最近は、海外で日本茶や抹茶を飲まれる方が多くなったようで、日本の茶器やお盆に興味を持たれる方も増えているように感じます。
日本では、お盆はどちらかと言えば器を運ぶための道具として使われることが多いようですが、海外ではお盆は、日本の文化や風情を感じながらお茶を飲むための、背景をつくる道具として用いられているような印象があります。
小さなお盆のなかに日本の詫び寂びのような風情を感じながら、より深くお茶を味わうための道具としてのお盆の役割もとても面白いと思います。
私も数年前から、ヨーロッパ方面の日本茶カフェで使用されるお盆を作らせていただいています。
より日本の自然や風情を感じてもらえるようなお盆の製作を意識するようになりました。
さまざまな表情の栗の木などを彫って、私は緩やかに日本を感じてもらえるお盆ができればいいなと思っています。

