星野 尚 タラセアの世界展 と 三木金物まつり

工房の隣町の三木市で今日、明日開催の三木金物まつり2014に行ってきました。
木工をしている者にとって、良い道具に出会うことは、いい作品作りをして行く上で、とても重要なことです。
そう言った意味では、三木金物まつりは、三木市の大工・木工道具のほとんどのメーカー、鍛冶屋さんが勢ぞろいして、素晴らしい道具を見つけることのできるイベントです。
素晴らしい道具は美しく、いつまで見ていても見飽きないものです。

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三木市の兵庫県立三木山森林公園内にある森の風美術館で開催されている「星野 尚  タラセアの世界展 無着色自然木・象嵌絵画 34年の歩み」を見てきました。
タラセアとは、チーク、桜、ケアキ、縞黒檀など80種類ほどの木々を1cm位の厚みに切り、着色しない自然の木の質感や色彩を組み合わせて埋め込み象嵌の手法で描かれた木の絵画のスペインの呼び名です。
星野尚氏は、スペインのコルドバ国立美術専門学校でタラセア技法を学び、以来34年間この技法により絵画を制作してきました。
2013年1月より3か月間、スペイン・ルセナ市主催により、サン・アナ宮殿で個展を開催し好評を博しました。世界でも数少ないタラセア作家として日本とスペインで活躍しています。(以上パンフレットより)
これまで木の象嵌による絵画作品を見たことはありますが、初めて見た星野氏の作品は、木の個性を生かした、独特の表現、用い方、そして絵の奥深さに感動しました。

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