工房の敷地の隅に植えた、ミツマタの花が咲いています。
やわらかい黄色い花が、春の風に揺れています。
ミツマタは、日本の自生種ではなく、1600年ごろ、中国から紙の材料として移植され、栽培されてきたものと言われています。
枝が3本づつ出て、三つ又に分かれるところから「ミツマタ」と言われるそうですが、 その名のとおり、枝が三つに分かれ、花も三つずつ咲いている姿が愛らしく感じます。
ミツマタの苗をいただいたのは、小野市周辺の野山や山野草に詳しい、お年を召した知人の方から。
工房の雰囲気がいいと気に入っていただいて、原付カブに乗って、自宅で育てた野草を持って来てくださいました。
久しくお会いしていないのですが、お元気いらっしゃるといいのですが。