栗の木でお盆を彫る

2025年の仕事始めは1月2日の午後から、もっとゆっくり体を休めることも重要と考えてはいるのですが、如何せんお待ちいただいている仕事や、年明けに予定されている展示会の準備やらで、なかなかゆっくりもしていられず、早々に仕事モードに。
今まで無理をして体調を崩す苦い経験をしているので、仕事と休暇のバランスを取りながらやって行かなければと思っています。
栗の木でお盆を彫りました。
なかなかきれいな杢目の木に出会うことが少なくなったので、自然が作り出す味わい深いの杢目を生かすには、木を小さく切り刻まないで出来る作品を作りたくなります。
そんな理由で、今回はお盆にしてみました。
人工的には出来ない杢目の表情は、やはり魅力的です。
この杢目をさらに味わい深く見せるために、拭き漆塗りで仕上げます。

2025年1月6日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

2025年 新年明けましておめでとうございます

2025年 新年明けましておめでとうございます。
昨年は大変多くの方にお世話になり、本当にありがとうございました。
工房のある兵庫県小野市は、快晴のもと穏やかな新年を迎えました。
今年も自然と歩調を合わせながら、気負わずじっくりと作品作りに取り組んでいきたいと思います。
そしていろいろな角度から工房えらむの作品を提案させていただき、多くの方とともに活動を楽しんでいきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

写真は、栗の木を彫った丸盆と朱漆塗りの鯛の豆皿。

木製料理用バットを彫る

クルミの木を彫って、料理用のバット(Cooking bat)を彫りました。
ほとんど丸ノミを使って、彫跡もそのままにざっくりと彫り上げています。
いろいろな料理や用途に使えるように、大小5種類のバットを作りました。
塗装は、食品衛生法に適合したウレタンオイルで塗装していますので、耐水性もあり、水分の多い料理なども問題なく使用できます。
用途的には、料理に限らず、カトラリーケースや小物入れとしても使用できるかと思います。
使い方は自由で、組み合わせると面白いテーブルコーディネートが楽しめそうです。

2024年12月27日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

ケヤキ大皿の仕上がり

ケヤキの大皿の拭き漆塗りを終えて仕上がったものです。
丸いお皿ですが、木工ろくろは使用せず、手で彫って、仕上げは四方反りの豆鉋を使用して仕上げています。
この真円ではない丸い皿、手彫りと鉋仕上げの手の跡のテクスチャーを生かすため、拭き漆塗りの色を微妙に調整しながら仕上げました。
なんとか、意図した雰囲気に仕上がったと思います。
お皿の端に、節のような小さな欠けがありますが、これも自然の表情を付け加えてくれているように思います。
この作品も、2024年11月21日(木)~26日(火)まで神戸三宮駅地下街のさんちかホールにて開催の「第16回 くらしの工芸展」に出品予定です。
機会がござましたらご覧ください。

第16回 くらしの工芸展
[会期]
2024年11月21日(木)~26日(火)
10時から20時まで(最終日18時時まで)
[会場]
さんちかホール(三宮地下街さんちか3番街内 神戸三宮駅より徒歩1分)
2024年11月18日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

ケヤキの大皿の製作

ケヤキの大皿を製作中の様子。
私は、丸い皿も木工ろくろは使用せず、手で彫って製作します。
いつもは、仕上げはノミ跡を残したものが多いのですが、ざっくりと鉋で仕上げたテクスチャーも味わい深い表情があるので、四方反りの豆鉋を使用して仕上げました。
ケヤキの美しい杢目と鉋仕上げの表情を表現するために、拭き漆塗りで塗装します。

2024年11月16日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

ハイジのお椀その2

以前、親しいお客様から、ハイジのお椀を作って欲しいと、ご注文をいただき、その時は、実用性を勘案して漆塗りのお椀をお渡ししたのですが、再度ハイジのお椀のご注文をいただきました。
今回は、より忠実に再現したハイジのお椀をお作りすることに。
ハイジのお椀とは、1800年代後期のスイスの物語、アルプスの少女ハイジが使っていたであろうお椀。
とは言え、イメージされるのはアニメに登場してくる、食事シーンのお椀のことだと思うのですが、どんなものが本当のハイジのお椀かは定かではありません。
多分、グリーンウッド的な手法で作られた白木のお椀だと思うのですが、私は、栃の木を手で彫って作ってみました。
お客様から頼まれたのは、お椀だけでしたが、せっかくなので私がイメージで作ったスプーンをプレゼントすることにしました。
正解のないファンタジーな器作り、こんなオーダーは、なぜかとても嬉しくなります。
オーダーいただいたお客様からは、このお椀を来られたお客様にお出ししたら、ハイジの椀のようですね、と仰ったとのことでした。

2024年10月23日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

静かな器

栃の木で大きなお皿を作りました。
縦約40㎝、横30㎝の大皿です。
特に、器そのものの自己主張は求めず、静かに自然な表情を伝えるシンプルなお皿にしました。
仕上げも、ナチュラルな表情としながらも、しっかり料理の盛れる塗装として、食品衛生法に適合したウレタンオイルを塗布しました。
仕上がりは、ほとんど塗装感がありませんが、水分にも強く、匂い移り、色移りを気にすることなく、どんな料理も気兼ねなく盛り付けることができます。
大きなお皿なので、収納には困りますが、そのままテーブルの上に置きっぱなしにて、買ってきた野菜をのせたり、季節の果物を入れたり、時にはドライフラワーを置いたりして、楽しむのも良いかと思います。
静かに食卓を彩るお皿です。

 

2024年10月11日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

ぐい吞みを彫る

栃の木でぐい吞みを彫りました。
最近は、日本はもとより、海外でも日本酒ブームとあって、ぐい吞みの需要も増えているようです。
ぐい吞みは、陶器が主流でしたが、最近ではガラス、金属、木製のものも増えてきました。
栃の木の少しクセの強いところを彫ってみました。
漆を塗って、できるだけ味わい深い雰囲気に仕上げたいと思います。
どのような味わいになるか、薪窯で焼く陶器のような楽しみがあります。

2024年9月28日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

八角八寸皿

栗の木で、八角形の八寸皿をざっくりと彫りました。
八寸皿なので24センチ径で、厚さは3センチ。
拭き漆塗りで仕上げますので、どんな料理も入れられるようになります。
器の見込み部分は、平らにしていますので、いわゆる懐石料理の八寸の盛り付けにも使用できそうです。
八並びで縁起の良い器になれば、楽しいかなと思います。
陶器とは一味違った、木の食器の良さを楽しんでいただければと思います。

2024年9月17日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ

隅入りのお皿を彫る

栗の木で、長方形の隅入りのお皿を彫りました。
縦26㎝、横16㎝、厚さ2㎝サイズで、小盆としても使用できます。
栗の木の素朴さと、ざっくりとした彫り跡の掛け合いのような雰囲気が、面白いかなと思います。
杢目を生かした、少し黒っぽい拭き漆塗りで仕上げる予定です。

2024年8月16日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ