栃のだ円皿を彫る

1月22日から24日まで地元小野市で開催される、彫刻家、画家、写真家の方との合同展「アートプランおの展覧会」に向けて、何か新作をとぎりぎりまで製作していました。
かなり暴れた栃の板、割れ、入り皮、節ととても上質な板とは言えないけれど、何か引き寄せられるものがあって、買った板。だ円の皿に彫りました。
そんな個性的な板と対峙しながら彫るのは、とてもたのしい。
出来上がりが、どうなるのか?どうなっていくのか?彫って見ないと判らない。
木は、とりわけ個性のあるマテリアルだと思うので、素材との一期一会を楽しむ作品作りがあってもいいのではないかと思います。
先日、地元の新聞社より「アートプランおの展覧会」の事前取材を受けました。それぞれ作品を持ってきてくださいということだったので、私はこの皿を持参しました。
アートと言えるのかどうか判りませんが、私なりに木のある暮らしは楽しい、優しい、面白いを表現したいと思います。

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