仕上げのみと同様に、木の色の変化も楽しむことが出来ます。

栗の木のカフェトレイ

 

 

 

 

 

 

2017年11月27日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

記念品のカフェトレイをつくる

11月の工房Open日に際しましては、県外のお客様をはじめ、沢山の方に工房へ足を運んでいただきまして、大変ありがとうございました。
その中で、思いがけず幼馴染が工房を訪ねてくれました。
来年の年明けに予定している中学校の同窓会の幹事をしていて、お出でいただく先生方への記念品を作ってほしいとの依頼。
私が同窓会の出欠はがきに、近況として、脱サラして木の器づくりを仕事にしていることを書いたことを見て、幹事会で相談して依頼に来てくれました。
遠方から来られる先生も多いので、あまりかさばらないものがいいとのことで、相談の結果、栗の木でカフェトレイをつくることにしました。
もう残すところ1ケ月少々、さっそく作業にかかりました。
工房の窓から見る木々も色づいて、秋から冬への移ろいを感じます。
もうかなりのご年配になられた先生方に、ゆったりとお茶のひと時を楽しんでいただけると嬉しいなと思います。
大変ありがたい依頼に感謝です。

木のカフェトレイ木のカフェトレイ

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年11月22日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

入れ子の角鉢をつくる

栗の木を彫って入れ子の角鉢をつくりました。
厚さ3.5センチ、4.5センチ、5.5センチの角鉢3個がすっぽりと収まる入れ子鉢です。
入れ子にすると収納がかさばらず、漆塗りにしますので、用途に応じていろいろな場面で使えるので便利です。
丸い入れ子の器は比較的あるので、手で彫ることをメインにしているので、角鉢にしましたが、1セット作るのに3個彫らなければならないので、なかなか時間がかかります。
拭き漆塗りで仕上げ、阪急百貨店うめだ本店 10階 SOUQ暮らしのアトリエにて販売中です。
写真は、木地の状態のもので、漆塗り前のものです。

入れ子の木の角鉢

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐい吞みをつくる

年末やお正月がが近づくと、よく制作させていただくのがぐい吞み。
栗やけやきの木を手で彫って作ります。
厚みと口径を決めたらほとんどフリーハンド彫っていきます。
フリーハンドと言うのは、制約がなくて気軽に彫れそうなのですが、一発勝負みたいなところがあって、なかなか思いを反映できなくて難しいところがあります。
うまく出来ないこともあれば、思いがけずいい感じになることもあり、そこがフリーハンドの面白さかもしれません。
現状は、納期の関係上すでに予定数のぐい吞みは彫り上げて、漆塗り作業中のものから、すでに納品して販売中のものもあります。
納品済みのものは、阪急百貨店うめだ本店 10階 SOUQ暮らしのアトリエにて販売中です。
木のぐい吞みで、年末年始のひと時を、楽しんでいただければ嬉しいなと思います。

木のぐい吞み

 

 

 

 

 

 

2017年11月10日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

お正月用の豆皿づくり

年末が近づくと、お正月用の作品の依頼をいただくことがあります。
今回は、これまで作ってきた栗材の豆皿の漆塗りバージョンです。
少し華やいだ食卓コーディネート用に朱色と黒色の漆を塗った豆皿を作ります。
まずは木地となる豆皿の彫り作業から。
現状は、納期の関係上すでに予定数の豆皿は彫り上げて、漆塗り作業に入っています。
小さな豆皿をたくさん漆塗りをしていく日々が続くのは、思いのほか疲れる作業です。
また、色漆を使うので、発色にもかなり気を使います。
それでも、これまで作っていたオイル仕上げの豆皿とは、またちがう趣の豆皿ができましたので、皆さんに楽しんでいただければ嬉しいなと思います。

木の豆皿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年11月8日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

いろいろなお盆を彫る

ほとんど同じ時期に2つのお店から、いろいろなお盆の注文をいただきました。
それぞれ大きさや形、用途の違うお盆ですが、日頃制作しているものと言うことで、栗材で厚みが20ミリ、拭き漆塗り仕上げと言う点は同じです。
やっと全部彫れたので、いろいろなお盆を並べてみると、何となくおもしろく感じます。
漆塗りの色合いも、それぞれ微妙に変えていく予定です。
木地が彫り上がると嬉しくて写真を撮っているのですが、漆が塗り上がるとほっとして、納品の方に気が行ってしまって、完成品の写真を撮るのをすぐ忘れてしまう日々です。
後日のブログには、出来上がりをうまく紹介できればいいのですが。

 

 

 

 

 

2017年10月13日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

楠の大鉢を彫る

楠(クスノキ)で大きなだ円鉢を彫りました。
厚さ約20センチ、長さ約65センチの大きなもの。
もう20年ぐらい前に買った大きな楠の角材の一部。24センチ角で長さ2メートル近いもの、こんな角材なかなか手に入らないと衝動買いしたものですが、当時はまだ乾燥は十分ではなかったので、一人では持ち上げられず、移動させるだけでも大変でした。その後なかなか出番がなく倉庫の片隅に眠っていたものを引っ張り出してきました。
さすがに20年も経つと十分乾燥して、なんとか一人で動かすことができるまでになりました。
大きな節もあり、杢目もかなり暴れた材ですが、それなりにワイルド感があって、気分の赴くままに、ほとんどフリーハンドで彫りました。
最近は、こまごましたものを作ることが多いので、よく乾いた楠をぐいぐいストレスなく彫っていくのは楽しいものです。
節穴のある鉢ですが、収穫した野菜や果物をワイルドに入れるのも面白いかもしれません。


 

 

 

 

 

 

2017年8月19日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

大人の工作

夏のお盆の前後には、およそ10年近く幾人かの友人の子供たちが私たちのところへやって来て、夏休みの工作づくりをしていたのですが、さすがに子供たちが大きくなって、工房へやってくる子もいなくなりました。
そんなお盆の日に、せっせと大人の工作をやっています。
 私が参加している、兵庫県小野市のアートを盛り上げようと活動している「アートプランおの」が、8月26日~9月2日に実施するイベント「草原上の造形 40と20枚の板」のプロジェクトの作品作りを始めました。
1×4材(9×183×2㎝)と呼ばれる建材を40枚もしくは20枚使って、10組の参加者がモニュメント、インスタレーション作品を兵庫県小野市の「ひまわりの丘公園」にて公開制作と展示を行うこというものです。
8月26日と27日に現地にて公開制作をする予定ですが、さすがに2日間だけで完成させるのは、難しいので、あらかじめみなさん制作準備に入っています。
私も、お盆休みだからいいかと、仕事を置いておいて、アート作品の制作をしています。
このアート作品は、作っても全く収入にはなりませんが、お金とは関係のない大人の工作は、なぜかとても楽しい時間です。


 

 

 

 

 

 

2017年8月14日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

漆塗りのしのぎ鉢をつくる

栗の木でシンプルな7寸のしのぎ鉢が出来上がりました。
厚さ5センチで、直径21センチの鉢にしのぎと呼ばれる彫り溝を丸のみで器の側面に彫り込んだ鉢です。
比較的使いやすい大きさと深さを少し意識してつくりました。
鉢には、しっかりと漆を拭き漆塗りをしています。栗の木の杢目を生かしながらも、杢目が目立ち過ぎず、料理が映えるように、少し漆を黒めにして塗っています。
漆塗りをすると、汁物や熱いものなど、どんな料理も盛ることができ、使用後の洗浄も大変楽で、使い勝手も良くなります。
漆には、抗菌作用がありますので、高温多湿のこの時期も多用途に使えるのではないかと思います。

しのぎ鉢 栗の木

 

 

 

 

 

 

2017年7月28日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

ひとり盆を彫る

栗の木で長方形のひとり盆を彫りました。
26センチ×16センチ、厚さ2センチの小さな一人用のお盆です。
漆を塗って仕上げますので、小さなトレイとしても、直接料理やお菓子を盛りつけるお皿としても使っていただけるようにしています。
栗の木を使っていますが、小さなお盆とは言え、反りや歪みが出にくいように、出来るだけ目の積んだ柾目の板を使っています。
このような材料だけを求めようとすると、なかなか難しいので、栗の木に関しては、親しくしていただいている、大阪市西区の栗の木を中心とした老舗の材木店、橘商店さんで購入しています。
吟味された良材は、歩留まりも良く、狂いもなく助かります。
私は、あまり機械を器用に使う方ではないので、ほとんど手彫り中心の作業です。それもほぼ丸のみだけで彫っています。
写真のお盆は、一日ですべて彫った訳ではありません。何日かかったのかは恥ずかしいのでナイショです。

栗の木のお盆栗の木のお盆

 

 

 

 

 

 

2017年7月19日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ