小鉢を彫る

栗の木で5寸径の小鉢を彫っています。
4月下旬から5月中旬まで、展示会が続き、その後も色々な方が工房へお見えになったりと、ばたばたと過ごしていましたが、最近やっと落ち着いて、製作モードに戻って来ました。とは言っても作品の製作スピードの遅さは、相変わらずです。
4センチ厚の栗の木を、15センチの円を基準にフリーハンドで下書きをします。意外とこのフリーハンドと言うのが、思うようにいかなくて、自然なラインにはなかなかなりません。
15センチ径ともなると、少し電動工具で荒彫りできるので、それから丸鑿で彫っていきます。フリーハンドのラインも丸鑿でざっくりと彫りながら、また調整しながらの製作です。
このような仕事は、数を作ることで、自然な美しい作品が出来るようになるのではないかと思います。そういう意味では、まだまだもっと作品を作り込まなければダメではないかと感じています。

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2015年5月23日 | カテゴリー : 作品づくり | 投稿者 : えらむ